Category Archives: 日記

ムカゴご飯


秋晴れの日に、明日香村へ行って来ました。棚田の風景が見たくて… 稲刈りが終わっていませんようにと思いつつ、出かけました。もう半分位は稲刈りが済んでいましたが、まだまだ黄金色に輝く田んぼがそこにはありました(右写真クリックで拡大)。あ~、良かった、今年もこの風景に出会えた(^^)

明日香村の棚田については、danも投稿予定です。お楽しみに(^_-)

飛鳥駅のすぐ近くにある農産物販売所には、季節の野菜や果物がどっさり。ムカゴを見つけて、嬉しくなり買いました。早速ムカゴご飯を炊きました。ホクホクのムカゴは秋ならではの味わいです(左写真クリックで拡大)。天ぷらも美味しいし、フライパンで空煎りして塩をパラパラと振って食べると、お酒のアテには最高です。 by ichi

黄色いオブジェ/フォックスフェイス


左写真は先日訪れたラグザ大阪の前にあった黄色いオブジェ(クリックで拡大)。ラグザ大阪/ホテル阪神のシンボルとして有名らしいですが、今まで知りませんでした。ついでに白状すると、作品名/作者名は今もってわかりません(^^;;

ところで、黄色いオブジェと言えば、街中でときどき見かける、右下の植物の名前を御存じでしょうか?色や形がオブジェっぽいというか、不思議な果実をつける植物です。JR大阪駅のコンコースにもたくさん飾られていました(写真クリックで拡大)。日本名はツノナス(フォックスフェイス)。言われれば、「なるほど」と思えるネーミングですね。私には子豚に見えたりします(苦笑)

このフォックスフェイス、国によってさまざまな呼ばれ方をするのが面白い。英語圏では Nipplefruit, Titty Fruit, Cow’s Udder 等(titty, udder ともに乳房の意。確かにそう見えますね^^)。中国では五指茄(指が五本生えた茄子)。Fox Face(狐の顔)は実は和製英語で、英語でこんな言い方はしないそうです(→こちら参照)。でも、彼らに教えてあげたら、「へぇ~、日本人にはそう見えるんだ!」と面白がられると思います(^^) by dan

PS 最初に日本に入ってきた時、英語圏の名称は日本では使えないと業者が判断し、創作した可能性もあります(この手の単語はあまり好まれないため)

冬瓜のお吸い物


台風を境に、また一段と季節が前に進みました。台風26号で伊豆大島では、大きな被害が出ていますね。心からお見舞い申し上げます。

さて、秋の深まりと共に、あす香の献立にも、段々温かいお料理が増えて来ると思います。冬瓜(とうがん)の温かいお吸い物は、少し肌寒い夜には、とても喜ばれます。冬瓜の旨味と、葛粉でとろみをつけた温かいお汁が、じんわりと体を温めてくれます^^(左写真クリックで拡大) by ichi

ところで、冬瓜の生産量が一番多い都道府県はどこか御存じでしょうか?答は沖縄。冬瓜の「冬」という文字のためか、回答率は低い気がします。周りの人に聞いてみてください(^_-)。詳しい統計資料はこちら

小休止 ~秋の垂仁天皇陵~


急に涼しく(寒く?)なってきましたね。寒がりの私は、もうパーカーが手放せません(^^;;。さて、下の写真は、尼ヶ辻の垂仁天皇陵をバックに撮った秋の風景2枚、稲干しとススキです(写真各々クリックで拡大)

稲を干す木組みは、稲木(いなき)、稲掛け(いねかけ)、稲機(いなばた)等、いろいろな呼び方があるようですが、感心したのは、稲架(はさ)。これは普通読めません。ついでに、ススキを調べると、イネ科の植物だということがわかりました。確かに形は似ています。で、ちょっと驚いたのが、ムギ、トウモロコシ、サトウキビ、タケ。これらもイネ科だということ(そういえば、マコモタケもイネ科でした)。勉強になります(^^) by dan

里芋と八つ頭


読書の秋、何か本を読んで、楽しんでいらっしゃいますか?私はこの2~3ヶ月、小林正観さんの本をよく読んでいます。今年一年で、多分10冊は読んだのではないかと思います。そして、不思議と身近にいてくださるようになった方が、同じように正観さんのファンだったり、また最近出会った方には、正観さんの講演にも度々行っていた、という方まで現れました。(「類とも」現象でしょうか?)その方から、正観さんの講演のCDをいただき、繰り返し聴いています。本に書いてあるエピソードなども出て来るのですが、同じ話でも、耳で聴くのは違った入り方、残り方がします。親父ギャグも随所に散りばめられ(笑)、なかなか楽しめます。

