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摘み菜の料理教室


今月も摘み菜の講座に参加しました(→前回の様子はこちら)。暑い時期で、屋外での摘み菜というのも大変なので、今月は室内での料理教室でした。先生が予め摘んで来てくださった野草を、実際に料理しました。私にとってはお馴染みになった「イノコズチ」「スベリヒユ」も用意されています。スベリヒユ(右写真)は前回根っこ付きで持って帰り、鉢植えにしました。暑くても、メッチャ元気で育っています。畑でも繁茂するので、実は厄介者らしいです。なので、「こっから(鉢から)出るなよ~」と言い聞かせながらの栽培です(笑)

この日作った料理は写真の通り(豪華でしょう!)  右上の大皿のまん中に、オムライスがありますが、クローバーの葉っぱが可愛いアクセントになっています。日ごろベジ生活の私、卵を料理することも全くないので、十数年ぶりに卵を割る、ということをしました(笑)。一番手前にある小さな花束のようなものは、摘み菜を束ねて作った箸置きです(左下写真クリックで拡大)。他にも「アカメガシワ」を取っ手付きの器にしたり(これがまた素敵なんです)、料理以外にも、教えていただくことが沢山ありました。

教室の準備のため、残暑が厳しい中、野草を摘むのはさぞ大変だったと思います。また、それらをキレイに洗ったり、調味料や道具類の用意など、全て先生がしてくださり、頭が下がります。今回もとても勉強になりました。摘み菜の講座には、しばらく通うつもりです。来月は、また野外活動、とても楽しみです(^^) by  ichi

この夏、初めてのゴーヤ


今、奈良国立博物館で、「白鳳展」が開催されています。(会期9月23日まで)。7世紀後半から白鳳期にかけて、仏教文化が花開いた時代の仏像や出土品が多数展示されています。午後5時以降はサマーレイトで入場料が安くなります(但し毎週金曜日と8月5日~15日まで)。このサマーレイトで入場しようと、博物館近くのカフェで先にお茶をしました。5時過ぎになり、そろそろカフェを出て入館しようと思っていたら、ゴロゴロとカミナリが鳴り始め、あっという間にゲリラ豪雨!カフェから出られなくなりました(^^;;。30分近く足止めを余儀なくされた後、博物館へ。閉館まで1時間余りしかなく、駆け足見学となってしまいました。1200~1300年前に作られたものが現存するありがたさ、仏像の静かな温かいお顔立ち、展示品の多さなど、見応えがありました。

見学を終えて外に出ると、美しい夕焼けが…。あのゲリラ豪雨が嘘のようでした。ちょうど「なら燈花会」も始まっていて(8月14日まで)、浴衣姿の女性が多数いました。そしてスタッフの方がロウソクに次々と灯をともしているところでした(ちなみにこの日入ったカフェは河島英五ファミリーが営業するTEN.TEN.CAFE

さて、今日のお料理です。今年初めてゴーヤを料理しました。えっ、今ごろ初めて?と思われるかもしれませんね~。はい、なぜか出遅れました(笑)。ゴーヤと厚あげ、そしてモヤシのチャンプルです(写真クリックで拡大)。あの苦味は、暑い夏にはやっぱり美味しい!ゴーヤを食べると、夏を食べてる~、って思います。ゴーヤは普通、なかわたと種を取って料理しますが、あるレシピに、なかわたと種を取らずにそのまま輪切りにしてソテーにして食べる、というものがありました。試しにやってみると、大丈夫でした。なかわたは苦くて食べられないと思い込んでいました。また種もコリコリとした食感で美味しくいただけます。5~6ミリ位の輪切りにして、塩をして焼くだけです。皆さんも一度やってみて下さい(^^)  by  ichi

胡瓜とひじきの和え物/立川志の輔「新作落語」


最近寝る時に、落語を聴いています。YouTubeでいろいろ聴けるので、便利ですね。よく聴くのは、立川志の輔さんです。創作落語が多いので、今時の感覚で聴けて分かりやすいです。寝ながら聞いているため、たいがい「枕」の話を聞きながら寝てしまうのですが、時々最後まで聞き入ってしまうこともあります。「みどりの窓口」というネタは、つい先日やっと全部聴くことができました(それまで何度枕をきいたことか・笑)。最後の「落ち」で大笑い。それから「質屋暦」も面白かったです。寝苦しい夜、落語を聞きながら眠りにつくのも一興、それに笑いながら眠ると、翌日の目覚めも気分が良いかも…(^^)

