(その1より続く) 例えば、語義ではなく語順に着目すると、「緻密」という言葉が「血道」と「血みどろ」の間にあったり、「秘話」の後に「卑猥」が控えていたり、あるいは「バブル(景気)」の次に「馬糞」が来ていたり、なかなか意味深な並びになっています^^;;(新明解国語辞典・第七版の場合)。ちなみに第四版では「パブリック」の次に「馬糞」。この20年間で「パブリック・コメント」や「バブル」が新語として追加されたことになります(右写真クリックで拡大)
作家の井上ひさし氏は角川必携国語辞典(高校生向け)を愛用していたそうですが、初~中級向けの学習辞典の方が説明が平易でわかりやすいですね。小学校時代(馬鹿にして?)あまり辞書を引かなかった人ほど、語義の説明を読んで「なるほど~」と目からウロコ的な発見をする可能性大。
先日、国語辞典を買い直したことをきっかけに(またぞろ?)”辞書読み”が復活したので、辞書の話を書いてみました。補足すると、購入したのは机上版(通常版は文字が小さすぎて駄目)。次に買い直すのは、20年後の第十版?となるのかなぁ…。随分先のようですが、この20年を考えると、あっという間という気もします(^^;; by dan