Monthly Archives: 12月 2011

立川談志の話/「赤めだか」


先日(11月21日)、立川談志が亡くなりました。江戸落語(上方落語に対してこういうらしい)については、TVの「笑点」やバラエティ番組を通じて断片的に知るだけです。従って、談志について語る資格はありませんが、「赤めだか」が素晴らしかったので、その紹介ということで…(^^;;

赤めだか」は、談志の弟子、立川談春が書いたエッセイ。2008年の発刊当時、落語家が書いた文章としてあまりに際立っていた為、話題となった本です。普通、噺家としての才能と、文才は両立しませんから…(^^;;。ともあれ、談春のおかげで、談志が天才と言われる由縁が記録として残りました。

ちなみに「赤めだか」とは、談志邸の庭で飼われていた金魚 -いつまでたっても大きくならない- を揶揄して、談志の弟子達がつけた名前です。

例えば、談春に対して、「形なし」と「型破り」の違いを説明し、落語の「メロディ」を崩してはいけないと諭す場面。極めて論理的です。たけしもそうですが、東京の芸人はハチャメチャに見えて、実は、非常に勉強家でクレバー。他にも鋭い名言が随所に…。

最後は、談志と彼の師匠の小さんの人間味あふれるエピソードにホロリ。落語をあまりご存じない方にもお薦めです(^_-)☆ by dan

最後の料理教室


11月に料理教室(一日教室)を開催しました。これが“今の”あす香での、最後の料理教室となりました。2クラスとも、大勢の方にお集まりいただき、ありがたいことでした(右写真、それぞれクリックで拡大)

今回のテーマは、根菜とキノコの料理でした。特に好評だったのが、「大根のステーキ」。シンプルで簡単、しかもとても美味しい! 翌日早速作りました、という方もおられました。夜のコースでお出ししても、美味しいと喜んでいただき、作り方を時々訊かれたりもします。

12年の間に、何度も何度も料理教室をさせていただきました。思い出は、沢山あり過ぎて… とても書ききれません。今なお私を「先生」と慕ってくださって、食事に来てくださる方々、何年も前に同じクラスで受講され、教室終了後も度々食事会をしてもらったり、一緒に味噌作りをしたり、という仲良しクラスの方々もおられます。

何かを伝えることのやり甲斐と、その難しさも、料理教室を通して私自身が学んだことでした。料理教室でいだたいた経験とご縁は、私にとって、かけがえのない財産です。これまで参加してくださった多くの方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 by ichi

晩秋のタンポポ/涙の数だけ強くなれるよ


これは、先日、滋賀で見かけたタンポポ。まわりの木々は紅葉しつつある時期です。あれ、こんな季節(11月)にタンポポって咲いていたっけ?と思って調べると

(タンポポには)日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種が ある。在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ(る)[Wikipedia / タンポポ>日本における在来種と外来種]

だそうです。つまり、私が頭に思い浮かべていたのは在来種。この写真のタンポポは外来種=セ イヨウタンポポで、あまり季節を問わずに咲くようです。今まで気付きませんでした。ともあれ、タンポポが咲いている様子は「TOMORROW」の世界ですよね。ということで最後に一曲…(^_-)☆ by dan

あけぼの和え


和え衣は、すりおろした人参とりんごです。美しいオレンジ色に、食欲が増し、元気が出ます。夜のおまかせコースのメニューに入っている場合は、一番バッターを務めることが多いです。

さっぱりして甘酸っぱい和え衣は、蓮根・かぶら・ブロッコリー等、いろんな野菜に合います。 by ichi

「楽くら」さん/器のお店


天神橋筋2丁目商店街の横道を少し西に入ったところ -繁昌亭の反対側- に、「楽くら」(らくら)さんという器のお店があります。あす香で使わせて頂いている、ichiお気に入りの器の幾つかは、ここで買い求めたものです(写真中央、2011/6/28 お気に入りの器 参照)。先日、danも伺うことができましたので、御紹介させて頂きます。

  

男性の私も欲しくなる、センスのよい器がたくさんあり、店内も落ち着いた雰囲気。カフェも併設されています。12月は、迎春の器を中心とした品揃えになるそうです。お買い得商品もありますので、機会があれば、是非どうぞ(^_-)☆ by dan

店舗データ
 店名: 「楽ら」(らくら)
 営業時間: 月~金 10:00~18:30、土10:00~16:30 (日祝休み)
 連絡先: 06-6358-5720 (オーナー:山田さん)
 2013年6月営業終了(2013/07/01追記)

日本酒の美味しい季節です


寒くなって来ると、日本酒が美味しいですね。料理も日本酒に合うものが、多くなって来るように思います。

3ヶ月程前から、「梅乃宿」という純米酒を、常時入れています。奈良のお酒で、結構しっかりとした味わいです。お客様が美味しそうに飲んでおられるのを見ると、ついつい自分も飲みたくなります(^^ ) 週末に一人ちびちび…なんてこともあったりして…(笑) by ichi

薬師寺の坊さんがやってくる/和田萬さんのイベント


あす香の近くに和田萬さんという胡麻屋さんがあります。11月に、隣接する築210年(!)の土蔵を改造して「萬次郎 蔵」として店舗をオープン、営業を始めました。12月9日にイベントがありますので、御紹介します(^^)

「薬師寺の坊さんがやってくる」
  ・内容:仏教にまつわる楽しいお話
 ・講師:薬師寺 根来穆道(ねごろぼくどう)さん
 ・日時:2011年12月9日(金)19:00~20:30
 ・場所:ごま 和田萬「萬次郎 蔵」
 ・入場料:1500円(お茶つき)
 ・定員:先着25名
 ・要予約:和田萬 0120-507-380

私も、薬師寺でお坊さんの話を聞いたことがありますが、ひょっとして元落語家?と思うノリの良さ。「東塔はトイレのTOTOとは違いまっせ~」なんてことを平気で仰る(^^;;。今回の出張講演?も楽しみです。 by dan

西の京高校の生徒さんが作ったサイトの「薬師寺のお坊さん」というページに根来穆道さんのインタビュー記事が載っています。ご参考まで。

PS イベントの御報告は、こちら(その1その2)にて。