Monthly Archives: 1月 2014

繁昌亭に行きました!


繁昌亭(天満天神繁昌亭)に行きました。大阪天満宮の裏手に 2006年に開設された、365日落語が聴ける所です。かつて、あす香が大阪にあった頃、すぐ近くでしたので、なじみの深い懐かしい場所です。今回、西ノ京駅近くで週末カフェ(和三カフェ)をされている友人と一緒に行きました(右写真クリックで拡大)。この日の昼席は、落語が8席と独楽の曲芸、そして漫談と、10人の演者さんで3時間余りの熱演でした。お昼ご飯の後で、時々睡魔と闘いながらも、大いに笑ったのでした。

6席聴いた後「中入り」があり、その後4席の長丁場でした。トップバッターの桂雀太さんが、「これからイヤというほど、聴いてもらいます~」と言っておられたのも、あながち大袈裟ではなく、終わる頃には、少々疲れ気味でした(笑)。でも、やっぱり面白く楽しかったし、大勢の人と共にワーッと笑うのは、気持ちの良いものでした。尚、着物での来場者には、「大入り袋(100円入)」がプレゼントされます(右写真)。また、お誕生日の方にも大入り袋が出ますが、こちらは1000円入り。誰かのお誕生日に繁昌亭に招待して、大入り袋をプレゼントするというのも、なかなか面白い演出かな~、なーんて思うのですが…(^^)

さてさて、本題のお料理は、「小豆と里芋のいとこ煮」です(左下写真クリックで拡大)。小豆と南瓜、あるいは蓮根との組み合わせはよく作りますが、この組み合わせでも時々作ります。里芋の「ぬめり成分」がそうさせるのか、他の組み合わせよりも、小豆がとろりとするように思います。小豆は解毒作用があり、便秘解消や腎を助けたりと薬効が高いので、お惣菜という形でも努めていただきたいものです^_-(→小豆の効能についてはこちら)  by ichi

飛び込み台のような展望台 ~タイタニック気分が味わえる?~


先日、信貴生駒スカイラインをクルマで走っている時に目に入ったのが、飛び込み台のような形をした展望台。「鐘の鳴る展望台」という名前がついています。時間に余裕があったので寄ってみました。駐車場から少し登ったところに展望台があります。案内板によると、標高460m、展望台の高さは12mらしい(右写真クリックで拡大)

鐘の鳴る展望台」という名前がついているのは、展望台の上部に鐘があって、それを鳴らすことができるためです。展望台からの見晴らしは非常によいのですが、山頂だけに吹きさらし状態(下左・中央写真)。その日は強風だったので展望台がゆらゆら揺れて(男の私でも)少しコワい思いをしました。風の強い時は景色を楽しむ余裕がないかもしれません。

飛び込み台のようだと書きましたが、”台”というよりは”板”ですね。空中に突き出た飛び込み板の周りを手すりで囲ったような簡易構造なので、10m程度の高さでもかなり怖いのです。実際、私の後に登った若い女性が、展望台の手すりを握り締めて、へたり込んでしまいました(^^;;。勇気あるカップルはタイタニックのあのシーン(下右写真)に挑戦してみて下さい。まさに山上を滑空しているかのような気分が味わえるでしょう(でも、マジで怖いので、無理しないで下さいね^^) by dan

ゆり根の和え物


2014/01/08 より続く) 庭のロウバイが、今きれいに咲いています。5~6分咲きというところでしょうか。ほんのり香りもしています^^(右写真クリックで拡大)。昨年は、つぼみの段階でほとんど鳥に食べられてしまって、悔しい思いをしました。今年はネットを掛けていたお陰で、無事咲いてくれました。ロウバイの隣では、紅梅のつぼみが膨らんで来ています。厳しい寒さと同時進行で、確実に春も近づいているようです。

さて、お料理ですが、ゆり根とブロッコリーの和え物です。味噌和えにしました(左写真クリックで拡大)。子どもの頃は、茶碗蒸しに入っているあのゆり根が、どちらかというとイヤだったのですが、今は大好きです。土の恵みをいっぱいいただいている滋味豊かなゆり根は、時々いただきたいものです(^^) by ichi

関西のお薦め日帰り天然温泉


スルッと KANSAI おでかけ情報誌「Asobon!」(アソボン)という広報誌があります。各駅・営業所等で無料配布されているので(読んだことがない人でも)目にされていると思います。2014年1・2月号の特集は「沿線ちょいっと日帰り天然温泉」。電車を使って日帰り可能な関西の天然温泉が紹介されています。具体的には以下の8つ。

上方温泉・一休京都本館(城陽市)
塩田温泉・上山旅館(姫路市)
宝来温泉・奈良パークホテル(奈良市)
ふくろうの湯(和歌山市)
高槻天然温泉・天神の湯(高槻市) ※駅近
嵐山温泉湯浴処・風風の湯(京都市) ※駅近
松葉温泉・滝の湯(貝塚市)
南郷温泉・二葉屋(大津市)

上の温泉の多くは、最寄り駅から更にバスに乗る必要があるので(広報誌の趣旨=公共交通機関の利用促進とは異なりますが)日帰りドライブ先として考えた方がよいかもしれません(^^;;。奈良パークホテルは利用条件に制約があって少々きびしかったので(料理とセットで11:30~14:00限定)、上方温泉・一休京都本館に行ってみました。奈良・西ノ京からだとクルマで約50分。高級旅館のような外観・内装です(右上写真)。半日ゆっくり過ごすことができました。お薦めです(^^) by dan

