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藤城清治展 at 奈良県立美術館


影絵作家・藤城清治さんの個展「光のメルヘン展」が、奈良県立美術館で開催されています。光と影のファンタジーの世界にどっぷり浸りました。平日に行ったので、わりとゆっくりと見れました。200枚を越える展示は、かなりのボリュームです。一枚の絵に対する藤城さんの思いや説明文などを読みながら、一巡すること約2時間。メルヘンの世界あり、奈良の描写あり、被爆地広島や震災後の東北を描いた作品もありで、見応えのある展示会でした。

藤城さんの絵には、よく「こびと」が出てきますが、説明書きに「こびと」と書いてあるのが「こいびと」に見えたりして、きっと藤城さんにとって、どの小人も恋人のように愛おしい存在なんだなー、と勝手に想像しております。92歳にして今なお創作意欲を持ち続け、書き続けておられる藤城さんに脱帽!絵を通して伝えたいことが、まだまだ沢山あるのでしょう。さて、私は、料理を通して、何を伝えたいのかな…(^^)  by  ichi

会期は7月3日(日)まで。5/28(土)には藤城清治さんが来館され、サイン会もあるそうです。この機会をお見逃しなく!

必見!薬師寺・西塔の「釈迦四相像」


今、薬師寺の西塔で「釈迦四相像」が公開されています(→こちら参照)。釈迦や弟子達の群像が登場する「成道」・「転法輪」・「涅槃」・「分舎利」という4場面で構成されたブロンズ製のレリーフで、薬師寺・大講堂の釈迦十大弟子の制作者である 中村晋也氏 によって、今年の6月に奉納されたばかりなのでご存知ない方も多いでしょう。

薬師寺といえば、薬師三尊像といった伝統様式の仏像の印象が強烈なだけに、仏教がモチーフとはいえ、西塔の内部に現代美術が奉納されるのはどうなんだろうか?と正直思っていました(大講堂・釈迦十大弟子<右写真> の印象が今ひとつ薄かったせいもあります)。というわけで、先日、薬師寺に行った際も、期待度は低いまま、西塔の内部に入りました(苦笑)

ところが、実物を目にしてビックリ。初層(1階)の間に安置された作品はとんでもない代物でした。高さ3.1メートル、幅4.7メートル、奥行き1.5メートルの大レリーフが4面組み合わされた、総重量13トンの巨大作品だったのです(下写真各々クリックで拡大)。ちなみに、薬師寺のサイトにこのような数字は出てきません(^^;;

大きさだけではく、その芸術性にも圧倒されました。ロダンの「地獄の門」に匹敵する大傑作かも…。製作期間7年というのも納得。西塔に現代のブロンズ像はあわないと決めつけていた己の不明を恥じました。作品奉納時の報道(例えば、産経フォト 2015.05.11)にきちんと目を通していればよかったと反省しきりです。今回の特別公開は2016年1月3日まで。この機会をお見逃しなく!(^_-) by dan

ご参考 (非常に勉強になります。写真も美しい)
橿原日記(平成27年6月6日)>釈迦の生涯を表す壮大なレリーフ「釈迦八相像」、うち四相を西塔に安置

奈良県立美術館/11月の画像


当サイトのヘッダー(ページ先頭に表示される横長の画像)は、ほぼ月一回の頻度で更新されます。ところが、皆さんの目に触れるのが年一回であるのをいいことに、実は同じ画像を使い回しています。例えば、昨年までの「11月の画像」は信貴山の紅葉でしたが(→2012/11/06 参照)、写真の出来がイマイチなので差し替えなくては…と思いつつ、3回も(つまり2年間)使っていました。

今回、その「11月の画像」を久々に更新したので、ご紹介します。上の2枚の写真は奈良県立美術館で撮ったもの(各々クリックで拡大)。左写真をトリミングして、今月の画像としました。色彩鮮やかで精細感もあり、いい感じです(自画自賛^^)

ちなみに、写真は3年前の蔵出し画像です(今年の紅葉と勘違いされた方、スミマセン)。あと、右写真をよく見ると、ichiが写っています(写真クリックで拡大)

さて、奈良県立美術館では、「浮世絵版画 美の大世界」が現在開催されています。期間中、前期と後期で作品がかなり入れ替わるので(→出品リスト参照)、既に行かれた方も、紅葉鑑賞がてら、もう1回足を運ぶ価値はありそうです(^_-) by dan

LINE のスタンプ


いい年をした大人が LINE のスタンプで遊んでいます(^^)。右画像(クリックで拡大)は dan と ichi のやりとり。LINE を始めるまで、無料アプリにお金を出してスタンプを買う人の気持ちが理解できなかったのですが、使っているうちにスタンプの楽しさに開眼!特に、アニメスタンプは動きが愛らしいので、衝動買いする人が後を絶たないのでは…(^^;;

上画像・右上は動く♪靴下にゃんこ、同左下はハローキティアニメスタンプ(ともに100コイン)。現在の二人のお気に入りスタンプです。100コイン=240円という高レートなので、100円感覚でホイホイ買っていると、知らぬ間に結構な金額になってしまいます。気を付けないといけないですね。

後、Y!Mobile のふてニャンや、見た目が猫っぽい?アフラックもよく使います(下左&下中央)。最近、使用頻度が減っていて少々スネ気味の ホワッツマイケル(下右)なんかもあります(^^;;。実は、ichi はイヌ派。なので、わんこのスタンプも欲しい!と言っています。さてさて、どうなりますやら…(苦笑) by dan

Y!Mobile やアフラックのスタンプは無料なのはありがたいのですが、期間限定なのが残念!

