Tag Archives: 地図

西ノ京周辺を歩く/奈良ウォーキングマップ


奈良の自転車道マップ(2012/10/26参照)に引き続き、今回はウォーキングマップをご紹介します。まず、唯一、冊子形式でも配布されているのが、奈良市(保健所健康増進課)制作の「奈良ウォーキングマップ」。セレクト版を含めて計4冊、外国語版もでています(右画像は”その1”)。奈良市外にお住まいの方は、PDFで入手するのが手っ取り早いでしょう。

奈良ウォーキングマップ(奈良市保健所健康増進課 制作)
 その1 その2 その3 ベストセレクション 外国語版(英語・韓国語・中国語)

あす香のお食事とセットでご検討いただきたいのが、「ウォーキングマップ その1」に掲載されている「あおによしコース」(左画像、クリックで拡大)。先日も少し触れた、お薦めコースです。以前、投稿した「大界外相」の石碑もこのコースの途中にあります(→こちら参照)。これをベースに、尼ヶ辻駅を10時に出発、唐招提寺を見学した後、あす香でランチ。その後、周辺を回るというコースが考えられます(ただし、薬師寺東塔が解体修理中の為、大池からの風景はイマイチかもしれません)。その他、参考になりそうなサイトを二つ載せておきます(^_-) by dan

奈良を歩く ゆきめぐり (奈良市観光企画課が運営するサイト)
 奈良市内の様々なコースを紹介する「ゆきめぐり
 西の京の世界遺産を訪ねてというコースが参考になります。

歩く・なら (奈良県観光局が運営するサイト)
 奈良県のウォーキングポータルサイト「歩く・なら
 西の京コースが参考になります。

日経お引越しキャンペーンの地図帳


またもや新聞ネタですみません(^^;;。3月にWeb上で購読新聞の転居手続きを行ったところ、(直前の申し込みにもかかわらず)指定日から配達先が新住所に切り替わったことに感心しました。たまたまですが、この時、「お引越しキャンペーン」中で、引越しただけで?プレゼントがもらえることになっていました(右写真、クリックで拡大)

後日、新住所に届いたのが下左の「今と未来がまるごとわかる日本地図」の特装版。Google Map 慣れしているせいか、都道府県別ページが新鮮です(^^;;。例えば、下中央は奈良県市街地、下右は奈良県全体図(オレンジ部分が市街地)ですが、市街地は北西の一端にしかありません。大阪人感覚では奈良県全体を理解できないぞ、と直感的に解ります。データ・ランキングのビジュアルな統計資料も意外な発見があって面白い。勉強になります。 by dan

PS プレゼントの地図帳(特装版=非売品)は、255頁の市販本を120頁に再編集・抜粋したものでした。

1974年にタイムトラベル/再び、地図の話 その2


その1より続く) そのサイトは、国土交通省>国土政策局の運営するGIS。提供サービスのひとつ、「国土情報ウェブマッピングシステム」で、1974年~1990年のカラー空中写真を閲覧できます(詳しい説明はこちら)。この情報とGoogle Mapで大阪駅前(南側)の変遷を追ってみたのが下の3枚の画像です(左から順に、1974年、1979年、2012年。それぞれクリックで拡大)

  

大阪駅前ビルは、第1ビルが1970年、第2が1976年、第3が1979年、第4が1981年に竣工しており、1970年代は再開発の真っ只中。左2枚の画像で、その動きがリアルに捉えられています(大阪駅前第一ビル歴史巡り<vol.1~4>も参照下さい)。1979年当時、ヒルトンも大阪ターミナルビル(アクティ大阪)もなかったことが分かります。

ものは試し、自分が生まれ育った地域の画像をご覧下さい。1974年=約40年前にタイムトラベルした気分が味わえますよ(^_-) by dan

国土情報ウェブマッピングシステム>カラー空中写真閲覧へ
※ご利用に当たっては利用約款を必ずご確認下さい。

1974年にタイムトラベル/再び、地図の話 その1


前回書いた地図の話をもう少し続けます。調べるだけなら Google Map が圧倒的に速いし、スマホがあればGPSで現在地も経路も示してくれる。ということで、地図帳を買う人が随分減ったはずです。実際、アルプス社やワラヂヤ出版等の地図会社が解散/倒産しています。

