料理教室のご案内(6/27開催)

今回はコロッケが登場。あす香のカリカリコロッケを伝授!

日程
 2015年6月27日(土) 10:00~13:00
会費
 4,500円(当日ご持参下さい)
内容
 その時期に美味しい野菜を使っておかずを3品作ります。
 砂糖や化学調味料を使わず、野菜の旨味・甘味を引き出せるような
 調理法をお教えします。 Continue reading

「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」 その2


その1 より続く) 「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」が書かれたのは、実は20年以上前。そういえば、当時、著者の中津さん宅へ遊びに行った際、NEC のワープロで出力された原稿の束を見せてもらった記憶があります。公私ともに多忙を極めていた時期に、よくぞ書き上げたものです。しかも、前半の一部を出版しただけ、というのだから恐れ入ります。

5月21日現在、Amazon でこの旅行記は在庫切れです(重版中のため、入荷は1ヶ月先になるらしい)。人気ですね(^^)。お急ぎの方は、出版元(文芸社)に直接問い合わせると良いかもしれません(→こちら

90年代前半に書かれたオリジナル原稿は、歳月のフィルターによって濾過され、出版にあたって再び磨かれることで、より上質になりました。例えば、ミケランジェロと彼の作品を巡る文章。その臨場感溢れる描写は見事です(左写真はシスティーナ礼拝堂

時の流れを感じるとすれば、携帯電話やインターネットが出て来ない、関西国際空港も登場しない、といったあたりですが、ほとんどの人は気付かないでしょう。また、この旅行記は、写真に肩代わりさせて説明を端折るという「手抜き」が無く、記録文学としての完成度も高いです。その上で、なかつみつこ(奥様)のスケッチが挿入されているため、添え物/補足説明ではなく、絵も作品として楽しめるようになっています(続く) by dan

お座敷らいぶ/筍ボール


先週の土曜日(5/16)、「お座敷らいぶ」を行ないました(→こちら参照)。ステキな歌を聴かせてくださったのは、「嬉しがり屋・ゆきぢ&かづね」さんです。童謡を数曲、ポップスや、ゆきぢさん自作の歌などを、次々と披露してくださいました(右写真、各々クリックで拡大)

お二人の伸びやかな歌声には優しさと力強さを感じます。歌の合間に入る、夫婦漫才を思わせるトークも面白く、いつもはゆったりとお食事を楽しんでいただく和室は終始笑いに包まれていました。ライブは予定の1時間をゆうに超える熱演。遠く岐阜から来てくださり、楽しい時間を作ってくださった、ゆきぢさん・かづねさんには、本当に感謝です。そして、お忙しい中お越しくださったお客様、ありがとうございましたm(__)m

さて、お料理の紹介です。今日は「筍ボール」。大きさや形から、「筍まんじゅう」と言った方が良いかもしれません(^^;;。すりおろした筍と野菜のみじん切り、つなぎの小麦粉を混ぜ、ごま油で揚げました(左写真クリックで拡大)。春先から料理し召し上がっていただいた筍も、もうそろそろ終りになります。今シーズン最後の筍のお料理かも…。そんな時期になって来ました。  by  ichi

リニューアルした中之島図書館


改装のため、1月から3月まで休館していた大阪府立中之島図書館が、4月にリニューアルオープン。先日、その「新」中之島図書館へ行って来ました。どこがどのように変わったのでしょうか?

まず、外観が化粧直しで綺麗に。そして、出入口が変わりました(増えました)。今まで、正面玄関は「開かずの扉」。階段の両袖から内部に潜入し、通用口のようなところから出入りしていました。それが、中央階段を登って正々堂々と?正面玄関から入館できるようになったのです(54年ぶりだとか。右写真クリックで拡大)。一番大きく変わったのは手荷物の扱いです。入館時にロッカーへ荷物を預けることなく、そのまま入館できるようになりました。これはありがたい!トイレも(一部ですが)最新式に入れ替わりました。

従来の出入り口(階段横から入る)は廃止されたわけではなく、そのまま残っています。休憩室や自販機コーナーへ直行されたい方は、そちらからどうぞ。

あらためて正面玄関を見ると、柱の意匠など凝った造りになっていますね。「大阪図書館」という表示(右から左)も歴史を感じさせます(→建物紹介参照)。平日利用が難しい方は、土曜日に気分転換を兼ねて中之島公園を散策がてら利用されるといいかもしれません。残念なことに、6月1日から10月31日まで、内部改装のため(また?)臨時休館するそうなのでチェックはお早めに! by dan

PS 中之島図書館は、大阪府民以外にも門戸を開放していて、近畿圏に住んでいれば誰でも本を借りることができます。つまり、奈良県在住の専業主婦でもOK。知ってました?かく言う私も、奈良に引越した時に初めて知りました(笑)

ポテトサラダ


5月も半ばになり、新緑が美しく輝いています。梅雨入りまでの爽やかな季節、大いに楽しみたいものです。梅雨と言えば「アジサイ」ですが、庭のアジサイが花芽を付けています。着々と自分たちの出番に備えているようです。地植えのアジサイが3本、鉢植えか3本あります。

