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薬師寺「東塔 水煙 降臨展」の定期法話会


現在、薬師寺で開催されている「東塔 水煙 降臨展」は今月末まで。今回の展示は61年ぶりだそうで、この機会を逃すと次回はいつ間近で見ることができるか分かりません(一生ないかも?)。なので、まだご覧になっていない方は、この機会に是非どうぞ(→展示の様子は 2013/10/10参照。写真撮影OKというのがイイですね)

ところで、なぜ「水煙」というのでしょうか?水煙の形は”みずけむり”というよりも炎を思わせます。実際、「火炎」の透かし彫りなんだとか。ただ、木造建築物にとって縁起が良くないので、漢字も代えて、火炎(かえん)→水煙(すいえん)になったそうです(下写真クリックで拡大)

三重や五重の多層塔は日本各地にありますが、飛天が舞い降りる意匠の水煙は薬師寺だけだそうです。なんだか、ロマンをかきたてられる話ですね^^(→2013/10/11 参照)。期間中の土・日・祝日には、薬師寺伽藍内で、水煙にちなむ定期法話会が行われるので、土日祝に行かれる方は、それを織り込んで予定を立てることをお薦めします。水煙にちなんだ30分の法話も、この機会を逃すと一生聴けないかもしれませんよ(^_-) (各日3回。→詳しくはこちら) by dan

とびだせ!えほん@奈良県明日香村


先日、奈良の明日香村へサイクリングに行った際、毎日放送「ちちんぷいぷい」の「とびだせ!えほん」というコーナーの撮影現場に居合わせたという話を書きました(→2013/10/23参照)。当日訪れた明日香村が番組でどのように紹介されているのか興味津津。ひょっとしたら、われわれもチラリと映っているかもしれないなぁ、と思いながら、10/31の放送(録画)を観ました。

絵本作家の長谷川義史さんはサイクリングが趣味だそうですが、撮影の都合もあって、番組の中で乗っていたのはレンタサイクル。いわゆるママチャリ(変速機なし)なので、起伏の多い明日香村を移動するのは大変だったと思います(^^)。さて、石舞台等を回って、毎日放送の一隊が最後にやって来たのが稲渕でした(右地図クリックで拡大)。長谷川さんが稲渕棚田の案内版のところで、遠くに見えるジャンボかかしを指さすシーンがあります。

この時、案内板の横でジャンボかかしの写真を撮っている人物がバックに映っていました。クリーム色のジャージ、赤いデイパック、黒っぽい帽子(どこかで見たような格好)。最初、その男性?が誰か判らなかったのですが、左に停まっている黒い小径車、これは、私の愛車 BD-1 ではありませんか!つまり、私、danの後ろ姿だったのです^^(左写真クリックで拡大)。この後、私の肩越しに、ジャンボかかしにズームイン。後ろでカメラが回っていたとは全く気が付きませんでした。ホントにびっくり。でも、この後ろ姿をみて、danと判る人は誰もいないでしょうね(苦笑) by dan

コーナーの後半で、長谷川さんがジャンボかかしの下に立つ場面が出てきます。ギャラリーに囲まれての撮影で(合間にツーショットで記念撮影をしてもらう人もいました)、我々が映っているとしたら、そのあたりと思っていましたが、編集でばっさりカット。見事に外れました(^^;;

あす香が毎日新聞に…


昨日(10月29日)の毎日新聞朝刊に、あす香が掲載されました!奈良ローカル「なら羅針盤」というコーナーで、西ノ京駅界隈が取り上げられ、4店紹介の中の一つであす香も載せていただきました(掲載記事のPDFはこちら

取材に来られたのは、先週でした。先ずは記者の方から、大阪でお店を始めたいきさつや、奈良に移転したことに関して、尋ねられました。しっかりメモを取りながら、熱心に聞いてくださいました。気がつくと、機関銃のように喋っていました(^^;;。若い頃は、こんなに喋らなかったんですよ~、それが何年もお店をしてると、よく喋るようになって…などと言いつつ、さらに一人ツッコミ・ボケまで入れながら、取材は続いたのでした(笑)

記者の方はもともと関東の方で、奈良に来られてからまだ日が浅いとのこと。関西人の会話のパターン(ボケとツッコミ・話にオチをつけようとすること等)にまだ不慣れな様子でした(^^;;

取材が一段落してから、その日のランチに出したものと同じ料理を用意し、食べていただきました。次のお仕事で時間が押していたので、ゆっくり味わって食べていただくこともできずでしたが、「美味しいですね」と完食。取材は無事終わりました。

新聞は反響が大きいので、こうして紙面で紹介してもらえるのは、本当にありがたいことです。しかも、奈良では一番購読者の多い新聞が、毎日新聞ということです。今後、地元のお客様が増えるかもしれません^^(左は記事で紹介されたごま豆腐。写真クリックで拡大) by ichi

あす香 in 明日香村/かかしコンテスト その2


その1より続く) 稲渕棚田のかかしコンテストには五十数件の応募があったそうです。廃品利用、微笑ましいもの、力作、なんじゃこりゃ?というもの…、いろいろありました。コンテストの形を借りて人を呼び込むことで鳥獣を近づけさせず(=農作物を守るというかかし本来の目的)、かつ地域の活性化にも寄与しているこの催しは、素晴らしいアイデアだと思います^^(右はユーモラスな”カエルの道祖神”かかし。写真クリックで拡大)