さて、本題。料理の紹介です。ヒジキを戻すとかなり増えますよね。分かっちゃいるけど、またもや沢山戻してしまいました(^^;;。でも大丈夫、半分は煮物にして、残りは和え物やサラダに、そしてヒジキご飯など、いろいろ使えます。今日は和え物にしました。胡瓜・つるむらさき・オクラなど、季節の野菜と和えて、茗荷もたっぷり加えました(左写真クリックで拡大)。シンプルに醤油だけの味付けでもOK、オリーブオイルやお酢などと組み合わせても美味しいです(^_-) by  ichi

抹茶ムース


毎日暑いですね~。朝からセミがジャンジャン鳴いて、暑さを盛り上げて?くれています。この夏も、茗荷がたくさん採れました。ある日「もうそろそろミョウガが出て来てるかも…」と思って裏に行ってみると、ニョキニョキ頭を出しています。あっ、ここにも、あっちにも、と這いつくばって取りました。なんと21個!その3日後位に再び見に行ってみると、またニョキニョキ出ています。その日は十数個取りました。右上写真が茗荷の葉っぱです(クリックで拡大。この根本に茗荷が出て来ます)

取ったミョウガは薬味で、あるいは、素揚げにしてすまし汁に浸けたり(揚げ浸し)して、お客様に召し上がっていただいています(^_-)

さて、今日はまたまたスイーツのご紹介。「抹茶ムース」です。プルプルとしたムースは、程よい甘味の中に、ほんのり抹茶の苦味が感じられます。豆腐クリームと小倉あんの甘さも加わり、甘味と抹茶の苦味が、絶妙のバランスで、お互いを引き立て合っています^^(左写真) by  ichi

ある日のランチ


最近召し上がっていただいたランチをご紹介します。最初に「葛きりのサラダ」、そして「じゃが芋のコロッケ」「ポテトサラダ」(右写真クリックで拡大)と続き、その後、このお弁当に玄米ごはんとお味噌汁、と続きました。食後のデザートは、甘酒のアイスクリームでした。

撮影用に作った料理は、撮影後、danの食事になることが多いのですが(笑)、今回は自分でいただくことにしました。先ず「さぁ~て、何から食べようかな~」と、ちょっとワクワク。自分で作り、自分で盛りつけたものでも、いざ食べるとなると、ワクワクするのが意外でした。お客様もこのお弁当を前に、同じようにワクワクしてくださっているのかなー、などと思いながら、先ずは茄子の田楽をパクリ。一つひとつ、味付けを確認しながら、玄米ごはんとお味噌汁と一緒に、いただきました(^^)

途中、いろいろ感じることがあり、たまにはお客様仕様で実際に食べてみるのも良いもんだな、と思いました。残り少なくなったおかずを見て、どういう順番で食べて、一番最後に何を食べようかな~?と。さて、最後まで残しておいたモノは何でしょう??…→答えはカボチャでした。そう、私は大好きな物を最後に取っておくタイプです(笑)    皆さんはどうでしょうか?? by  ichi

■ある日のランチ(写真クリックで拡大)
 左手前: 巻き巻きキャベツ・こんにゃく・カボチャ・甘長とうがらし
 中央: 茄子の田楽
 右奧: 千切りの和え物・キノコのマリネ・お漬物

りんごゼリー


先日の台風11号は、各地に大雨を降らせました。被害が出ている所もあるようですが、皆さん、大丈夫でしたか?京都・祇園祭の山鉾巡行(右写真)も、何とか行われたようです。祇園祭の次は、大阪・天神祭(7月24日・25日)!私にとって、沢山の思い出がある天神祭が近づいて来ましたが、同時に台風12号も、ゆっくり近づいて来ているようですね。次の週末も、またお天気が気になるところです(^^;;