PS 「Asobon!」についているクーポン券を持って行くと(一休さんの場合)次回使える入浴無料券がもらえます。MAX3枚の大盤振る舞い。これは大きいですね~。

若草山の山焼き/さつま芋のきんとん


25日に、若草山の山焼きがありました。あす香のすぐ近くの坂から、バッチリ見えます。この日の夜、ご予約をいただいていたので見れないかなー、と思っていたのですが、お客様が見たいとおっしゃったので、一緒に外に出て、見ることができました。6時過ぎに出てみると、坂道には人が沢山集まって来ています。やっぱり、ここは鑑賞スポットなのです。しばらくすると、花火がボンボンと上がりました。そして、15分程で花火が終わると、いよいよ山焼きです。山肌が赤くメラメラと燃えているのが、よく見えます。黒々としたバックに、真っ赤な炎のコントラストが、とても美しく、力強く感じました。この日は、昼間は3月の陽気で、夜もそう寒くはなかったのも助かりました。来年もお客様と一緒に見られたら良いなぁ、と思います(^^)

さて、今日のお料理はさつま芋のきんとんです。少しのリンゴと、あとは塩を入れただけですが、甘~く仕上がりました。さつま芋は少々手間ですが、裏漉ししています。マッシュしただけでは、こんなになめらかになりません。そして、このなめらかさこそ、きんとんの美味しさかな、とも思います(^_-) by ichi

NHKの壁紙カレンダー 2014


NHKわかやまで、毎年、和歌山県の魅力を紹介する写真のコンテストをやっています(→2012/11/18 参照)。その写真展に行けなかった方も、優秀作品等20数点を NHKわかやまのサイトで見ることができます。右写真が今回の最優秀作品「みかんの花咲く頃」(クリックで拡大)。最近流行りの工場萌え的な一枚です。橙黄色の夜間照明を”みかん”にひっかけた題名が効いていますね^^(撮影場所は有田市。手前に写っているのはみかんの木と思われます)

優秀作品12点がこちらから壁紙カレンダーとしてダウンロード可能です。今年の壁紙はデフォルトでワイドスクリーン対応となり、日付の位置も見直されたので使い勝手がよくなりました。

さて、去年と同様、他の都道府県のカレンダーを探しましたが、やはり見つかりませんでした。日本全国版というべき、NHKワールドが提供している壁紙カレンダーはあるんですが…(左写真はNHKワールドの1月カレンダー。全国から選ばれた写真だけにアマチュアとは思えないレベルの高さ)。なら版って出ないんでしょうか?(^^;;。今年はNHKワールド版(→こちら)を使ってみることにします。 by dan

「菊花かぶら」ならぬ…


滋賀の東近江市に住む友だちの所へ、遊びに行きました。西ノ京から京都経由で、近鉄電車とJRを乗り継ぎ、2時間ほどかかります。大津を過ぎ、目的地の能登川まで、どの辺りからでしょうか、所々雪が積もっていました。なんでも、日曜日(19日頃)に降った雪だとか。奈良も寒かったし、雪がチラつくことはありましたが、その程度。この冬初めて見る雪景色が、ちょっぴり嬉しかったです。お邪魔した友だちは、園芸店をされています。お店で見た「シクラメン」に一目惚れ。即、買って帰ることに決めました。ガーデニングシクラメンと違って寒さに弱いので、キッチンに置いています。色鮮やかなシクラメンをチラチラ見ながら、楽しく料理をしています(^^)

さて、本日のお料理は「”菊花かぶら”です」と言いたいところですが、かぶらではなく、大根で作ったので”菊花だいこん”になります^^(左写真クリックで拡大)。先日、煮物で紹介した、丸大根で作っています(→2014/01/10参照)。菊花にする手頃な大きさのかぶらが無かったので、丸大根で作ってみました。当然かぶらとは違う味ですが、大根の甘味を感じ、十分美味しいですよ^_-(→菊花かぶらはこちら) by ichi

「永遠の0」 ~番外編 その2~


番外編その1より続く) 天才パイロットの宮部久蔵(右写真)は、部下の名前を呼び捨てできない軍人でした。小説によれば、裕福な家庭に育ち、15歳まで幸せな生活を送っています。父親が事業に失敗して自殺、その半年後には母親も病死するという悲劇が重なり、海軍に入隊せざるを得なかったのです。言葉遣いに育ちの良さを感じさせるのはそのためです。

また、宮部は頭脳も優秀でした。一高(現在の東大)に進学するか専門棋士(囲碁のプロ棋士)になるかで真剣に悩んだというのですから、天才の域。小説では、2子の置碁(相手に有利なハンデをつけた対局)でセミプロ級の上官を一蹴する場面が描かれていました。こんな頭のよい、しかも紳士然とした男が、身体能力抜群の凄腕パイロットなのです。「ゴルゴ13じゃあるまいし、そんな人間おらへん!」と思っていました。

ところが、映画を観て、本物の宮部久蔵がいる!と唸りました。山崎貴監督が、宮部は岡田准一以外に考えられないと言っていたわけです。映画「天地明察」(2012年)の安井算哲(碁打ち=天文学者)然り、NHK大河ドラマの軍師:黒田官兵衛然り、若手俳優で、知性を感じさせる役をやらせたら、彼がピカイチですね。NOLTY(能率手帳)のCMなんか、彼のイメージをうまく生かしていると思います。かと思えば、超ひらパー兄さん(左写真)も引き受ける懐の広さ、郷土愛の深さ^^;;。今後の彼の活躍が楽しみです^^(続く) by dan