Category Archives: 日記

天空の桜に呼ばれて/炭撒き登山


昨年10月に行った、大原山の縄文杉登山が、またこの4月から始まりました(→2013/11/03参照)。今回は杉の方ではなく、枯れかけた桜の木の根元に、炭と竹酢を撒きに行きました。日頃、運動不足の私にとって、炭と竹酢を背負っての登山はハードですが、主催の柴田さんを初め、仲間の方たちと会えるのが、とっても楽しみでした^^(→2013/12/15参照)

滋賀県組の方たちと守山駅(右写真)で合流、車で移動し、登り口へ。山ヒルがいるかもしれないということで、肌を出さないようにと念入りに服装チェック。さて、いよいよ登山が始まりました。ユルユルとなだらかな登り道を歩くこと小1時間、着きましたよ~、と声がかかりました。

見上げると、大きな、でも花も新芽も無い大木がそびえ立っています。関東豆桜/マメザクラ、樹齢1500年とか(左下写真クリックで拡大)。みんなで運んだ250キロの炭を、桜の根元に撒いて行きます。作業を終えて帰る前に、桜の木に手を当ててみました。「今日は私をここへ呼んでくれてありがとう。元気になってね。」 何度もこう木に語りかけている自分がいました。

少し下った所に、同じ種類の桜があります。こちらは樹齢700年、花が咲き、丁度見頃でした(右上写真クリックで拡大)。先の桜とは、木から感じる勢いが全然違います。どの木も枯らしてはならない、そんな思いでいっぱいになりました。尚、土壌の状態は良くなって来ているようなので、少し安心しました。

登山を終えて、みんなで囲むお昼ご飯、本当に美味しくて、楽しくて、お腹いっぱい、いただきました。このご飯が、登山の楽しみの一つ(と言うか楽しみのかなりの部分を占めてる?)なのです。お天気は朝からずっと快晴、登山道の側には小川が流れていて、川のせせらぎを聞きながら歩きました。おだやかに流れる水音には、不思議と安らぎ覚えます。来月も、また行くぞ!そう強く思いながら、奈良へと戻って来たのでした(左写真は登山道の途中で見つけたワラビ。クリックで拡大) by  ichi

「心からネコを信じなさい」 ~小休止~


「心から神を信じなさい」という一節が、聖書のどこかに(たぶん)あります。ところが、熱心なネコ信者にはその一節が右のように見えるらしい。なるほど、「神」から毛?(棒)を3本抜いたら「ネコ」になるんですね。今まで気付かなかった(^^)

原文の「神」を「ネコ」に置き換えるだけで結構楽しめます。別に、聖書の一節でなくても構いません。例えば、「神業」と思えたけど怪しいところが3箇所あったので「ネコ業」だね、なんて使い方も…(^^;;。右の言葉をそのままプリントしたTシャツを販売している業者もいるようです(→ClubT

“God Made a Dog” ( god は dog のアナグラムでもある)と主張する愛犬家に、「神の中にはネコがいる」と教えてあげましょう^_-(下写真各々クリックで拡大) by dan

いちごのタルト


もうすぐゴールデンウィークですね。楽しいプランをたてていらっしゃる方も、多いかと思います。お仕事の方も、勿論おられることでしょう。あす香もゴールデンウィークは仕事、通常通り営業します。定休日の水曜日(4/30・5/7)は休みです。尚、4/29(昭和の日)は、第5火曜日で定休日に当たりますが、営業します。新緑の奈良へ、是非お越し下さい。ご予約をお待ちしておりますm(__)m

イチゴが美味しい時期ですね。イチゴの種類も、今は本当に多くなりました。大粒のものや、甘みの強いものなど、いろいろです。ネーミングも「あまおう」「あきひめ」「あすかルビー」など、ステキな名前がついています。そんなイチゴでタルトを作りました(左写真クリックで拡大)。真っ赤に熟したイチゴの甘みタップリです(^_-) by  ichi

PS 昨年秋にプランターに植えたイチゴは、沢山花が咲いています。結実しているものもあるのですが、よく見ると白っぽくなっていて、(ひょっとしたら”うどん粉病”?)前途多難です(^^;;

「セウォル号」沈没事故/サンダーバードがいれば…


先日起こった、韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故(右画像クリックで拡大)。速い潮流や海中の視界の悪さなどの悪条件が重なり、救助活動が難航しています。3月にマレーシア航空機の事故があり、現在にいたるも消息不明・未解決であるところへ、この海難事故です。悪いことは、得てして続くものですね。

朝日新聞トピックス( → マレーシア航空機事故 → セウォル号沈没事故

こんな時、国際救助隊(サンダーバード/Thunderbirds)がいればいいのに、と思った人はいませんか?世界のどこからであっても、発信されたSOS信号をキャッチし、サンダーバード1号・2号が迅速に現場へ急行して救助に当たるというシステムは(子供向けにシンプルに作られているとはいえ)よくできています。