さて、暑い時期は、ひんやりスイーツが喜ばれます。りんごジュースを寒天で固めたゼリーの中には、みりん浸けにした梅が、丸ごと入っています。ゼリーの上には、豆腐クリームとブルーベリーをトッピングしました^^(左下写真クリックで拡大)。ブルーベリーは、庭で栽培したものです。寒天を使う料理は、レシピの量をしっかり守らないと、へんに固くなってしまったり、逆に固まらなかったり、ということが起こります。なので、必ずレシピ通りの量で作りますが、それでも毎回微妙に出来が違います。今回はちょうど良い固まり方(柔らかさ)でした(^^)v by  ichi

摘み菜ウォーキング その2


その1より続く) オオバコ・タンポポ・桑・ギシギシ…おなじみのものもあれば、名前は知っていても、見たことがない(見ても分からない)もの、初めて聞くもの…次々と出会います。途中で別のハイキンググループとすれ違い、「こんにちは」と挨拶を交わします。この日のコースは、「山野辺の道」の一部なので、私たちも一見ハイキンググループなのですが、なぜか下ばかり見て歩いている、不思議な人たちだったことでしょう(笑)

天理市トレイルセンター(左写真)で少し早めの昼食。各自お弁当を広げて食べ始めると、先生が持って来てくださった自作の「くちなしときゅうりの酢の物」「びわ味噌」「桑の実ジャム」を分けてくださいます。これがどれも美味しい!あのくちなしの花が(どなたか歌い出してませんか?笑)酢の物になるなんて!早速やってみよ~(^^)

昼食後、再び歩き出しました。空はだんだん泣きそうな気配、時々立ち止まって、先生の説明を聞きながら、進んで行きます。やがて雨が降り出し、ザーザーとかなり激しくなって来ました。そうなるともう摘み菜どころではなく、纏向(まきむく)駅まで、ただひたすら歩きました。最後の1時間ほどは雨に降られましたが、とても楽しい摘み菜体験でした。こんな草が…と思うものが、実は食べられることに驚き!とても勉強になり、本当に満足しました。毎月1回の講座というのも参加しやすいペースなので、これからも是非続けていきたいと思います。

下写真、左から順に「くちなしときゅうりの酢の物」、「桑の実ジャム」、「イノコズチの吸い物」です(各々クリックで拡大)。左の二つは先生が持参されたもの、右の吸い物は私の自作です(^^)  by  ichi

摘み菜ウォーキング その1


蒸し暑い日が続いています。梅雨の蒸し暑さと台風の影響もあってか、かなりムシムシと暑くなって来ました。そんな中、「摘み菜ウォーキング」に参加しました。「摘み菜」というより、「野草摘み」という方が分かりやすいかもしれませんね。10年以上前に、摘み菜の講座に2度ばかり参加してから、ずっとしたいな~と思いつつ、それっきりになっていました。奈良で摘み菜の講座があることを知り、早速申し込んだのでした。

JR柳本駅に集合し、黒塚古墳~崇神(すじん)天皇陵・景行(けいこう)天皇陵を経て纏向(まきむく)駅まで、というコース(右地図クリックで拡大)。先ずは黒塚古墳に向かって歩き出しました。ほどなく民家の庭にムクゲの花が咲いているのを見て、「ムクゲの花も食べられますよ~、料理の飾りにしても、キレイです。」と先生。いきなり始まっています(笑)  道のあちこちに食べられるものがあり、例えばツユクサや猫じゃらしでさえ、食べられるそうです。道々目につくものは、一つひとつ名前や料理法を聞きながら、ゆっくり歩を進めて行きました。「摘み菜は100メートル1時間」という先生の言葉に納得(^^;;

摘み菜のエチケットなども教わりながら、そして時々立ち止まりながらも、さらに進んで行きます。野の草花を摘んで持ち帰ることを、先生が「連れて帰る」と表現され、うわっ、良いな~、と感動…。摘まれる草花への感謝と愛情を感じました(左写真は今回摘んできた草花たち。クリックで拡大)。右の籠に入っているのはイノコズチ。実は近所に一杯自生している野草でした(^^;;  (その2に続く) by ichi