多くのかかしの中でdanが気になったのが左下写真のかかし。ブランコに乗った青赤の二人はさるぼぼでしょうか(奈良的にはみがわりざる)。注目して欲しいのは、赤い方の腹掛けの文字。なんと「あす香」と書かれています!(写真クリックで拡大。もちろん、あす香の応募作品ではありません)。将来、あす香が稲渕にかかわることになるのかも…。預言めいたものを感じます(^^)

ところで、われわれが稲渕を訪れたその日、撮影クルーが丸いメガネをかけた男性をビデオ録りしている現場に出くわしました。何だろう?と思って、見物人に聞いてみると、毎日放送「ちちんぷいぷい」の撮影だとか。「とびだせ!えほん」というコーナーがあって、それに出演されている絵本作家の長谷川義史さんでした。秋の明日香村を紹介する一編となるようです。10月31日(木)16:20ごろ放送予定。ぜひチェック下さい^_-(→こちら参照) by dan

あす香 in 明日香村/かかしコンテスト その1


先日、明日香村へサイクリングに行きました。今回は、西ノ京から約1時間のドライブ。現地到着後、BD-1(折りたたみ自転車)を組み立てて、のんびり走るというスタイルは体力的に楽でした(^^)。石舞台の近くで食事を摂った後、稲渕の棚田へ(旧あすかDiary 2006/05/032010/10/17 参照)

稲渕に行くと、県道から”ジャンボかかし”が見えます。遠目ではどの程度の大きさか判りませんが、右のツーショットだとおおよその見当がつきますよね。ichiのざっと4倍、6m以上はあります(写真クリックで拡大)。大仏というか托鉢僧っぽいところが、いかにも奈良らしい…(^^)

現在、9月に行われた「第18回かかしコンテスト」の作品が案山子ロード沿いに並んでいて、棚田の風景と野外アート(かかし)の二つを楽しむことができます(下写真各々クリックで拡大。詳しくはこちら)。今回、観光地のIT支援が進んでいることに感心しました。スマホ(GPS)で現在位置を確認しながら、史蹟を回るのが当たり前になりつつあるのです。これから明日香村に行かれる方は、「あすかナビ」(Facebook はこちら)や「なら飛鳥京歴史ぶらり」(スマホ用アプリ)等を事前チェックしておくと、いろいろ楽しめると思います^_-(続く) by dan

ムカゴご飯


秋晴れの日に、明日香村へ行って来ました。棚田の風景が見たくて… 稲刈りが終わっていませんようにと思いつつ、出かけました。もう半分位は稲刈りが済んでいましたが、まだまだ黄金色に輝く田んぼがそこにはありました(右写真クリックで拡大)。あ~、良かった、今年もこの風景に出会えた(^^)

明日香村の棚田については、danも投稿予定です。お楽しみに(^_-)

飛鳥駅のすぐ近くにある農産物販売所には、季節の野菜や果物がどっさり。ムカゴを見つけて、嬉しくなり買いました。早速ムカゴご飯を炊きました。ホクホクのムカゴは秋ならではの味わいです(左写真クリックで拡大)。天ぷらも美味しいし、フライパンで空煎りして塩をパラパラと振って食べると、お酒のアテには最高です。 by ichi

小休止 ~秋の垂仁天皇陵~


急に涼しく(寒く?)なってきましたね。寒がりの私は、もうパーカーが手放せません(^^;;。さて、下の写真は、尼ヶ辻の垂仁天皇陵をバックに撮った秋の風景2枚、稲干しとススキです(写真各々クリックで拡大)

稲を干す木組みは、稲木(いなき)、稲掛け(いねかけ)、稲機(いなばた)等、いろいろな呼び方があるようですが、感心したのは、稲架(はさ)。これは普通読めません。ついでに、ススキを調べると、イネ科の植物だということがわかりました。確かに形は似ています。で、ちょっと驚いたのが、ムギ、トウモロコシ、サトウキビ、タケ。これらもイネ科だということ(そういえば、マコモタケもイネ科でした)。勉強になります(^^) by dan

奈良 新・まほろばの旅/サライ 2013年11月号


タブレットを触りながら話をしていると、ichiに「半沢直樹」のあの人みたい、と言われるdanです。「うぬっ、タブレット上の空論とでも!?」…(失礼いたしました)^^

さて、10月10日発売の月刊誌「サライ」11月号は、奈良の大特集です。題して、新まほろばの旅。特集の第1部が”四大寺のいま”となっていて、奈良の四大寺ってどこのことだろう、と思いますよね?この特集では、東大寺興福寺薬師寺唐招提寺を挙げています(西ノ京の寺が2つ入っている)。あらためて、西ノ京ってスゴイところだなぁと思いました。

現在、薬師寺・東塔の修復工事中ですが、興福寺でも中金堂が再建中(2018年落慶予定)、東大寺の七重塔(高さ約100m)の復興計画など、古都に新しい息吹を感じます。

特集の第2部は奈良の「食」と「宿」、第3部は紅葉の大和路巡り。奈良の他の地域(大和郡山、斑鳩、飛鳥など)にも目配りが利いており、格好の奈良ガイドになっています。奈良に興味がある人はもちろん、あまり奈良を知らない人にとっても「買い」の一冊でしょう。この特集を読むと、奈良に行きたくなること間違いなしです(^_-)。詳しくはこちら(サライ公式サイト) by dan

PS サライの連載記事「日本美術の技」で、西ノ京にある「墨運堂」さんが見開き2頁で紹介されている(P.154~155)のも、地元の人間として嬉しいところです(^^)