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関西のお薦め日帰り天然温泉


スルッと KANSAI おでかけ情報誌「Asobon!」(アソボン)という広報誌があります。各駅・営業所等で無料配布されているので(読んだことがない人でも)目にされていると思います。2014年1・2月号の特集は「沿線ちょいっと日帰り天然温泉」。電車を使って日帰り可能な関西の天然温泉が紹介されています。具体的には以下の8つ。

上方温泉・一休京都本館(城陽市)
塩田温泉・上山旅館(姫路市)
宝来温泉・奈良パークホテル(奈良市)
ふくろうの湯(和歌山市)
高槻天然温泉・天神の湯(高槻市) ※駅近
嵐山温泉湯浴処・風風の湯(京都市) ※駅近
松葉温泉・滝の湯(貝塚市)
南郷温泉・二葉屋(大津市)

上の温泉の多くは、最寄り駅から更にバスに乗る必要があるので(広報誌の趣旨=公共交通機関の利用促進とは異なりますが)日帰りドライブ先として考えた方がよいかもしれません(^^;;。奈良パークホテルは利用条件に制約があって少々きびしかったので(料理とセットで11:30~14:00限定)、上方温泉・一休京都本館に行ってみました。奈良・西ノ京からだとクルマで約50分。高級旅館のような外観・内装です(右上写真)。半日ゆっくり過ごすことができました。お薦めです(^^) by dan

PS 「Asobon!」についているクーポン券を持って行くと(一休さんの場合)次回使える入浴無料券がもらえます。MAX3枚の大盤振る舞い。これは大きいですね~。

NHKの壁紙カレンダー 2014


NHKわかやまで、毎年、和歌山県の魅力を紹介する写真のコンテストをやっています(→2012/11/18 参照)。その写真展に行けなかった方も、優秀作品等20数点を NHKわかやまのサイトで見ることができます。右写真が今回の最優秀作品「みかんの花咲く頃」(クリックで拡大)。最近流行りの工場萌え的な一枚です。橙黄色の夜間照明を”みかん”にひっかけた題名が効いていますね^^(撮影場所は有田市。手前に写っているのはみかんの木と思われます)

優秀作品12点がこちらから壁紙カレンダーとしてダウンロード可能です。今年の壁紙はデフォルトでワイドスクリーン対応となり、日付の位置も見直されたので使い勝手がよくなりました。

さて、去年と同様、他の都道府県のカレンダーを探しましたが、やはり見つかりませんでした。日本全国版というべき、NHKワールドが提供している壁紙カレンダーはあるんですが…(左写真はNHKワールドの1月カレンダー。全国から選ばれた写真だけにアマチュアとは思えないレベルの高さ)。なら版って出ないんでしょうか?(^^;;。今年はNHKワールド版(→こちら)を使ってみることにします。 by dan

「永遠の0」 ~番外編 その2~


番外編その1より続く) 天才パイロットの宮部久蔵(右写真)は、部下の名前を呼び捨てできない軍人でした。小説によれば、裕福な家庭に育ち、15歳まで幸せな生活を送っています。父親が事業に失敗して自殺、その半年後には母親も病死するという悲劇が重なり、海軍に入隊せざるを得なかったのです。言葉遣いに育ちの良さを感じさせるのはそのためです。

また、宮部は頭脳も優秀でした。一高(現在の東大)に進学するか専門棋士(囲碁のプロ棋士)になるかで真剣に悩んだというのですから、天才の域。小説では、2子の置碁(相手に有利なハンデをつけた対局)でセミプロ級の上官を一蹴する場面が描かれていました。こんな頭のよい、しかも紳士然とした男が、身体能力抜群の凄腕パイロットなのです。「ゴルゴ13じゃあるまいし、そんな人間おらへん!」と思っていました。

