Monthly Archives: 5月 2013

「ザ・バースデー 365の物語」


自分の誕生日は、その人にとっての記念日。その特別な日を好きになってもらおうと、1月1日から12月31日まで、1日に見開き2ページを割いて、その日に生まれた人物のエピソード他を紹介したのが、ひすいこたろう&藤沢あゆみの「ザ・バースデー 365の物語」(日本実業出版社、2010年1月刊)。情報量が多いので2冊に分冊、合計800ページ。ひすいこたろうの本としては破格のボリュームです。

amazonのカスタマーレビューが意外に低調なのは、読み切った人が少ないためでしょう(^^;;。しかし、辞書的に拾い読みで終わらせるには、もったいない。

例えば、7月6日(danの誕生日)のページにあるのは、ダライ・ラマ14世のもとにやって来た末期癌患者とのやりとり。「余命数か月です…」と救いを求める男性に対して、ダライ・ラマは「だから、何?カカカカカ…」と大笑いしながら、彼の肩をバシバシ叩いたとか(!)。彼もそれで吹っ切れたのか、さっぱりした顔で帰途に就いたそうです(^o^)。また、J.レノンとP.マッカートニーが初めて出会ったのが、1957年のこの日。当時16歳のレノンを見て、マッカートニーにはピンと来るものがあったそうです。

…とまぁ、こんな感じで、1年366日、その日に関連したエピソードがてんこ盛り。ネタ本としても手元に置いておきたい1冊/2冊です(^_-) by dan

フキの煮物


買い物や散歩で近所を歩いていると、どこのお庭もきれいな花が咲いていて、心が和みます。西ノ京駅からあす香に向かう途中に、モッコウバラが見事に咲いている所があります(右写真クリックで拡大)。以前から、うちの庭にも植えたいなー、と思っていたのですが、さて、どこにツルを這わせようか…と考えると、植えるのをためらっていて、未だに植えないままです(^^)

さて、今回、フキの煮物を作ってみました(左写真、クリックで拡大)。これは「山ブキ」というフキです。父が生前、よく田んぼのあぜ道で沢山摘んで来たものを母が、昆布と一緒に炊いていました。そんなことを懐かしく思いながら、作りました(^^) by ichi

余談ですが、都道府県別のフキ収穫量のトップはダントツで愛知県。そして、意外に?大阪府が3位と健闘(平成24年度)。大阪フキは古くから泉南地域の特産物として有名です。

MANHATTAN PASSAGE/鞄の話 その1


先日の新聞に紹介されていたのが、肩に掛けるだけでグラマーなボディに変身できる「グラマラストートバッグ」(いわゆる、なんちゃって商品。右写真クリックで拡大)。女性の変身願望をくすぐる、その遊び心が受けて、人気のようです(詳しくはこちら)。残念ながら、男性版「マッチョトートバッグ」の話は聞きません(^^;;

さて、某社のトートバッグ(現在、廃番商品)をオンオフ兼用で使っていた dan ですが、経年劣化でへたってきた為、買い換えることにしました。理想は「ノートPC&弁当箱がスマートに収まるカッコいい鞄」です。二律背反の制約条件のもと、選んだのが、マンハッタンパッセージ の鞄。ネット情報をもとに製品を絞り、取扱い店舗(東急ハンズ梅田店)で現物をチェックした上で購入しました。

ちなみに、MANHATTAN PASSAGE というブランド名はニューヨークのマンハッタンを連想させますが、もともとは、マンハッタン号という大型タンカー=史上最大の砕氷船に由来する名称だそうです(→詳しくはこちら)。 あと、てっきり USA ブランドだと思い込んでいたら、これもハズレ。東京にある株式会社レジャープロダクツの企画・製造・販売なので、れっきとした JAPAN ブランド。うーむ、知らなんだ^^;;(気を取り直しつつ、続く) by dan

