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7年後にお会いしましょう/薬師寺東塔が解体修理


先日、薬師寺へ行ったところ、東塔を素屋根(作業用のシェルター)で覆う作業がまさに佳境。翌日には素屋根が横にスライドし、東塔の姿が完全に隠れるというタイミングでした(下のYouTubeで言うと、1分23秒頃の状態)

運良く、お隠れになる直前の東塔を写真に収めることができました(右写真。クリックで拡大)。この覆い屋の内部で解体修理が行われ、東塔の姿を再び見ることができるのは7年後の予定。1世紀ぶりの解体修理で、こうしたシーンに立ち会える私達は幸運なんでしょうね(^^)

日本古来の建築工事いわゆる宮大工で思い出すのが、西岡常一(にしおかつねかず)氏や彼の唯一の内弟子であった小川三夫氏です。千年先を見越した仕事をする彼らの著作を読み直そうと思います。 by dan

もなか珈琲/中崎町


東京の仕事仲間が屋久島に遊びに行った際、大阪から来た青年(S氏)と友達になりました。そのS氏が昨年11月にオープンした店が、中崎町にある「もなか珈琲」さん。東京の人間を経由して地元の店を知るところが、ネットワークの妙味ですね(^^)。それはさておき、先日、梅田ゲートタワーからの帰り道に寄ってみました。

店名が「もなか珈琲」ですから、「ゼー六」さんのように、もなか(アイスetc)をウリにしているお店かと思ったら、さにあらず。オーナーの苗字(しもなか)から採った店名だそうです。

店内を見渡すと、目に付くのがカップ棚(右写真、クリックで拡大)。喫茶店経営を思い立つ前から、趣味で集めていたそうで、古くは大正時代、新しいところで昭和40年代までの器が中心。昔のカップの方が美しく、魅力を感じるとのこと(若さに似合わず、渋い趣味です)。常連さんの中には、珈琲を飲む度に次回のカップを指定して帰る方もいらっしゃるとか(^o^)

で、以前、繁昌亭の横にあった「天満茶寮」の話など、しばしカップ談義(落語家のマイカップの話←旧あすかDiary 2007/02/14参照。今は自販機コーナーになりました)

オーナー(左写真、クリックで拡大)はまだ20代の若さ。もの静かな印象からは想像できませんが、大阪から屋久島まで自転車で行く、喫茶店を開く、屋久島で知り合った女性と結婚する…等々、非常に密度の濃い人生を送っている方です(笑)。いろいろと面白い話が聞けるかもしれませんね。中崎町に行かれた際、是非、寄ってみて下さい(^_-) by dan

店舗データ
 店名: もなか珈琲   所在地: 大阪市北区中崎3-3-13
 営業時間: 11:00~21:00   定休日: 火曜日
 電話: 06-6374-0664   公式サイト: もなか珈琲ブログ

セレブなトイレ/ドージマ地下センター


今の堂島アバンザの場所には、昔、毎日新聞社のビルが建っていて、その下に大毎地下劇場という有名な名画座がありました(若い方はご存知ないでしょうね)。そこへ行く時によく通ったのが、旧・ドージマ地下センター。しかし、当時は映画以外に興味がなかったので完全スルー。地下街に関する記憶が殆どありません(^^;;

トイレを利用せずに、ドーチカを語るなかれ!

ところが、先日、ドージマ地下センターで公衆トイレを初めて利用してビックリ。かなり前=2003年改装のようなので今更ですが(^^;;、感動したので、御紹介しておきます。北側トイレは通路も凝っています(写真左・中央。クリックで拡大。特に、ドアのペイントに御注目)。南側トイレも明るいセレブな空間に大変身!(天井にも青空が描かれています)。大金をかけずとも知恵を絞って、快適な空間を作りあげた堂島地下街株式会社さんに拍手!勉強になりました(^^) by dan

  

ケツ断の時!/ケツの話


もうすぐ立春。日本では、公式行事は(ほぼ)すべて新暦で行われるようになりましたが、この時期を正月とし、決意を新たに行動を起こす方もいると思います。ということで「ケツダン」の話を…。

先日、天神橋筋商店街で見つけたのが、右写真のケツオブジェ(クリックで拡大)。DCブランドの古着屋さんの店頭にありました。「ケツ断の時!」って、まぁ、一発ギャグの世界です(^^)。私の周りでは、「ケツを割る」「ケツをまくる」という、いささか上品さに欠ける表現が普通に?使われているのですが、これって大阪だけかもしれませんね(苦笑)

