粕汁/Soup with a sake lees base


あっという間に1月が過ぎて行きました。2月は短いので、もっと早いんだろうな。奈良は、日中でも10℃に届かない寒い日が続いています。こんな時は、粕汁をよく作ります。子供の頃は、母が作って出してくれても、大して嬉しくなかったのですが、今は 大好きです。食の嗜好って、変わりますね(^^;;

大根・人参・ささがきゴボウ・蓮根など、根菜類を沢山入れて、あとは こんにゃくやお豆腐…と、何種類もの野菜の旨みを味わうのも良いのですが、今回はもうすこし少ない材料で作ってみました。大根・太ねぎ・人参….大根は、丸大根を使っていますので、とろとろに煮えています。アツアツを、今が旬の野菜たちの美味しさをふうふう言いながら召し上がっていただき、温まってもらっています。ここで、時々質問される「酒粕」について、ちょっと触れておきます。

酒粕の選び方 米と米こうじだけでできているものが、お勧めです。
すり方 つぶつぶを滑らかにするには、擂り鉢でするよりも、裏ごしの方が、滑らかになります。酒粕を冷蔵庫から出しておいて、常温に戻してからだと、すりやすいです。
保存 以前酒屋さんに聞いたら、使い切れなかったものの保存は、ラップに包んで、さらに新聞紙で包み、冷凍すれば良いとのことでした。そしたら、次のシーズンも使えるらしいですが、やはり風味が落ちるように思います。

先ず大切なことは、沢山買わず、できるだけ早目に使い切ること。余ってしまったものは、お味噌汁に少しずつ入れて使って下さい。少量だと、お味噌汁がまろやかになって、それはそれで美味しいですよ。 by ichi

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