鯉のぼり/5月の画像


大阪市内に住んでいた頃、近くを流れている大川沿いを散歩すると、鯉釣りをしている人たちをよく見かけたものです。そのイメージがあるせいか、鯉は、大きな川(しかもどちらかといえば汚れた川)に住んでいるものだと思っていました(→旧あすかDiary 2006/05/15 参照)。なので、水はきれいだし、水量も少ない秋篠川で最初に鯉を見かけた時は意外な気がしました。左写真、少々分かりづらいですが、水面下の黒っぽい物体が鯉の群です(クリックで拡大)

幅の狭い秋篠川で、たくさんの鯉が泳いでいる様子は、まるで釣り堀。素人目には入れ食い状態に思えます(^^;;

今月のヘッダ画像は、その秋篠川の鯉にちなんで、鯉のぼりの写真を使ってみました(オリジナルは fineshot より入手。右写真クリックで拡大)。トリミングもダイナミックな構図をそのまま生かすことができ、気に入っています(^^) by dan

薬師寺でお写経


薬師寺でお写経をした後に、あす香でお食事をされるお客様が、時々おられます。私も一度してみたくて、つい最近、初めて薬師寺でお写経をしました。

写経場へ続く道には、牡丹の花が咲いていました。春の日差しの中、鮮やかに咲く美しい牡丹にしばらくうっとりと見とれていました。写経場に入ると、既に何人かの方が静かに写経をしておられました。墨をすって、心を落ち着けて、いざスタート!手本を下に敷いてなぞるように書くので、般若心経を知らなくても書くことができます。

ところが、3行程書いた所で、筆先が割れてきて、文字が二重になりました。硯の上で筆先を整えても、やはり筆が割れます。 上手く行かないので、イライラして来ました(^^;;。どうしても筆が割れるので、「もういイヤ!」と投げ出したくなったのですが、ふと、もっと筆を立てて書いたらどうかな、と思ってそうしてみると、筆が割れなくなりました。あ~良かった。イライラが収まり、再び静寂の中に戻って写経をしました。

1巻書き終えるのに、1時間程かかったでしょうか。初めてのお写経後の感想は「また時々行きたいなー」(下写真が今回のお写経)。静かな空間で、書くことに集中する時間は、ちょっと瞑想にも似てるような…。墨をする、あの香りも大好きです。写経に必要な物は、全て貸してもらえるので、手ぶらでOK。予約も要らないので、書きたい時に気楽に行けます。1巻2000円のお納めですが、薬師寺の拝観料も含まれています(→詳細はこちら

写経をしたことのない方、日頃慌ただしくされている方、写経をして心静かに過ごす時間を、是非一度経験されては、と思います(^_-) by ichi

蜂窩織炎/病気の話


今回は、病気の話です。なので、この手の話が苦手な/嫌いな方はスルーして下さい(^_-)

先日、雑菌が傷口から侵入したためか、左肘から下の前腕部が腫れてきました。実は、4~5年程前にも同様の症状になって、医者に駆け込んだ記憶があります。症状が出た翌夕、取り急ぎ、医者に行って血液検査。その時点では、腫れているのは肘から手首までで痛みもありませんでした。ところが…(右写真は正常な右手=比較用)

翌朝、患部が急拡大。前日までは何ともなかった手の甲が、指の第二関節までパンパンに腫れ上がりました。まるでミットです(左写真クリックで拡大)。一見、血色もよく、かわいい赤ちゃんの手のようですが、本人にとっては微笑ましくない状態です(苦笑)。医者の診断は蜂窩織炎(ほうかしきえん)。抗生剤を数回服用したところ、手の甲の腫れは引いてきました。しかし、肘部分の腫れは残ったまま。治療継続中です。

免疫力の低下を自覚していましたが(→2013/02/11参照)、こんな病気になったりするんですね(^^;;。皆さんもお気をつけ下さい。 by dan

病気になってはじめて知る健康のありがたさ (トーマス・フラー)
 Sickness is felt, but health not at all.
 Health is not valued till sickness comes. (Thomas Fuller )