Monthly Archives: 10月 2011

茄子の信太巻


「秋茄子」と呼ばれる時期になって来ました。秋から寒い冬へと向かって行くこの時期、そろそろ茄子も控えていかないと、と思います。

煮茄子をクルクルとうすあげで巻いた信太巻、じんわりと茄子の旨みが味わえます。 by ichi

ロダンのバルザック像 その2


その1より続く) いろいろなポーズの習作を何体も制作した結果、ロダンが最終型としたのは、なんと、ガウンをまとった手足や体の見えない異形のバルザック像(右写真)でした。

7年間も待たされたあげく、依頼主の要望も無視したような作品が出てきたわけですから、フランス文芸家協会が怒ること、怒ること…。受け取りを拒否したとか。

ガウンの中でのバルザックのポーズも問題となりました(実際には見えないのですが、普通に腕組みしたポーズではありません)。世間の評価も低く、「失敗作」として非難ゴウゴウ。ロダンの生前は全く評価されず、発表後の十数年間、アトリエの片隅で埃を被っていたそうです。

…と、以上のようなエピソードや背景を知っていると、「裸のバルザック」と「バルザック像」を結ぶ「線」や「位置関係」が見えてきて、理解が深まりますよね。ロダンの場合、他にもいろいろエピソードがあるので、調べてみると面白いと思います(^^) by dan

【参考】 バルザックとロダン(ロダンオンラインガイドブック)バルザック(タイレノール)

里芋パスター


タンスやベッドに足を思いっきりぶつけた(゚o゚;;。そんな経験は、誰でもありますよね!? つい最近、danがやっちゃいました(笑) 足の小指が腫れて、翌日には紫色になり、歩くのも痛くて足をひきずるような状態。これはちょっと何とかしなければ…と、思い付いたのが、里芋パスター

少なくとも、腫れと痛みは軽減されるだろうと、寝る前にやってみました。ちょうど以前使った里芋粉があったので、簡単に出来ました。そして翌朝、ガーゼを取ってみると、やや腫れが引き、紫芋状態だった色も、赤味をおびた肌色になっていました。痛みも和らいだようでした。恐るべし、里芋パスター!

昼間は、靴下や靴が履けなくなるので、寝る時だけ続けてみました。3日程で、ちょっと腫れて赤っぽい、という状態まで治ってきました。里芋パスターは、いろいろある正食の手当法のひとつですが、改めて凄さを実感しました。 by ichi

■ご参考 書籍のご案内/正食協会の本

ロダンのバルザック像 その1


すっかり、秋らしくなってきましたね。「秋」ということで、ゲージュツの話を…。

右の写真は、西宮市に本社がある某企業のエントランスに飾られていた塑像、ロダンの「裸のバルザック」(習作の一つ)です。ガラス張りのケースに入っているところをみると、オリジナルの石膏原型の可能性があります(クリックで拡大)

ロダンのプレートがなければ、「エラソーな態度のオジサンの全裸、露出狂?」程度の認識で片付けられそうですが、最終型(バルザック像)および、その作品にまつわるエピソードを知っていると、非常に楽しめる作品です(^^)

要約すると以下のような話です(既にご存じの方は、読み飛ばして下さい)

1891年、フランスの文芸家協会から、ロダンにバルザック像制作の依頼がなされます。バルザックはその41年前に亡くなっている為、ロダンはバルザックの服を仕立てた店を探しだし、当時の記録をもとに、彼の体格データを把握します(徹底してますね)。そして、制作した習作の一つが、上の作品というわけです。目の前で本人にポーズを取ってもらって作ったかのようですが、そうじゃない(^^;;。そして、ここからがスゴイ(その2に続く) by dan

初物(はつもの)


お客様から、柿をいただきました。今年の初物(はつもの)です。ある方から聞いた話では、「初物」という感覚は、四季があり、旬がある日本ならではのものらしいです。また、他の国には初物に相当する言葉すら、なかなか見当たらないということでした。

そんな話を聞くと、この初物という感覚、とても大切にしたいし、初物をいただく(食する)ことが、ありがたく、尊いことに思えます。

柿は、そのままいただいても美味しいし、「柿なます」や「柿釜」など作っていきたいと思います。 by ichi

自費出版の話


私がお世話になっている方が、自費出版で本を出されました。「元気出そうよ、アラ60歳!」(藤田侃著/清風堂書店)という本です(右写真)。数年前に大手アパレルメーカーを定年退職し、現在は人材紹介会社を経営されている藤田さんが、「定年退職者にエールを送る」をコンセプトに「気の赴くまま、自由に、元気に!」書かれたエッセイ集です。

頂いた本を、早速、読み始めたのですが、ボリュームといい(270頁)、バラエティに富む内容といい、初めて出された本とは思えませんでした。広報企画の仕事をされ、大学の講師経験もある方ですから、人に読んで頂く文章がどうあるべきか、ツボをきちんと押さえていますね。一気に読み終えてしまいました。さすがです。是非、続編(アラ70歳!)を読みたいと思いました(^^)

今回の出版でお世話になった清風堂書店(出版部)さんは、地下鉄東梅田駅のすぐ近くにあります。藤田さんから「本を出したい」という話を伺った時、清風堂書店さんのことが頭に浮かび、御紹介した経緯があります。藤田さんも、気持ちよく本が出せたと仰っていますので、自費出版をお考えの方は是非御検討下さい(^_-) by dan

筑前煮


早くも秋色が濃くなって来ました。空を見上げると、見事な鱗雲(うろこぐも)。秋深し…です。

根菜をタップリ使った筑前煮が、食べたくなりました。牛蒡・大根・人参、そしてコンニャクや干し椎茸などを重ね煮してじっくり蒸し煮すること3時間。野菜たちが旨みを出し合い、美味しい筑前煮の出来上がり! by ichi

大阪弁川柳コンテスト


大阪弁で作られた川柳を楽しもう!という「大阪弁川柳コンテスト」(第15回)の締切が近づいています。私も過去に応募したことがありますが、あえなく落選。でも、久しぶりに再チャレンジしようかな(^^)

大賞には、賞状&旅行券10万円分!ギフト券5,000円の賞まで含めると、14名にチャンスがあります(太っ腹!)。ちなみに過去の受賞作はというと…

H22年大賞 テロップが 地デジ地デジと せかしよる
H21年大賞 地球ごと ワクチン接種 無理やろか
H20年大賞 どないしょう 裁判員の 当たりくじ
H19年大賞 えべっさん あんたもメタボ 気いつけや
H18年大賞 大阪は 笑ろてなあかん 景気よう

これだったら、私もつくれるかも…と思うでしょ?(^^) 締切は10月20日。応募方法等詳細は公式サイトにて御確認下さい。 by dan