Category Archives: 日記

コーナーポールが2本あるクルマ


最近見かけなくなったのが、バンパーの端にアンテナ状の棒をつけて走っているクルマ(右写真クリックで拡大)。一般に、この棒はコーナーポール(あるいはフェンダーポール)と呼ばれています。ドライバーがクルマの端の位置を把握するための目印でアンテナではありませんので、念の為…(^^)

狭い所の通り抜けや幅寄せの際に使うものなので、通常走行時は邪魔な存在。なので、最近のコーナーポール(メーカー純正品)は電動で伸縮のコントロールが可能です。また、センサーを組み込み、障害物に近づくと先端のLEDが点滅する製品もあるようです。アラウンドビューモニター(全周囲立体モニター)が標準装備になるなど、ハイテク化が進めば、コーナーポールそのものが不要になるんでしょうね。

さて、先日、あす香の近くで見つけたのが左下のクルマ。コーナーポールが2本あります。一般車で左右2本とは珍しい(写真クリックで拡大)。奈良は狭い道路が多いので、クルマを乗り換えた当初は(見栄を張らずに)これぐらいやった方がいいのかも…。新車のバンパーを擦りたくありませからね。とはいえ、ポールが少々長い気もします。走行中に何か引っ掛けたりしないのかなぁ?と、ちょっと心配になりました(^^;; by dan

PS あす香へクルマで来られるお客様へ。ナビに従うと、とんでもなく狭い道を指示される場合があります(特に、養天満神社脇の踏切を渡るルート)。地元の私ですら避けている道なので、よほど自信がある方以外は、遠回りでも、他の道を選ぶのがよいです。

人参葉で


まだ5月だというのに、25℃(夏日)を越え30℃近くになる日があります。30℃に達する日もあったりで、こうなると、もう真夏日!真夏ほど、まだ湿気が多くないので、助かりますが、5月ってこんなに暑かったかな~、と思ってしまいます。早くも熱中症に注意!なんてアナウンスしていますね。暑さに体が慣れていない分、気をつけないといけませんね(^^)

人参葉を沢山いただきました。人参葉と言えば「かき揚げ」が美味しいですが、そればっかりじゃぁ、芸がない?(笑) と言うことで、水切りしたお豆腐をすり鉢ですり、玉ねぎ・人参などと一緒に混ぜて団子にして、揚げてみました。ふわっとしたお豆腐と、玉ねぎ・人参の甘み、人参葉の歯応え、となかなかの美味でした(左写真は人参葉入り豆腐ボールと、人参葉のかき揚げです。クリックで拡大)(^_-) by ichi

料理教室のご案内(6/27開催)

今回はコロッケが登場。あす香のカリカリコロッケを伝授!

日程
 2015年6月27日(土) 10:00~13:00
会費
 4,500円(当日ご持参下さい)
内容
 その時期に美味しい野菜を使っておかずを3品作ります。
 砂糖や化学調味料を使わず、野菜の旨味・甘味を引き出せるような
 調理法をお教えします。 Continue reading

「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」 その2


その1 より続く) 「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」が書かれたのは、実は20年以上前。そういえば、当時、著者の中津さん宅へ遊びに行った際、NEC のワープロで出力された原稿の束を見せてもらった記憶があります。公私ともに多忙を極めていた時期に、よくぞ書き上げたものです。しかも、前半の一部を出版しただけ、というのだから恐れ入ります。

5月21日現在、Amazon でこの旅行記は在庫切れです(重版中のため、入荷は1ヶ月先になるらしい)。人気ですね(^^)。お急ぎの方は、出版元(文芸社)に直接問い合わせると良いかもしれません(→こちら

90年代前半に書かれたオリジナル原稿は、歳月のフィルターによって濾過され、出版にあたって再び磨かれることで、より上質になりました。例えば、ミケランジェロと彼の作品を巡る文章。その臨場感溢れる描写は見事です(左写真はシスティーナ礼拝堂

時の流れを感じるとすれば、携帯電話やインターネットが出て来ない、関西国際空港も登場しない、といったあたりですが、ほとんどの人は気付かないでしょう。また、この旅行記は、写真に肩代わりさせて説明を端折るという「手抜き」が無く、記録文学としての完成度も高いです。その上で、なかつみつこ(奥様)のスケッチが挿入されているため、添え物/補足説明ではなく、絵も作品として楽しめるようになっています(続く) by dan

お座敷らいぶ/筍ボール


先週の土曜日(5/16)、「お座敷らいぶ」を行ないました(→こちら参照)。ステキな歌を聴かせてくださったのは、「嬉しがり屋・ゆきぢ&かづね」さんです。童謡を数曲、ポップスや、ゆきぢさん自作の歌などを、次々と披露してくださいました(右写真、各々クリックで拡大)

お二人の伸びやかな歌声には優しさと力強さを感じます。歌の合間に入る、夫婦漫才を思わせるトークも面白く、いつもはゆったりとお食事を楽しんでいただく和室は終始笑いに包まれていました。ライブは予定の1時間をゆうに超える熱演。遠く岐阜から来てくださり、楽しい時間を作ってくださった、ゆきぢさん・かづねさんには、本当に感謝です。そして、お忙しい中お越しくださったお客様、ありがとうございましたm(__)m

