No.317の記事

実りの秋 明日香村の棚田

 体育の日、秋晴れの好天に恵まれました。久しぶりに、明日香村へ行きました。BD-1(折りたたみ自転車)と共に、明日香村を気持ち良く、自転車散歩しました。

 田んぼは、お米が黄金色に実り、光っていました。すでに稲刈りを終えて、端掛けをしてある所も一部ありましたが、まだまだ稲刈り前の田んぼが多く、実りの秋が広がっていました。明日香村には、棚田が多くあり、日本の「原風景」が充分に残されているようです。石舞台からもう少し南に入って行くと、そこは棚田の宝庫!しかも、実った稲穂が頭を垂れる風景は、見事でした。「良い時期に来たね〜」と何度かdanと話しながら、棚田の景色を満喫したのでした(クリックで拡大)

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 棚田は、農作業の機械化・合理化によって、それに適さないと、やめてしまった所も随分あると聞きます。ずっと前に、あす香のあるお客様が、「棚田っていうのは、(段々になっていることで)それぞれの田んぼ状態が異なる。だから、多少天候不順の年であっても、全部が不作ということはない。それに、棚田を登り降りすることで、足腰も鍛えられる。」と教えていただいたことがあります。

 棚田は実はとても合理的で優れた農法であるとも言われています。また棚田を守ろう、復活させようという動きもあるようです。米作りのご苦労など、何も知らない私が言うのは僭越ですが、やはり守って行っていただきたいと思います。

■dan補足
 稲渕の棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれています。(意外ですが)奈良県で選ばれているのは、明日香村稲渕の一カ所だけなんですね(^^;; 下記サイトから、全国各地の棚田風景をお楽しみ頂けます(関連情報も充実!)
  →→ 風景への旅 美しき棚田 日本の棚田百選