ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
「巨鯉」と言っても、読売ジャイアンツと広島カープの野球の話ではありません。正真正銘、巨大な鯉のことです(笑) 昨日(5/14)、ichiと大川沿いを自転車で走っていて見かけたのが左写真の垂れ幕、「巨鯉記録会(BIG CARP FISHING CLUB)」。大川で釣りをしている人をよく見かけますが、その日はいつもより多いような...。早速、愛車(BD-1)を停めて、Check it!!(^^)
垂れ幕の左、テープル脇に一畳程度の大きさの生簀(いけす)が造られており、大きな鯉が既に数匹泳いでいました(下左写真) 生簀を覗き込んで「えぇー、こんな大きな鯉が釣れるんですか!?」と驚く女性の声を聞きながら、danが写真を撮っている間にも、鯉を持ってくる方がいます。釣果を持参して記録申請するシステムになっているようで、多分、表彰式が終わるまで、鯉はこの狭い生簀の中で我慢せねばなりません(苦笑) 表彰式が終われば、再び大川にリリースされるはず...。
ネットで調べると、大川は巨鯉(平均で70cm後半)が釣れるので有名な場所でした。うーむ、今まで知らなんだ...^^;; 都心を流れる大川は、お世辞にもキレイとは言えませんが、そもそも、鯉が雑食性で汚染に強い魚なので問題ないようです。また、「巨鯉記録会」の垂れ幕を見かけた川崎橋周辺(大川、寝屋川合流点)が、最も巨鯉が期待できるポイントだということです(→例えばこれ。110cmもあります!)
余談ですが、Wikipedia(鯉) を読んでいて「へぇ〜、そうだったんだ」と感心したのが、以下の記述。
『中国では、鯉が滝を登りきると龍になるという言い伝えがあり、古来より尊ばれた。その概念が日本にも伝わり、江戸時代に武家では子弟の立身出世のため、武士の庭先で端午の節句(旧暦5月5日)あたりの梅雨期の雨の日に鯉を模した鯉幟(こいのぼり)を飾る風習があった。明治以降武士はいなくなったがグレゴリオ暦(新暦)5月5日に引き続き行なわれている』
"(新暦)五月晴れの青空に翻るコイノボリ"というイメージが、明治以降のものだったとは...。勉強になりました(^^) 右絵は江戸時代の鯉のぼり(『日本の礼儀と習慣のスケッチ』[1867年]より。クリックで拡大)ですが、言われてみれば、曇天(雨天?)のように見えますね。
参考サイト 大川(旧淀川)の巨鯉釣り