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鼓キティ/呉服も仕立てる不動産会社!


右写真は、天神橋筋商店街(1丁目)で見つけた「鼓キティ」。かわいいですね。日本土産としてよく売れているそうです。御存知のように、ハローキティは世界中で大人気。日本限定商品となれば、なおさらでしょう。

ところで、このキティちゃんが置いてあったのは、イデアール株式会社という不動産会社のショーウィンドウ。不動産会社なのに、なぜか着物がディスプレイされていて、不思議でした。

ところが、最近になって、ウィンドウに「高級呉服の仕立て・卸売り」と表示されていることに気が付きました(右写真、クリックで拡大)。うーん、多角経営を極めるとこうなるんですね。おみそれいたしました(^^;; by dan

ちなみに、右の着物(打掛)のお値段ですが、ichiによれば、100万円は下らないとのこと。

大阪天満宮/絵馬焼納


先日、大阪天満宮へ行ったところ、ちょうど、絵馬を焼いているところでした。天満宮のホームページには『絵馬焚き上げ』(絵馬焼納とも)として、毎年12月25日、「この一年間、絵馬掛けに奉納された約五万枚の祈願絵馬を、境内にて御神火により焚きあげる」という説明があります。

  

今まで考えもしませんでしたが、五万枚ですか!ごまんとありますね^^;;(軽トラックで境内を何回か行き来したと思われます)。真剣な願いが書かれた絵馬だけに、炎も厳かに見える気がするのは私だけでしょうか。前日まで絵馬で満杯だった絵馬掛けも右写真の通り、スッキリ。受験シーズン本番に備えて、受け入れ準備完了です。 by dan

余談ですが、「ごまんとある」という表現について。 ごまん=五万と思ったら、巨万(きょまん)が転じて「まん」となったそうな…(但し、諸説あり)。そういえば、山梨県の地名で摩郡(まぐん)というのがありましたね(某マンガの主人公の名前はここから)(^^)

日本から欧州に伝わったイチョウ


右写真は、大阪市北区の某公園風景。黄色いイチョウの落葉が鮮やかで、絨毯のようです(クリックで拡大)

日本では昔から普通にみかけるイチョウも、17世紀のヨーロッパでは、既に絶滅した「化石の木」とみなされていたとか。したがって、当時、来日したケンペルによって「発見」され、ヨーロッパに紹介されたイチョウは(今で言えば)「シーラカンス発見!」級の驚きをもって迎えられたはずです(^^;;

余談ですが、ケンペルが著した「日本誌」の図版をみると、京都や江戸の詳細地図まであり、ビックリします(→こちら)。ある意味、情報筒抜けですね。幕末に来航したペリーも精読していたそうです。

以前ご紹介した「野いばら」は、現在のバラの原種の一つが日本からイギリスに伝えられた際の悲恋話を軸に展開する物語でした。300年前のイチョウといい、150年前のバラといい(こちらは創作ですが)、江戸時代の日本は意外に世界と繋がっていたようです(^^) by dan

月に吠える/中之島公園の放水


前回の皆既月食に引き続き、月に関する話です。

天神橋を渡っていた際に、タイミングよく、月に向かって放水しているかのようなショットが撮れました。満月-厳密には、十六夜-をバックに、このような写真を撮るには、様々な条件が重ならないと難しいでしょう(^^)

中之島公園の東端(剣先地区)の放水は30分に1回行われています。昼間だと、消防放水あるいは小便小僧が頭に浮かんでしまい、あまり風情を感じないのですが(スミマセン^^ )、ライトアップされると、ロマンチックな雰囲気になりますね。 by dan

PS 明日14日から25日まで、「OSAKA光のルネサンス」が開催されます。

皆既月食/半年後には金環日食


昨晩(12/10)は、日本全国で観察可能なものとしては11年ぶりの皆既月食だったそうです。22時頃から約2時間という観測しやすい時間帯、晴れの地域が多かったこともあって、ご覧になられた方も多いと思います。あす香からも観察できました(^^)

少々残念だったのは、月食の様子をデジカメにうまく収められなかったこと。最新の高ズーム機種であれば、手持ちでも撮れたかもしれませんが…。ということで、右の写真は、他のサイトからお借りしたイメージ画像です(^^;;

ところで、半年後の2012年5月21日には、金環日食があります。太平洋沿岸を中心にかなり広範囲で観測できるようです。私の場合、今まで日食をきちんと肉眼で見た記憶が無いので、今から楽しみです。

その時、どうせなら、右のビルの屋上で観測できれば言うことなしですね。その名も「日食ビル」。大阪市北区野崎町にあります。株式会社日食さん、絶好のPR機会ですよ(^^) by dan

晩秋のタンポポ/涙の数だけ強くなれるよ


これは、先日、滋賀で見かけたタンポポ。まわりの木々は紅葉しつつある時期です。あれ、こんな季節(11月)にタンポポって咲いていたっけ?と思って調べると

(タンポポには)日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種が ある。在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ(る)[Wikipedia / タンポポ>日本における在来種と外来種]

だそうです。つまり、私が頭に思い浮かべていたのは在来種。この写真のタンポポは外来種=セ イヨウタンポポで、あまり季節を問わずに咲くようです。今まで気付きませんでした。ともあれ、タンポポが咲いている様子は「TOMORROW」の世界ですよね。ということで最後に一曲…(^_-)☆ by dan

「楽くら」さん/器のお店


天神橋筋2丁目商店街の横道を少し西に入ったところ -繁昌亭の反対側- に、「楽くら」(らくら)さんという器のお店があります。あす香で使わせて頂いている、ichiお気に入りの器の幾つかは、ここで買い求めたものです(写真中央、2011/6/28 お気に入りの器 参照)。先日、danも伺うことができましたので、御紹介させて頂きます。

  

男性の私も欲しくなる、センスのよい器がたくさんあり、店内も落ち着いた雰囲気。カフェも併設されています。12月は、迎春の器を中心とした品揃えになるそうです。お買い得商品もありますので、機会があれば、是非どうぞ(^_-)☆ by dan

店舗データ
 店名: 「楽ら」(らくら)
 営業時間: 月~金 10:00~18:30、土10:00~16:30 (日祝休み)
 連絡先: 06-6358-5720 (オーナー:山田さん)
 2013年6月営業終了(2013/07/01追記)

山の手/大津市の宅地分譲


前回のニューヨークから一転、日本(滋賀)に話題を戻します(^^;;

これはJR堅田(かたた)駅の近くで見かけたノボリ。「大津堅田山の手」という宅地分譲のものです。堅田の街はJR湖西線で山側と湖側の二つの地域に別れるので、単にそれを表しただけかもしれませんが、見た瞬間、「うまいこと言うなぁ」と感心しました。

こうした非都会(失礼!)だと、山の手=単なる山奧の可能性があります。ところが、東京や神戸の「山の手」イメージ=セレブな匂いで、うまく毒消ししているわけです。「○○台」といった普通の地名と比べれば、差は歴然。

同じパターン?で、寂れた湖岸もウォーターフロントという言い方ができます。ネーミングあるいはポップの書き方一つで、商品の売れ行きが相当変わりますよね。「言葉による錬金術」です(^^) by dan