Monthly Archives: 7月 2013

辞書を読む/新明解国語辞典 その1


私の手元にある約20年前の国語辞典は、三段組み頁にチェックマークが入っていたり、あるいは6桁の数字が書き込まれています(例えば、960919)。これは何を意味するかといえば、その段(頁)は全ての言葉に目を通したという印(日付)。辞書を一冊の本とみなして、全頁読破にチャレンジした時の名残です。

片手で持てる国語辞典だと二千頁もないので、一日一頁読めば、数年で読破できる理屈。語彙を増やそうという野心や義務感をあまり持たないことが、続けるコツでしょうか(^^)

…とエラそうなことを書きましたが、結局は中途で挫折して、そのままになっています(苦笑)。それはさておき、辞書を読むと、いろいろと(楽しい)発見がありますね。特に、三省堂の新明解国語辞典は、そのユニークな語義で多くの人を感動させて?くれます(こちらこちらを参照)。もちろん、他の辞書でも十分楽しめます(続く)

そば寿司


この夏は、2度浴衣を着ました。天神祭へ行った時と、台湾旅行で知り合った方のお店(京都)へ行った時です。京都のお店には友人と二人で浴衣で行ったのですが、「足袋」を履いて行ったら、と勧めてみました(私は浴衣でも、必ず足袋を履きます)。履き慣れない草履で、鼻緒ズレができると辛いし、蚊に刺されずにすみます。また、冷房で冷えるのも防げます。特に、電車で遠出する際はお勧め。

右写真は旧あす香前にて撮影した天神祭の神輿の様子(クリックで拡大)

それで友人も足袋を履いて行ったのですが、「足が痛くならず、とても良かった」と言ってくれました。そして、浴衣に足袋は履いてはいけないと、思っていたそうです。確かに浴衣は素足が基本ですが、足袋を履いていけないことはないし、私の着付けの先生も勧めておられます。まだまだこれから、浴衣でお出かけする方も多いかと思いますが、足袋を履かれてはいかがでしょうか。

さて、本題のお料理です。今回は「そば寿司」を作りました。巻き寿司は苦手、ましてやそば寿司はもっと苦手、でもそれも克服していかねば…と何度も練習をしました(左写真クリックで拡大)。そしてまだまだ、発展途上ですo(^-^)o by ichi

佐藤初女さんのことば/ゆうゆうBOOKS 『ことば薬』


主婦の友社からこの夏に創刊された「ゆうゆうBOOKS」シリーズ。「ゆうゆう」という女性向け雑誌の取材記事をベースにしており、読者層も50代以上の女性を想定しているようですが、もちろん、若い人(男性)が読んでもいいわけです(^^)。で、先日購入したのが「ことば薬」(右写真)。ココロの気付け薬になりそうな、著名人のことばを集めた本です。

たとえば、佐藤初女(はつめ)さんのことばは「食べ物」「料理」の大切さを教えてくれます。

17歳のときに肺浸潤を患い、その後の長い年月、病床に臥せっていました。ある日、鯛の潮汁を心の底から「おいしい!」と感じた瞬間に、体に力がみなぎるのを感じました。そのときです、食べ物の力を確信したのは。(中略) すべての食材には命が宿っている。食べることは、その命をいただくことです。料理とは「命の移しかえ」の作業ですから、心を込めてていねいに行います。そんな料理を食べた人の細胞は、見る見る動き出すんです(主婦の友社『ことば薬』P.30)

料理は「命の移しかえ」。だから、感謝を込めて「いただきます」でした(-人-) by dan

あす香からのお知らせ/胡瓜とズッキーニの炒め煮


お知らせ
いつも当ブログをご覧になってくださいまして、ありがとうございます。あす香の営業に関するお知らせです。

8月より、月曜日のみ、夜の営業時間帯でも、ランチを召し上がっていただけることにしました。ご予約の際に、その旨をお伝え下さい。

今後とも、よろしくお願いいたします。  店主 藤本和子


さて、お料理です。胡瓜は生で食べることが多いですが、炒めても美味しくいただけます。よく噛んでいると、胡瓜の旨味と水分が、ジワッと出て来ます。胡瓜の緑色と、ズッキーニの黄色が、お互いを引き立てます^^(左写真クリックで拡大) by ichi