小林正観さんの公式ホームページはこちら。講演会CDや、グッズ等をいろいろ扱っています。

さて、お料理ですが、里芋とその親玉「八つ頭」の煮物です(左写真クリックで拡大)。八つ頭は、見た目のゴツゴツした感じとは裏腹に、その肉質は非常にきめ細かです。里芋も美味しいのですが、やはり八つ頭にはかなわないかな。里芋の皮をむいても、余り手が痒くならないのですが、八つ頭はいつも痒くなります。そのあたりからも、八つ頭のエネルギーの強さを感じます(^^) by ichi

奈良 新・まほろばの旅/サライ 2013年11月号


タブレットを触りながら話をしていると、ichiに「半沢直樹」のあの人みたい、と言われるdanです。「うぬっ、タブレット上の空論とでも!?」…(失礼いたしました)^^

さて、10月10日発売の月刊誌「サライ」11月号は、奈良の大特集です。題して、新まほろばの旅。特集の第1部が”四大寺のいま”となっていて、奈良の四大寺ってどこのことだろう、と思いますよね?この特集では、東大寺興福寺薬師寺唐招提寺を挙げています(西ノ京の寺が2つ入っている)。あらためて、西ノ京ってスゴイところだなぁと思いました。

現在、薬師寺・東塔の修復工事中ですが、興福寺でも中金堂が再建中(2018年落慶予定)、東大寺の七重塔(高さ約100m)の復興計画など、古都に新しい息吹を感じます。

特集の第2部は奈良の「食」と「宿」、第3部は紅葉の大和路巡り。奈良の他の地域(大和郡山、斑鳩、飛鳥など)にも目配りが利いており、格好の奈良ガイドになっています。奈良に興味がある人はもちろん、あまり奈良を知らない人にとっても「買い」の一冊でしょう。この特集を読むと、奈良に行きたくなること間違いなしです(^_-)。詳しくはこちら(サライ公式サイト) by dan

PS サライの連載記事「日本美術の技」で、西ノ京にある「墨運堂」さんが見開き2頁で紹介されている(P.154~155)のも、地元の人間として嬉しいところです(^^)

柿なます


秋・冬に咲く花の苗を買いに、ホームセンターに行ったら、イチゴの苗が沢山入荷していました。今、植え付けをしたら、来年の春、実をつける…これはなかなか楽しいしぞ、と思い、2株買いました。そしてその数日後、別のホームセンターに行くと、そこにもイチゴの苗がどっさり。また欲しくなって、3株買いました(笑)。さて、来年の春、お客様に出せるように、沢山実をつけてくれるでしょうか。楽しみです(^^)

イチゴってバラ科なんですね(バラ科>オランダイチゴ属)。名前の通り、18世紀にオランダで交配されたものが、現在の種の元になっているそうです。

さて、柿の産地、奈良では、あちらこちらで柿が売られているのを見かけます。今年は不作だったとか。夏場の高温と、雨が少なかったことが影響していると聞きます。柿と大根で、なますを作りました(左写真クリックで拡大)。お酢の加減と、柿の甘さ、この2つのバランスが味付けのポイントです(^_-) by ichi

「グリルしき浪」さんが閉店していた…


先日、難波千日前のジュンク堂へ行く際に グリルしき浪さんの前を通ったところ、シャッターに何やら貼り紙が…。なんだろう?と読んでみてビックリ、「閉店のお知らせ」です(右写真クリックで拡大)。7月末閉店とは知りませんでした。実は、danは昔この近くに住んでいて、時々利用していました(出前を頼んだこともあり)。場所柄、吉本の芸人さんが食事している、けれども気取らずに普段着で食べに行ける、そんな「街の洋食屋さん」でした。

ネットで関連記事などを調べると、こんな一節がありました。

早瀬さんは2008年に妻に先立たれた。翌年、腰痛でシェフを引退。経営を譲った一人娘は昨年、48歳のときに病気で他界した。ベテランシェフも、ひざなどを痛めて調理場に立てなくなり、閉店を決めた。
YOMIURI ONLINE>若手芸人憧れの味、老舗洋食店「グリルしき浪」閉店

なるほど。この数年間は、御家族の不幸、健康問題、後継者問題等で大変だったのですね。しかし、流行り廃りの激しい飲食業界にあって、55年間も、良心的な料理を提供されてきたのはスゴイです。長い間、本当にありがとうございましたm(__)m (左写真は食べログより) by dan