「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」 その2


その1 より続く) 「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」が書かれたのは、実は20年以上前。そういえば、当時、著者の中津克己さん宅へ遊びに行った際、NEC のワープロで出力された原稿の束を見せてもらった記憶があります。公私ともに多忙を極めていた時期に、よくぞ書き上げたものです。しかも、前半の一部を出版しただけ、というのだから恐れ入ります。

5月21日現在、Amazon でこの旅行記は在庫切れです(重版中のため、入荷は1ヶ月先になるらしい)。人気ですね(^^)。お急ぎの方は、出版元(文芸社)に直接問い合わせると良いかもしれません(→こちら

90年代前半に書かれたオリジナル原稿は、歳月のフィルターによって濾過され、出版にあたって再び磨かれることで、より上質のものになりました。例えば、ミケランジェロと彼の作品を巡る文章。その臨場感溢れる描写には舌を巻きます(左写真はシスティーナ礼拝堂

時の流れを感じるとすれば、携帯電話やインターネットが出て来ない、関西国際空港も登場しない、といったあたりですが、ほとんどの人は気付かないでしょう。また、この旅行記は、写真に肩代わりさせて説明を端折るという「手抜き」が無く、記録文学としての完成度も高いと思います。その上で、なかつみつこ(奥様)のスケッチが挿入されているため、添え物/補足説明ではなく、絵も作品として楽しめるようになっています(続く) by dan

小休止 ~ 大和郡山の電話ボックス水槽 ~


時季外れ感のある話題で恐縮ですが、以前、電話ボックスを水槽に改造した事例がテレビ番組で紹介されたことがあります。その「電話ボックス水槽」には金魚がゆうゆうと泳いでいました(^^)。先日、ichi が大和郡山に出かけた際に撮ってきてくれたのが、その現物(右写真クリックで拡大)。なかなかシュールな光景です(→こちらのサイトで詳しく紹介されています)。これを見て思い出したのが「テレビ水槽」。今は粗大ゴミ化している?旧式テレビのブラウン管を水槽に置き換えたものです。

早速調べたところ、テレビ水槽の作り方を説明しているサイト(英語)が見つかりました。アメリカ人は DIY で何でもやっちゃいますね(苦笑)。彼らは、日本人なら躊躇する(あるいは発想できない)大胆な改造を平然とやるのですが、これは住宅事情の違いから来ているように思います。「やんちゃ」が許されるガレージのような空間があるかないか…。この差は大きい。考えてみれば、アップルもグーグルも自宅のガレージから始まった企業です(^^)

ブラウン管以外の様々なものを使った変わり種水槽を紹介したサイトもありました。なんと、クルマを水槽にしちゃった例も…^^;;(左写真クリックで拡大)。転用 only ではありませんが、最高にかっこよくて独創的なアクアリウムベスト40選 は写真も綺麗で、眺めていて楽しいです。気分転換にどうぞ(^_-) by dan

GINZA MICALADY in OSAKA その2


その1 より続く) 右写真は、大阪市中央区・三休橋筋のブティック GINZA MICALADY のショーウィンドウにいた猫。窓から半身を乗り出して、外を窺っているという図です。通りから見ると、特段変わったところもないのでそのままスルーしてしまいそうですが、実は猫がいるところには(当然)ガラスがあります(写真クリックで拡大)。「あれっ、ガラスをすり抜けている!?」「ひょっとして、ガラスをくり抜いちゃったとか?」と思いきや…

よく見ると、胴体真っ二つ^^;;。上半身と下半身をうまく組み合わせてガラスをすり抜けているように見せているのでした。上半身を盗まれてマヌケな姿にならないように、首輪には鎖が付いています(下写真左クリックで拡大)。店舗入口上部には下右のようにディスプレイされていて、猫の胴体がアコーディオンよろしく壁の中でグル~リ伸びて右側から頭を出し、インコを狙っているように見えます。意外性に訴えるこうしたディスプレイは、遊び心があって面白いですね(^^) by dan

ひょっとして、GINZA MICALADY の商品紹介を期待されていた方がいらっしゃったら、御免なさいm(__)m

ナスカの地上絵@着物


先日、大和西大寺・ならファミリーの呉服屋さん(東京さが美)で見かけたのが、右の商品。着物の世界には疎いため、ichi に教えてもらうまで、「お召し」という言葉の(本当の)意味が理解できていませんでした(右写真クリックで拡大)

お召し(物)=衣服の尊敬語でしょ?とお思いになった貴方、残念ながら全然解っていません。こちらで勉強下さい(^_-)。それにしても「着物の格付け」だけで、こうも奥が深いとは…(苦笑)

さて、本題。上の着物に目が留まった理由は、その図柄にあります。ぱっと見には普通の紋様、鶴を意匠したデザインに思えますが、なんと「ナスカの地上絵」をそのまま持って来ているのです(左写真クリックで拡大←ひょっとして、単なる手抜き!?^^;;)。歴史も文化も異なる南米意匠でありながら、着物の紋様として全く違和感がないことに感心します。

ちなみに写真右上の「鶴」に見える鳥はコンドル、鞄に隠れている左下の鳥(首がグネグネ長い)はチリフラミンゴとされています。南米(ペルー)の人がこの着物を見て、どのような反応を示すのか知りたいところですが、案外、無視されるかもしれませんね(^^;; by dan