これ以上増やさないようにと思っているのですが、お花屋さんでキレイなアジサイを見かけると、ついつい買いたくなってしまいます。店頭には4月から可愛い鉢植えが並んでいますが、買いたい気持ちをグッと押さえています(笑)。ということで?右上にご紹介する花は(アジサイではなく)今、あす香の庭でキレイに咲いてる鉢植えのバラです^_- (写真クリックで拡大)

さて、本題。お料理の紹介です。「新じゃが」の季節到来!届いた新じゃがで、真っ先に作ったのが、サラダです。マッシュしたじゃが芋に、塩・お酢・オリーブオイルを加え、下味をつけます。新玉ねぎのスライス・えんどう豆・ラディッシュなど、季節の野菜とひじきを入れて仕上げました。ホクホクじゃが芋の美味しさと、オリーブオイルの風味が程よくきいた、さっぱりサラダになりました(左写真クリックで拡大)  by  ichi

世界文化遺産登録/萩の話 その2


その1より続く) 先日、「明治日本の産業革命遺産」(九州・山口ほか)の諸施設を世界文化遺産に登録するよう、ユネスコの諮問機関(イコモス)から世界遺産委員会に勧告がなされました。7月の審査で最終決定の予定です(右画像クリックで拡大←東京新聞WEB より)

他の施設の多くは「産業革命」を体現しているので見た目に判りやすい。一方、萩の城下町や松下村塾は「産業革命」を生み出した母胎/思想の原点であり、歴史を踏まえないとその価値を理解しづらい(特に、松下村塾)。よくぞ認めたものです。少々乱暴に書けば、西洋から見てニッポンは今でも「東洋の神秘の国」なのでしょう。明治維新後、数十年でゼロ戦や戦艦大和、伊400(潜水艦)を造っちゃうわけですから。

マクラが少々長くなりました…。先日、萩のプチ観光をした際、堀内と呼ばれるエリアを散策しました。そこにあったのが、旧明倫館跡。恥ずかしながら、江戸時代に日本三大学府の一つと称された明倫館は創建時より現在の場所(江向)にあると思い込んでいました。驚いたのが、移転後の規模。当初の敷地940坪が、移転後は、敷地15,184坪・建物総坪数11,328坪・練兵場3,020坪になっています(Wikipedia>明倫館 より)

大英断ですね。数多の偉人を輩出した松下村塾も、すぐそばに明倫館があったればこそ、という気がします。明治維新や産業革命の原動力はこうした教育/人材育成に価値を置く藩政(というか国民性?)のもとに生まれたわけです。日本という国は、やっぱり、スゴイのかも…^^(その3へ続く) by dan

わらびの信太巻き/同窓会


GWも終わりましたね。皆さん、どうお過ごしでしたか?お仕事の方もいらっしゃったことでしょう。お疲れさまでした。後半は5連休でしたが、この5連休の初日、中学校の同窓会がありました。何十年ぶりに会う友だちがほとんど、もう本当に懐かしく、嬉しい再会でした。お世話になった先生にも、お会いできました。

いろんな人と顔を合わすたび、わーわー、キャーキャーでテンション上がりまくり!約120名の参加者のみんなと楽しい時間を過ごしました(右写真は二次会で撮ったものです)。話をしたのはごく一部の人たちですが、みんな面白くって優しい。本当に行って良かったです。この同窓会のお陰で、翌日からの仕事も、とても気分良く楽しくさせていただきました。企画・運営してくれた幹事の皆さんに感謝!

さて、お料理の紹介です。この春もご近所の方に誘っていただき、わらび採りに行って来ました。場所は、昨年同様、若草山です(→2014/05/04参照)。途中少し休憩を挟んで、3時間ほどかけて摘みました。摘果は写真の通り(左下写真)。煮物・和え物・味噌汁など、しばらく「わらび三昧」でした。信太巻きは時々作りますが、今回は勿論わらびで。春の伊吹を、薄あげで巻きました(右下写真クリックで拡大) by  ichi

「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」 その1


過去に身近な人間が書いた本の話を投稿したことがあります(→2011/10/052011/12/09 参照)。今回はその第三弾。著者は長年のおつきあいとなる中津克己さんです。以下、内輪/身びいき的な話が多いですがお許しを…(^_-)

著書名は「ぼくらのイタリア旅行記 12日間の奇跡・ローマ編」(→宗田理の「ぼくらの7日間戦争」等を思い出しました^^)。中津さんの「ぼくら」とは、中津さんご夫妻のこと。画家の奥様=なかつみつこのスケッチ(右写真の表紙がそうです)が随所に挿入された今回の旅行記は、夫婦合作ともいえる作品なので、ぴったりのタイトルですね。

表紙以外の絵はモノクロ印刷です。個人的に、なかつみつこ のセンスと才能(&美貌)は山本容子に匹敵すると思っているので、機会があれば、是非、現物を拝見したいものです(「絵」の話ですよ、念の為^^;;)

中津克己さんは、かつて、難関私学を目指す受験塾の看板講師でした。200頁以上の著作をものするぐらいですから、国語の先生と思いきや、数学(算数)を教えていたというところが面白いですね。また、奥様の光子さんは元CA(スチュワーデス)。サン・ピエトロ寺院のドーム天井を見上げて数学的な考察をする場面が出てきたり(球の表面積を求める公式を覚えてます?)、旅行記序盤にテキパキと準備を進める光子さんの描写が出てきたり(旅行慣れしているので当然?)、思わずニヤリとしてしまいました(続く) by dan