しかし、地図帳には資料的価値があります。例えば、1990年~2010年の地図帳があれば、過去20年間の変遷を追うことができます(右写真、手前の2冊はアルプス社のアトラスRD。 1990年版、1995年版)

便利な Google Map も(2012年11月現在では)過去の情報にアクセスできず、上のような「輪切り」(時系列表示)は不可能です。ところが、少々古いデータになりますが、日本全国の地図情報(カラー空中写真)を公開しているサイトがあり、上の「輪切り」を疑似体験できます(続く) by dan

奈良の自転車道マップ その2


その1より続く) まず押さえておきたいのが、”奈良県自転車利用総合案内サイト”にある各種サイクリングマップ。「ならクルマップ」、「奈良・京都サイクリングマップ~いにしえのみやこをめぐる自転車の旅~」、「古都りんのエリアマップ(例えば、奈良市編)」はPDFデータであれば無償、冊子形式であれば実費負担で入手可能です。

  

次に、情報というよりアプリケーションですが、自分オリジナルのコースを検討する際に便利なのが、サイクリスト御用達ツールと言われるルートラボ。GPSデータのインポート/エクスポート機能、標高グラフ表示等はGoogle Mapよりも優れています(下記のデモ動画/YouTube参照)。特に、自分が作成したデータを手軽に他人とシェアできるのがウリ。「ならクルマップ」もルートラボを利用して作成・公開されています。

奈良盆地は史跡や自然に恵まれ、非常に走りやすいところです。上の情報やサービスを参考に、サイクリングをお楽しみ下さい(西ノ京に来られる際は、「あす香」も忘れずに!^^) by dan

奈良の自転車道マップ その1


昔から持っていて、今も使っているサイクリングマップが「京都・奈良・滋賀自転車散歩」(山と渓谷社)です。先日の斑鳩方面へのサイクリングも、この本を参考にしました(右写真は、今年出版された「新版 京都・奈良・琵琶湖自転車散歩」)

自転車散歩シリーズは、関東圏を中心に各地方版が出版されており、大阪・神戸版もあります。

この本(京都・奈良・滋賀版)は、奈良~京都にまたがる木津川もカバーしているので便利です。3年前のビワイチ(未達成)の際も必要箇所のコピーを携行する等、何かとお世話になっています(^^)。しかし、最近はネット上で質の高い情報収集が可能になってきました(続く) by dan

大阪歴史博物館のマーク その2/地図記号の話


その1より続く) 2003年、国土地理院が地図記号を新設しています。その時から使われるようになった記号が「博物館」(画像左)と「図書館」(画像中央)。1965年以来、38年ぶりの地図規格変更だとか。当然ありそうで、実はなかった記号です。確かに、私も小学校(中学校)で学習した記憶が無い。

  

歩道(あるいは道路標識)でみかけた大阪歴史博物館のマークは、地図記号(博物館)を使っているわけです。20代前半の若い人であれば、説明不要で、すぐ分かるんでしょうね。ちなみに、画像右は数年前に作られた「老人ホーム」の地図記号だそうです(家の中に杖がある)。これは、ちょっと分かりづらいなぁ(^^;;  by dan

大阪歴史博物館のマーク その1


地下鉄谷町四丁目駅の5番出口を出ると、東に延びる歩道(中央大通り沿い)に「パルテノン神殿」のようなプレートが何カ所か埋め込まれています(写真左)。その方向には、大阪歴史博物館や難波宮(跡公園)があるので、その案内標示かな?と思ったのですが、ネットで調べてもはっきりせず、そのままになっていました。ちなみに、写真中央は、大阪歴史博物館のシンボルマーク。

  

ところが、先日、谷町筋で写真右のような道路標識を発見!(クリックで拡大)。やはり、大阪歴史博物館のマークだったのですね。灯台もと暗し…(^^;; 。後、少し調べると、このマークは、ある記号がもとになっていることがわかりました(その2に続く) by dan