ところが、映画を観て、本物の宮部久蔵がいる!と唸りました。山崎貴監督が、宮部は岡田准一以外に考えられないと言っていたわけです。映画「天地明察」(2012年)の安井算哲(碁打ち=天文学者)然り、NHK大河ドラマの軍師:黒田官兵衛然り、若手俳優で、知性を感じさせる役をやらせたら、彼がピカイチですね。NOLTY(能率手帳)のCMなんか、彼のイメージをうまく生かしていると思います。かと思えば、超ひらパー兄さん(左写真)も引き受ける懐の広さ、郷土愛の深さ^^;;。今後の彼の活躍が楽しみです^^(続く) by dan

「ポケット詩集」/吉野弘さんを悼んで


詩人の吉野弘氏が先日亡くなられたそうです(→詳しくはこちら)。彼の代表作「祝婚歌」は、当Diaryでも紹介したことがありました(→ 2013/06/30 参照)。「祝婚歌」以外の彼の作品では「I was born」が頭に浮かびます…などと書くと詩に詳しい人間と勘違いされそうですが、上の2つの詩はともに大人になってから知りました。茨木のり子さんの詩もそうです。多感な時期にこれらの詩に接していれば、精神的にもっと豊かな青春や人生を過ごすことができたでしょう(苦笑)

現代詩には、danのようなオジサンが読んでも感動する作品がいっぱいあります。しかし、かつての私がそうであったように、どこから手をつけたらよいか分からないかもしれません。そこで、吉野氏の作品紹介も兼ねて、現代詩への扉を開いてくれる本を一冊紹介させて頂きます。

約30編の詩を編んだ「ポケット詩集」(田中和雄編/童話屋)という本があります。題名通り、鞄に放り込める文庫サイズながら、ハードカバーの愛蔵版仕様。上で触れた吉野弘氏の詩も茨木のり子さんの詩も収録されています。今回あらためて読み返し、編者の田中氏が書いた「まえがき」が一編の詩ともいうべき”作品”になっていることに気づきました。丁寧に読み進めても小一時間程度のボリュームですが、感動の質は高いことを保障します。この本を手がかりに、自分が気に入った詩人の作品を読んでいけば良いでしょう。”ほんとうの子どもたちと、子どもの心を持った大人たちに”お薦めいたします(^_-)✩ by dan

PS 「詩のこころを読む」(茨木のり子/岩波ジュニア新書)もお薦めです。唯一の難点(?)は、茨木のり子さんご自身の詩が収録されていないこと(^^;;

さすがは、リーガロイヤル/Cafe Cube


所用で大阪国際会議場(グランキューブ大阪)へ出かけた時の話です。予定の時間まで少し余裕があったので、2F の Cafe Cube (右写真クリックで拡大)でモーニングを頼みました。普通のコーヒーは400円。トーストやサラダ等をつけると、きっちり上乗せされて?700円(ちと高い)。ですが、開放感溢れる空間で、プチ贅沢なひと時を過ごすことができました(^^)

さて、お金を払った時に驚いたのが、お釣りの300円=100円玉×3枚がすべて(平成25年製造の)新硬貨だったこと。レシートを見ると、リーガロイヤルホテルの経営でした(左写真クリックで拡大)。さすがです。ホテルの外にあるカフェといえども手抜きなし。硬貨のお釣りにまで気配りが行き届いていることに感心しました。最初は高いと感じたモーニング(700円)も安く思えてきました(^^) by dan

PS あす香も新札でお釣りを出しますが、硬貨までは準備できていません(スミマセン^^;;)

「永遠の0」 ~番外編 その1~


その2より続く) 「永遠の0」(以下「ゼロ」)は小説も映画も大ヒット御礼中。性別世代を超えて、受け入れられているのが凄いです(danは小説を2回読みました。映画も再鑑賞するかもしれません^^;;)。さて、以下は番外編。「ゼロ」の主人公、宮部久蔵についての話です。