そういえば、子供の頃、「ケツ圧!」と言いながらお尻を押しつけるアホなことが流行っていた気がする…(^^;; by dan

「タイタニック 3D」が4月公開/映画の話


前回の「三丁目の夕日」に引き続き、映画の話題です。

先日、映画館で「タイタニック 3D」の予告編を観ました(オリジナル作品は1997年12月公開)。アカデミー賞の11部門をかっさらい、ジェームズ・キャメロン監督の名を不動のものにした記念碑的作品が、3D版として4月に劇場に帰ってくるとか。全く知りませんでした…(^^

何度か観ているこの映画、タイタニックが沈んでいく場面やモブシーン(逃げ惑う群衆を映した場面)は、ハリウッド映画ならではの迫力でした。「三丁目の夕日」で最も3D効果が発揮されたのが東京タワーの俯瞰シーンだったように、巨大な建造物が出てくる「タイタニック」は、非常に3D向きといえます。キャメロン監督のことです、見せ場をいろいろと用意しているに違いありません。

また、アカデミー脚本賞こそ逃したものの、「タイタニック」はドラマとしてもよくできていて、何度観ても感動してしまいます。特に、アメリカに渡ったローズ・ドーソン の人生を枕元に飾られた写真のカットで表現し、あの大団円的ラストシーンにつなげる構成は見事でした。

…ということで、春になったら、劇場に足を運ぶことになりそうです。また御報告します(^^) by dan

映画「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」


ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」を観ました。劇場での3D鑑賞は、遅ればせながら、この映画が初めてです。眼が疲れることもなく、最後まで楽しめました。3D映像の見所がいくつかあって、一番分かりやすいのは、冒頭の東京タワーの俯瞰。ホント、目の前に突き出て見えます(これだけで400円割高の価値あり)。隣のご夫婦は、前に手を出していました(^^)

さて、映画そのものの評価ですが…。三丁目ファンの皆さん、御安心下さい!過去のシリーズ2作(→旧あすかDiary 2005/11/142008/02/11 参照)と遜色ない素晴らしい作品になっています。淳之介(須賀健太)がアカデミー助演男優賞間違いなし?の熱演。続編でも泣かされましたが、今回もいい歳をしたオッサンが滂沱(ぼうだ)の涙。こんな時、通常の眼鏡に3Dグラスをかけていると、涙も拭けないので困ります…(^^;;

  

(いい意味で)気になるのは、次作への伏線をいくつも張ったような終わり方だったこと。実際、山崎貴監督もその気は十分とみました。「ALWAYS 三丁目の夕日 ’67?」→大阪万博を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日 ’70」という感じで続くと嬉しいですね。あの万博を最新技術で映像表現したらどうなるか…。考えただけでもワクワクします(^^) by dan

御参考(山崎監督の最新インタビューより)
 > (学びの場) ご両親が本シリーズのファンってことですか?
 > (山崎) 「三丁目が動き出した」って言うと、もう目の輝きが違う(笑)
   「『三丁目』やるの!?」と、両親とも完全にウキウキし出すんです。

引き渡し ~最後のお別れ~


先週、あす香店内の片付けを終え、引き渡しを完了しました。大家さんと相談した結果、店内の造作はそのままで、一旦、居抜き物件として店子の方を探して頂くことになりました(各写真、クリックで拡大)

  

店内の食器類など、すぐに使わないものはichiの実家に移動したのですが、自宅マンションに持って来たものもあります。例えば、あす香の立て看板。玄関を開けるとすぐ目につく箇所にあったりします(苦笑)。日々、「思い」を新たに確認出来て良いかも…という考えからです(^_-)☆ by dan

昭和87年のカレンダー/元号の話


右写真は年末に頂いた平成24年のカレンダーの表紙です。「昭和87年・大正101年」という表記にご注目(クリックで拡大)。元号をまたぐ年齢(年数)計算がよくあるので、このような「みなし元号」を記憶しておくと便利なわけです。

あるいは、昭和は25、大正は11、明治は67、平成は88という数字を使って、元号/西暦変換していもいいですね。例えば、昭和45年→45+25=70なので1970年。逆に 1936年→36-25=11なので昭和11年とか…。

「そんなこと、どうでもいいじゃん!」とお思いの方も多いでしょうが、実は、私の手元に右のような古い保険証書があったりします(クリックで拡大)。満期日が「昭和88年」になっているので、判りにくい事この上なし。しかし、88+25=113=2013年と変換すればいいわけです。

以上、西暦と元号の関係を頭に入れておいて損はないよ、というお話でした(^^) by dan