さて、お料理の紹介です。今日は「筍ボール」。大きさや形から、「筍まんじゅう」と言った方が良いかもしれません(^^;;。すりおろした筍と野菜のみじん切り、つなぎの小麦粉を混ぜ、ごま油で揚げました(左写真クリックで拡大)。春先から料理し召し上がっていただいた筍も、もうそろそろ終りになります。今シーズン最後の筍のお料理かも…。そんな時期になって来ました。  by  ichi

リニューアルした中之島図書館


改装のため、1月から3月まで休館していた大阪府立中之島図書館が、4月にリニューアルオープン。先日、その「新」中之島図書館へ行って来ました。どこがどのように変わったのでしょうか?

まず、外観が化粧直しで綺麗に。そして、出入口が変わりました(増えました)。今まで、正面玄関は「開かずの扉」。階段の両袖から内部に潜入し、通用口のようなところから出入りしていました。それが、中央階段を登って正々堂々と?正面玄関から入館できるようになったのです(54年ぶりだとか。右写真クリックで拡大)。一番大きく変わったのは手荷物の扱いです。入館時にロッカーへ荷物を預けることなく、そのまま入館できるようになりました。これはありがたい!トイレも(一部ですが)最新式に入れ替わりました。

従来の出入り口(階段横から入る)は廃止されたわけではなく、そのまま残っています。休憩室や自販機コーナーへ直行されたい方は、そちらからどうぞ。

あらためて正面玄関を見ると、柱の意匠など凝った造りになっていますね。「大阪図書館」という表示(右から左)も歴史を感じさせます(→建物紹介参照)。平日利用が難しい方は、土曜日に気分転換を兼ねて中之島公園を散策がてら利用されるといいかもしれません。残念なことに、6月1日から10月31日まで、内部改装のため(また?)臨時休館するそうなのでチェックはお早めに! by dan

PS 中之島図書館は、大阪府民以外にも門戸を開放していて、近畿圏に住んでいれば誰でも本を借りることができます。つまり、奈良県在住の専業主婦でもOK。知ってました?かく言う私も、奈良に引越した時に初めて知りました(笑)

ポテトサラダ


5月も半ばになり、新緑が美しく輝いています。梅雨入りまでの爽やかな季節、大いに楽しみたいものです。梅雨と言えば「アジサイ」ですが、庭のアジサイが花芽を付けています。着々と自分たちの出番に備えているようです。地植えのアジサイが3本、鉢植えか3本あります。

これ以上増やさないようにと思っているのですが、お花屋さんでキレイなアジサイを見かけると、ついつい買いたくなってしまいます。店頭には4月から可愛い鉢植えが並んでいますが、買いたい気持ちをグッと押さえています(笑)。ということで?右上にご紹介する花は(アジサイではなく)今、あす香の庭でキレイに咲いてる鉢植えのバラです^_- (写真クリックで拡大)

さて、本題。お料理の紹介です。「新じゃが」の季節到来!届いた新じゃがで、真っ先に作ったのが、サラダです。マッシュしたじゃが芋に、塩・お酢・オリーブオイルを加え、下味をつけます。新玉ねぎのスライス・えんどう豆・ラディッシュなど、季節の野菜とひじきを入れて仕上げました。ホクホクじゃが芋の美味しさと、オリーブオイルの風味が程よくきいた、さっぱりサラダになりました(左写真クリックで拡大)  by  ichi

世界文化遺産登録/萩の話 その2


その1より続く) 先日、「明治日本の産業革命遺産」(九州・山口ほか)の諸施設を世界文化遺産に登録するよう、ユネスコの諮問機関(イコモス)から世界遺産委員会に勧告がなされました。7月の審査で最終決定の予定です(右画像クリックで拡大←東京新聞WEB より)

他の施設の多くは「産業革命」を体現しているので見た目に判りやすい。一方、萩の城下町や松下村塾は「産業革命」を生み出した母胎/思想の原点であり、歴史を踏まえないとその価値を理解しづらい(特に、松下村塾)。よくぞ認めたものです。少々乱暴に書けば、西洋から見てニッポンは今でも「東洋の神秘の国」なのでしょう。明治維新後、数十年でゼロ戦や戦艦大和、伊400(潜水艦)を造っちゃうわけですから。

マクラが少々長くなりました…。先日、萩のプチ観光をした際、堀内と呼ばれるエリアを散策しました。そこにあったのが、旧明倫館跡。恥ずかしながら、江戸時代に日本三大学府の一つと称された明倫館は創建時より現在の場所(江向)にあると思い込んでいました。驚いたのが、移転後の規模。当初の敷地940坪が、移転後は、敷地15,184坪・建物総坪数11,328坪・練兵場3,020坪になっています(Wikipedia>明倫館 より)

大英断ですね。数多の偉人を輩出した松下村塾も、すぐそばに明倫館があったればこそ、という気がします。明治維新や産業革命の原動力はこうした教育/人材育成に価値を置く藩政(というか国民性?)のもとに生まれたわけです。日本という国は、やっぱり、スゴイのかも…^^(その3へ続く) by dan