宮部久蔵は零戦の天才パイロットという設定です。小説を読んで(なるほど)と思ったのが、普通の人間では持ち上げられない重い機銃を使って体を鍛える(ウェイトリフティングする)場面。最近のクルマはパワステ仕様のため、非力な女性でも大型車を運転できますが、昔はそうではありませんでした。零戦も同様で、操縦桿を自在に操るためには、優れた運動神経に加えて、強力なG(重力)や空気抵抗をものともしない、並外れた腕力が必要なのです(反射神経を頼りにゲームのコントローラーを指で操作するのとは訳が違う)

映画の中でも、普段は飛行服姿の宮部(=岡田准一)が上半身シャツ一枚になって秘かにトレーニングに励むシーンが出てきます。この時、優男風の印象と不釣り合いな?胸板の厚いマッチョな体だったのでビックリしました。実は、岡田准一はジークンドー等のインストラクター資格も持っている武闘派。体を見せるだけで(演技することなく)天才パイロットに必要な身体能力の高さを納得させてしまうワンシーンでした^^(続く) by dan

墨の資料館@墨運堂


西ノ京駅から歩いてあす香へお越しになる途中、養天満宮の手前にあるのが「墨の資料館」です。墨運堂という会社が運営しています(→2013/12/14参照)。ネットで調べると、墨の資料館のページには「見学ご希望の方は墨運堂本社、各営業所にご連絡下さい」という一文があり、気軽に入館できない印象ですが、これは工場見学の場合であって、資料館には予約無しで自由に入れます(入館可能な時は、右写真のように「どうぞお入りください」という看板が入口に立っています)

入館すると、目の前にあるのが下左の巨大硯(すずり)。90cm ×60cm もあります。長さ15cmのペンと一緒に写したものの、大きさがイマイチ伝わらないですね^^;;(写真クリックで拡大。よければこちらも参照下さい→2013/06/27)。あまり知られていませんが、膠(にかわ)という材料を使う関係で、墨の製造期間は気温の低い10月から翌年5月迄に限られます。つまり、今が墨作りの現場を見るチャンス(^^)。 danは、製造中の墨を一度触らせてもらったことがあって、その時の印象はつきたてのお餅。ふわふわと柔らかいです。機会があれば、触らせてもらいましょう^^(写真クリックで拡大)

ちなみに(本式の固形)墨は、(1) 菜種油を燃やして作られた煤(すす)を集め、(2) 膠(にかわ)を混ぜ、 (3) 職人さんが手足を使って揉みこみ、(4) 型に入れて固め、(5) 乾燥させ…、という大変な手間を経て作られます(→こちら参照)。まさに手作り。そして、墨職人は日本全国で20人位しかいないそうです(そのうち、墨運堂に3~4人)。このような話を聞くと、短くなった墨といえども粗末には扱えませんね。皆様、ココロしてお使い下さいませ(^^) by dan

勝尾寺の勝ちだるま飴


箕面に勝尾寺(かつおうじ/かつおじ)というお寺があります。勝運祈願の寺として有名で、毎年ここへお参りに来る会社も多いと思います(大きなダルマが飾ってあった場合、このお寺のダルマの可能性が高い)。山奥のお寺ですが、道路が整備されているので、クルマだとあまり時間はかかりません(danも大阪市内に住んでいた時、ドライブがてら行ったことがあります)

余談ですが、勝尾寺のサイトは六カ国語対応。京都・奈良のお寺でも二・三カ国語なので、たいしたものです。近くに大阪大学・外国語学部(昔の大阪外国語大学)があるからでしょうか?

さて、先日、ある方から勝尾寺の勝ちだるま飴をいただきました(左写真クリックで拡大)。いわゆる金太郎飴ですが、それぞれの顔つきに個性があっていいですね(^^)。今度、ある大会に参加するdanへのお心遣いでした。この大きさと形状であれば携帯できるので、大会当日までお守りがわりに持っていようと思います。勝尾寺のサイトには「当山の勝ちダルマを授かり、人生を勝利していった人の数は計り知る事ができない」とあるので(飴であっても)ご利益を期待できそうです(^_-) by dan