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黄昏の法起寺/法起寺の話 その4


先日の夕方、空き時間ができたので、法起寺へ行って来ました。あす香から30分の近場なので、こうした気まぐれドライブが可能なのです。しかし、その日は出発時間が遅かったこともあって、束の間の残照を楽しむのが精一杯でした(^^;;

実は、去年も同じようなタイミングで来ています(→2013/10/06 参照)。去年との違いは、既に稲刈が終わっていたこと、夕陽が厚雲で覆われていて撮影には不利な条件だったことです。ともあれ、夕焼け等を撮ったのが下の写真です(各々クリックで拡大。今回はカシオのコンデジで撮影しました)。シャープ感に乏しいノッペリした印象の絵になったのは、私の腕のせいではありません!(たぶん…^^;;) by dan

紫芋のきんとん/正倉院展 2014


10月24日から「正倉院展」が始まります(会期は11月12日まで) 。実は私、まだ一度も行ったことがないのです(^^;;。それで「今年こそは行くぞ!」と強く決めています。昨年は、あす香で食事をした後、正倉院展に行くというお客様が、結構いらっしゃいました。しかも、東京や名古屋など遠方から来られた方、また遠方にもかかわらず毎年のように来ています、という方もおられました。いにしえから現代まで伝わって来た宝物の展示を、是非今年は見たいと思います(^^)

尚、あす香から奈良国立博物館へは、西ノ京駅から近鉄奈良駅まで電車で移動して、徒歩もしくはバスで行くことができます。あるいは、西ノ京駅からバスだけでも行けます。バスは1時間に2本ほどですが、博物館のすぐ近くまでバス1本で行けるので、それも便利かと思います(平日・土日とも、10~16時台に毎時08分・38分発。奈良・斑鳩1dayチケットがお得です^_-)

さて、今日のお料理は、「紫芋のきんとん」です。先ず、鮮やかな紫色に、うっとりしますね。裏ごししてボールに移す時、その美しさに、はっと目を見張りました(左写真クリックで拡大)。材料は、紫芋・リンゴ、そして塩。この3つだけです。紫芋の甘味、リンゴの甘味と酸味、そしてそれらを引き出す塩、たったこれだけの材料で、それぞれが持ち味を出し合って、甘くて美味しいきんとんが出来上がりました(^o^) by ichi

コスモス花あかり@般若寺


台風の影響でコスモスもかなり傷んだものの(花の数は例年の5分~7分程度になっているそうです)、般若寺では恒例の「コスモス花あかり」が、今週・来週の週末(10/18・19、10/25・26)に開催されます。詳しくはこちら

余談ですが、先日、整体の先生と話をしていて「へぇー」と思ったのが、台風の影響で体調を崩した人が大勢いるという話。特に、先週の台風は超大型だった為、患者さんは軒並み?体調がおかしくなったとか。気の流れとか、いろいろ関係しているのでしょうか。そういえば、私も先週末は体調がよくありませんでした(苦笑) by dan

ナスカの地上絵@着物


先日、大和西大寺・ならファミリーの呉服屋さん(東京さが美)で見かけたのが、右の商品。着物の世界には疎いため、ichi に教えてもらうまで、「お召し」という言葉の(本当の)意味が理解できていませんでした(右写真クリックで拡大)

お召し(物)=衣服の尊敬語でしょ?とお思いになった貴方、残念ながら全然解っていません。こちらで勉強下さい(^_-)。それにしても「着物の格付け」だけで、こうも奥が深いとは…(苦笑)

さて、本題。上の着物に目が留まった理由は、その図柄にあります。ぱっと見には普通の紋様、鶴を意匠したデザインに思えますが、なんと「ナスカの地上絵」をそのまま持って来ているのです(左写真クリックで拡大←ひょっとして、単なる手抜き!?^^;;)。歴史も文化も異なる南米意匠でありながら、着物の紋様として全く違和感がないことに感心します。

ちなみに写真右上の「鶴」に見える鳥はコンドル、鞄に隠れている左下の鳥(首がグネグネ長い)はチリフラミンゴとされています。南米(ペルー)の人がこの着物を見て、どのような反応を示すのか知りたいところですが、案外、無視されるかもしれませんね(^^;; by dan

