Monthly Archives: 5月 2012

わらびの煮物


わらびも今が旬。あの少しヌルッとした食感が美味しいですよね。アク抜きには、灰が必要ですが、わらびと共に届くので、ありがたいです。

湯がき過ぎてズルズルになってしまった、とよく聞きます。「湯がく」と言っても、青菜を湯がくようにしてはダメです。わらびが十分つかる大きさの鍋を用意し、沸騰したお湯にわらびを入れます。火を止めて、灰をまぶし、そのまま一晩おいておきます。ぐらぐらと炊いて湯がかなくても大丈夫、アクはちゃんと取れます。

上手にアク抜きをして、美味しい煮物や和え物を作って下さいね(^_-)-☆ by ichi

ロレックスのスプーン


岡山のアンティークカフェのがみさんで珈琲を頼んだところ、出てきたスプーンが少し変わっていました。さじの部分に絵が入っており、小振りですが、厚手で重量感があります。十字のスイス国旗も刻印されており、スイスアーミーナイフのようです。

で、最後に気付いたのが、ROLEXの文字(右写真クリックで拡大)。えっ、ロレックスって、時計専業メーカーのはず。スプーンも作ってたの?調べると、「ヨーロッパ最大級のロレックス正規代理店・ブッフェラーで購入した人のみが手に入れられる、激レアスプーン」、つまり、ノベルティグッズだそうです。

もっとも「激レア」の割に、一般の通販でも入手可能(^^;;。価格は6本セットで10,500円(→こちら。半額以下のディスカウントショップあり)。スプーンとしては高価ですが、これを買えば、「我が家では(小学生の息子も含めて)全員にROLEXを持たせているよ、ハハハ…」てな感じで、堂々と?自慢できます(少なくとも、ウソではない)。話のネタに1セット如何でしょうか?(^_-) by dan

祝婚歌(続婚式 その2)


続婚式への参加を申し込んだところ、事務局から案内が届きました。その中に、「祝婚歌」(吉野弘作)という詩のコピーが同封されていました。夫婦間だけでなく、どんな人とのお付き合いにも、通じるかと思います。長い詩ですが、ご紹介します(^^) by ichi

■祝婚歌/しゅくこんか 吉野弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

※dan 補足 このサイトに引用されていた吉野氏の発言より、著作権者の同意が得られているものと判断し、全文掲載させて頂きましたm(__)m

イチローとイチオシ/整骨院の話


マッサージあるいはアロマテラピー関係の店舗がこの数年で随分増えました。飽和状態に達したのか、最近、街中で存在感を増しているのが、整骨院です。

右写真は、その一つ、「イチロー整骨院」。野球のイチローとは無関係だと思いますが、ちゃっかり名前を拝借したという印象です(←違っていたら、ゴメンなさい)。サイトで確認すると、今のところ、2店舗しかありませんが、FC展開を考えているようです。

二枚目の写真は、大東市にあった「イチオシ整骨院」。実際の評判なぞ関係ないと言わんばかりの自画自賛的ネーミング。そして、facebookの「いいね」アイコンを思わせるロゴマーク。なんだかなぁ、と思ってしまうのは、私だけでしょうか?(^^;;。こちらもFC展開中。

クリーニング屋さんがほとんどFC店になったように、あちらこちらでイチローやイチオシを目にする日が来るかもしれません(^^) by dan

続婚式(ぞっこんしき)


あれは確か1月だったと思います。坂田先生の奥様からいただいたお葉書に「4月に岡山で続婚式があります」とお誘いをいただきました。

続婚式とはどんなものかも分からず、でも久しぶりに坂田先生ご夫妻にお会いしたいし、またちょうどその日が私たち夫婦の結婚記念日に当たるので、良い記念になるかなと思い、参加させていただくことにしました。

岡山の後楽園の中にある、鶴鳴館(右写真)にて、参加者は60名程でした。ご夫婦で参加されている方、1人参加の方や独身の方もおられました。坂田先生のお話から始まり、その後お弁当(野菜食堂こやま謹製。下写真、クリックで拡大)をいただきながら、尺八・琴・シンセサイザーの演奏、そして参加者全員の自己紹介と進んで行きました。

どんな夫婦でも、たとえ傍目には仲良くステキな夫婦に見えても、お互いの努力や辛抱はあるはずです(しっかり頷いている方がおられるような…笑)

皆さんの自己紹介で、それぞれのご夫妻の歴史や、夫婦模様が垣間見られ、面白かったし、諸先輩方のお話は、とても勉強になりました(^^) by ichi

タケノコ泥棒の話


昨日の「若竹煮」を受けて、筍の話です(^^)。岡山後楽園には様々な植物・樹木が植えられており、その一つに「竹」(=竹林)もあります(下写真)

写真をよく見ると、竹と竹の間に黒っぽい棒状のものがニョキニョキ生えていますね。旬を過ぎた?筍(タケノコ)です。普通、大きくなる前に盗られますが、さすがは後楽園、そのような不行き届き者はいません(^^)

一方、こちらは豊中市の服部緑地にあった看板(右写真、クリックで拡大)。竹林が多く残るこの一帯は、昔からタケノコの盗掘が多い為か、こうした立て看があちらこちらにあります。

ひったくりと同じく、タケノコ泥棒も大阪府が全国ワーストワンだったりして…(^^;; by dan

若竹煮 その1


筍を食べていると、春を食べてるって感じがします。「竹かんむり」に「旬」と書くくらいですから、めいっぱい旬を感じるのでしょうか。

黒柳徹子さんの子供時代の話「窓際のトットちゃん」に出てくるエピソードに、(彼女が通っていた)ともえ学園の校長先生が児童の親に、「お弁当には、海のものと山のものを入れてあげて下さい」と言っておられた、という話があります。(古い記憶ゆえ、間違っていたらごめんなさい)。若竹煮はまさに海のモノと山のモノの組み合わせです。心がけたい食べ物の組み合わせ・バランスです(^^) by ichi