天神祭 2013


昨日(7/25)は天神祭。仕事帰りに扇町駅で下車し、天神橋筋商店街を南へ歩いてみました。祭りの時に、商店街をぶらつくのは久しぶりです。やっぱり?というか、この日は通りの左右に夜店が立ち並び、しかも大勢の人がぞろぞろ歩いているため、なかなか前に進みません(^^;;。夜の7時過ぎは一番混雑した時間帯だったかもしれませんね。何を見たというわけではないものの、お祭り気分を味わえたひとときでした(写真クリックで拡大)

南森町の交差点を渡り、大阪天満宮に入ろうかと思いましたが、重い鞄と上着を抱えながら人混みに揉まれる自信がなく、断念。

そうこうしているうちにお腹がすいてきたので(^^;;、つるまる南森町店で天神祭セット(550円)を頼み、軽く腹ごしらえをして帰宅することに…。帰りの地下鉄/堺筋線が、またすごい状態で、南森町駅ホームには人があふれ、電車内は朝の通勤ラッシュ並みの混み具合でした。来年は(去年、今年と見逃している)陸渡御や船渡御を観たいものです(^^) by dan

ウリのすまし


今日は天神祭ですね。お祭りらしい暑さになりそうです。毎朝、よくセミの抜け殻を庭で見つけます。そして照りつける太陽とセミの大合唱。セミも短い命を、一生懸命鳴いてアピールしているのですね(^^)

左は「シマウリ」というウリのすましです(写真クリックで拡大)。ウリが柔らかくなるまで、水を入れずにウリの水分だけで炊きます(蒸し煮)。ウリの旨みを、じっくりと引き出していきます。ウリは陰性が強いので、葛で少しとろみをつけて仕上げました。 by ichi

ヤクルトが40円で売られている理由


自動販売機でヤクルトを時々見かけるのですが、2本のセット販売(80円あるいは100円)だったように思います。ところが、先日、近鉄・布施駅のホームで見かけた自販機では、1本40円で買えるようになっていました(左写真クリックで拡大)。2本買っても、一度に飲めない人もいるでしょうし、これはいいですね(^^)

ちなみに、「ヤクルト」という名前は”エスペラント語でヨーグルトを意味するヤフルト(jahurto)という言葉を言いやすいように変更考案した造語”だそうです(ヤクルトQ&A>名前の由来より)

この時、他のページを眺めていて、面白いことがわかりました。ヤクルトの価格設定(40円)には、ちゃんとした理由があるらしいのです。ヤクルトの創始者・代田稔博士の考えは、誰もが手に入れられる価格、具体的には「ハガキ1枚の値段」で商品を提供するというものでした。それ故、容量を増やして100円とかで販売しない(ハガキ価格=現在は50円を超えない)ようなのです。なるほど。以上、ヤクルト・トリビアの泉でした(^^) by dan

ナスの揚げ浸し


先日、高校のバスケ部の同期女子会(おばさん会?)がありました。久しぶりにみんなと会えるので、すごぉく楽しみにしていたのですが…当日朝から、何となく調子が悪く、それでも大丈夫と出かけて行ったのでした。大阪に着くと、頭痛はするは、胸はムカムカして来るはで、かなり辛くなって来ました。みんなの顔だけ見て帰ろう、そう思って、待ち合わせの場所へ行きました(^^;;

イヤー、久しぶり!次々と現れる懐かしい顔…結局お店に入ってご飯を食べ、ワイワイ喋って笑って笑って…としている内に、スッカリ治ってしまいました(笑) 食後のお茶の時は、もうピンピンに元気!気兼ねなく話せるみんなとの楽しい時間が、何よりの薬になったようです。

「笑い」は免疫力を上げる、と言いますが、正にそれを実感しました。皆さん、大いに笑って笑って、元気になりましょうね(^^)v

さて、お料理ですが、ナスの揚げ浸しです。今回も大和伝統野菜の「丸ナス」を使いました。ナスと油の相性の良さが、よく分かるお料理です。ナスを浸すお汁に、生姜やニンニクを入れると、味わいが一層深くなります。 by ichi