朴大統領の判断かどうか定かでありませんが、今回の事故で、韓国は他国の救助支援を断ったそうです。(日本に頼みにくいとしても)合同軍事演習をやっているアメリカには支援要請するなど、もう少し動き方があったような気もしますが…。やはり、サンダーバード(左画像クリックで拡大)のように、緊急時には事前承諾も無く超法規的に救助活動を行う組織が必要なのかもしれませんね。そんなことを思いました。 by dan

さくら豆腐


庭のチューリップが、きれいに咲いています(右写真各々クリックで拡大)。まだ寒い頃から芽を出して、少しずつ少しずつ大きくなり…そして、こうして立派に花を咲かせてくれると、喜びもひとしお、本当に可愛く思えます。春の花が次々と咲く一方で、アサガオの苗が近くのホームセンターで売られているのを見かけて、びっくりしました。もうアサガオを植える時期でもあるのですね~(^^)

さて、本題のお料理です。今年の桜はとうに散ってしまいましたが、お料理ではまだ桜をお客様に楽しんでいただいています。左は桜の塩漬けを混ぜた蒸し豆腐(写真クリックで拡大)。実は、今月の妙心寺・東林院の料理教室で教えていただいたものです。早速、献立に取り入れて、お客様に召し上がっていただきました(^^)。桜の塩漬けをこんな風に使うなんて…。今月もとても勉強になりました。 by  ichi

阪神・近鉄沿線いろはかるた その2


その1より続く) 阪神×近鉄つながって5周年スタンプラリーの達成者がもらえる『沿線いろはかるた』の御紹介その2です。今回は「わ~む/我が世誰そ常ならむ」(画像各々クリックで拡大)

調べて驚いたのが、一枚目、若草山の山焼きの歴史。お水取り/修二会と同様、古くから続く伝統行事だと思っていたら、さにあらず。正式行事として行われるようになったのは、明治以降だそうです(→ Wiki>若草山の山焼き 参照)。意外ですね~。

奈良県人としては、「た」の墨にも触れておきたいところ。日本全国の墨生産量のうち、奈良が90%を占めているのです(^^)。あと、あっ、そうか!と思ったのが、「ら」の花園ラグビー場。高校サッカー選手権こそ東京・国立競技場で開かれますが、高校野球の聖地は甲子園、高校ラグビーの聖地は花園。メジャーな球技の全国大会が(東京でも大阪でもなく)西宮と東大阪で開かれるというのが面白いです^^(続く) by dan

 

ヨモギ豆腐


1週間くらい前から、ラジオ体操に行ってます。「行ってます」というのは、垂仁天皇陵(右写真クリックで拡大)の近くまで行って、体操をしているのです。毎朝何人かが集まって、ラジオ体操をされていることを、ご近所の方から聞いていました。毎日行くこともないし、行きたい時だけ行けば良いということなので、気楽に参加してみました。朝の光と朝の空気、何と気持ちの良いことでしょう!部屋の中でラジオ体操をしているより、ずっと清々しく気分爽快。これからも、行ける時はなるべく行きたいと思っています(^^)

ちなみに、今月(4月)のヘッダー画像「菜の花畑」の背景左側に見えているのは垂仁天皇陵です^_-(→2013/04/11参照)

さて、今日のお料理は、ヨモギを使った料理です。自分で摘んで来たヨモギ(→2014/04/12参照)で、ヨモギ豆腐を作りました。火にかけて練ること15分ほど、鮮やかな緑色が損なわれはしないかと、少し心配でしたが、きれいな緑に仕上がりました(左写真クリックで拡大)。このヨモギたち、かなり香りが強く、味も濃いものです。ヨモギの苦味と香りで、春を満喫した気分です(^^) by  ichi

ならまち・十輪院の「海洋散骨葬」


右写真は近鉄奈良線・学園前駅のプラットホームで見かけた看板広告。ならまち・十輪院のものです。近鉄沿線では寺社の広告をよく見かけますが、(danの場合)あまり内容を見ていなかったりします(^^;;。この十輪院もそうでした。

ところが、先日、「海洋散骨葬」という文字に目が留まりました(右上写真クリックで拡大)。昔、スキューバダイビングを趣味にしている方から、沖縄で海中葬ビジネスをやりたいという話を聞いたことがあります。しかし、歴史ある奈良のお寺が海洋葬/海洋散骨葬をされているとはビックリです(これが神戸のお寺だったら納得すると思いますが…^^)。少なくとも4~5年前からされているようですね。

上は実際の手順の一部。クルーザーをチャーターし、事前に粉砕処理された遺骨の紙袋を大阪湾に流します。「GPSで散骨場所が確認できます」というのが今風です^^;;(詳しくは、十輪院のサイト>海洋散骨葬)。このお寺は他にも、「朝食クラブ」という野菜カレーを食べる集まりを開いたり、仏教相談センターを東向商店街に置くなど、いろいろとユニークな取り組みをされているところ。伝統を継承しつつ、常に新しいことにチャレンジされるその姿勢は見習わねばならないと思いました(^^) by dan