蛇穴(奈良県御所市)/難読地名の話


先日、奈良県御所市で見かけたのが【蛇穴】という地名(右写真クリックで拡大)。「蛇」「穴」の組み合わせ自体がレアな上に、読み方が「さらぎ」。絶対、読めません!(苦笑)。地名の由来をネットで調べると、「蛇穴をサラギと読むのは蛇がトグロを巻き、穴を作る状態をサラキ(サラケ)というから」だとか(→こちらのブログ参照)。それにしても、このような言葉が存在する(した)日本語/やまとことばの豊穣さにあらためて畏敬の念を抱きます。

IME が ATOK だと、「さらぎ」→「蛇穴」と変換されるのにも驚きました。余談ですが、この蛇穴の近くに【五百家】という地名があります。Baidu (現在、安全性は認証済の模様) では、これもきちんと変換されます(「いうか」→「五百家」)。うーむ、すごい(Windows 標準の IME でも人名・地名辞書で変換可能)

蛇穴について調べていて、同地にある野口神社で毎年5月5日に「蛇綱曳き」の神事が行われていることがわかりました。関連動画も YouTube にありましたので、あわせて御紹介させていただきます。伝統行事らしからぬ、お茶目な蛇ですね(^o^) by dan

ナスの揚げ浸し


西ノ京駅から薬師寺へ向かう道に、今「萩」の花がきれいに咲いています。もう、こんな頃になったかと…いつもより早い秋の訪れを感じました(右写真クリックで拡大)。やっと晴れ間も見えるようになり、青空が広がっています。このままお天気が安定してくれれば良いですね。そして、奈良は夕焼け空が、とてもきれいな季節になりました。近くの空き地に立って、春日山の上に赤く染まる雲と空を、ぼんやり眺めるのが好きです(^^)

さて、今日のお料理は、「ナスの揚げ浸し」です。ナスは加熱すると皮が茶色になってしまいますが、素揚げすると、皮の色がきれいなナス色のまま残ります。濃いめに作った漬け汁に漬けること半日~1日、漬け汁とナス自身の旨みが一体となって、何とも言えない美味しさ!彩りとして、オクラとプチトマトを添えました(^_-)(左写真クリックで拡大)。この料理を作るといつも、ナスと油の相性の良さを感じます。 by  ichi

台風11号、接近


最近は台風情報の精度も高くなり、以前「ピンポイント」と称していた対象エリアも、今はその面積が10分の1ぐらいになっていて(つまり、精度がひとケタ上がったということ)、ネットでも右のような情報に簡単にアクセスできます(Google災害情報より。画像クリックで拡大)。スマホで誰もがこのような情報を入手できるなんて、子供の頃を思うと(未来というより)完全にSFの世界です。

さて、こちらは現実世界のお話。左下写真は、昨日の夜、西ノ京駅で撮影した光景(クリックで拡大)。駅に降りた時、あれっ?と思ってよく見たら、台風に備えて駅の看板が外してあったのです。風通しがいいというか、台風が来た時にホームにいると、雨風の直撃攻撃にさらされます(^^;;

昔から思えば、SFのような世界にいるはずなんですが、それがピンとこないのは、こうしたアナクロなものが周りにたくさん残っているから。例えば、トイレはすごく進化しているけれど、雨傘は昔のままとか…。電子看板/デジタルサイネージ が普及しても、左のような駅看は当分無くならないでしょうね(^^) by dan

夏野菜の揚げ浸し


酵素風呂(奈良イオンハウス)のことは、以前当ブログで紹介しました。あれから、月1回ペースで行っています。たっぷり汗をかいた後、お肌ツルツルになるのが、なんとも嬉しいです。それに、入浴後、軽い頭痛がすることがあります。それが断食の時に感じる頭痛(排毒現象)とよく似ているのです。ほんの30分弱の間、「おがこ」の中に入ってるだけで、かなりのデトックス効果があることを感じます^^(→2014/03/31参照)

先日、午前中に行ったので、入浴後に化粧すれば良いかぁ…とスッピンで行きました(うわっ・笑)。脱衣場には化粧スペースもちゃんとあるので、ゆっくりと化粧ができます。温浴が終わってシャワーをし、着替えをして汗がひくのを待って化粧を始めると、「うわっ、何これ!?」……はい、続きは、また次回に(^_-)

さて、今日のお料理です。野菜を素揚げして、漬け汁に浸す「揚げ浸し」です。ナス・南瓜・茗荷で作りました。油と相性の良いナスは、やっぱり美味しい。南瓜は、それ自身の甘味とホクホク感が、充分感じられます。茗荷は、庭の片隅でその日の朝採ったものです。三者三様の個性を楽しんでいただきました(左写真クリックで拡大) by  ichi