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鍋茶屋/新潟の話 その1


先日、仕事で新潟へ行った際、宿泊したビジネスホテルから見えたのが右の木造建築(写真クリックで拡大)。danが撮った写真ではスケール感がイマイチ伝わらず、フツーの木造アパートに見えてしまいますが(^^;;、下の写真(Google提供)で、その偉容がお判りかと思います。新潟駐在の方に確認すると、鍋茶屋という「超」高級料亭でした。予算は一人当たりウン万円必要だとか。やっぱり…

新潟の料亭文化を代表する2つの老舗があって、一つが行形亭(いきなりや)、そしてもう一つがこの鍋茶屋(なべぢゃや)だそうです(→こちら参照)

木造三階建の建物(左写真クリックで拡大)は文化庁の「保存文化財」に登録されており、室内には頼山陽や富岡鉄斎の書が飾られています。3階にある200畳の大広間は木造建築としては日本最大とか(→こちら参照)。一度、訪れてみたいですね(^^)  by dan

半白きゅうり


今日は、大和野菜を紹介します。「半白きゅうり」はんじろきゅうりと読みます(”はんしろ”とも)。普通のきゅうりとの違いは、皮の色が白っぽいこと、これは一目瞭然ですが、もうひとつ、皮が固いことです。淡い色から、何となく柔らかそうな感じがするかもしれませんね(右写真クリックで拡大)

大和野菜についてはこちら参照(奈良県による大和野菜公式紹介ページです。半白きゅうりも掲載されています^^)

さて、このきゅうりを小口切りにして、素麺のトッピングにしました(左写真クリックで拡大)。塩もみしてもパリパリとした食感がしっかり残っています。また、色白?なところがなかなか涼しげです。これから暑い夏を迎えますが、爽やかな涼感が得られそうです(^^) by  ichi

2014.7 料理教室


料理教室の仕事が好きです。3月から隔月ペースでさせていただいていますが、毎回楽しくって(^^)。大阪時代から長い間、料理教室をさせて頂いていますが、いつも思うことは、料理の面白さを知ってもらいたい、どんどんご自身で作ってもらいたい、ということです。なので、前回来られた方が「○○を作りました」とか、「○○が家族に好評で」とかおっしゃってくださると、とても嬉しいです(過去記事は、教室tag 参照)

もうひとつ、あの「ライブ感」が、たまりません!できる限り用意周到に準備することを心がけ、教室の進め方も、何度も書きだし考えておいても、予定通りに行かなかったり、予想外のことが起こったり… ライブて起こるハプニングは、大小様々ですが、必ずひとつはあるものです。実は冷や汗かきながら切り抜けたことも、無きにしもあらず(^^;) ライブ独特のスリルと面白さが、料理教室にはあります。

さて、今月は「ポテトサラダ」、「きゅうり・ズッキーニ・キクラゲの生姜炒め」(左写真クリックで拡大)、「焼きナス・ナスの田楽」を作りました。ポテトサラダはマヨネーズを使わず、塩とお酢だけで味付けするのですが、とても美味しいと喜んでいただきました。「ポテサラはマヨネーズがなければ作れないと思い込んでいました。」という声も。そして「きゅうりは生で食べるものと思っていたけど、炒めて料理するということもできるのですね~」。「思い込み」を2つ、取り払っていただきました(^_-) by  ichi

トマトを器に…


台風8号は、各地に被害をもたらしました(→こちら参照)。皆さんの所は、大丈夫だったでしょうか?奈良は9日のお昼に、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りましたが、その後は大して降りませんでした。そして10日の夕方には、青空と明るい日差しも見えました。東の空には虹が出ていました(右写真クリックで拡大。2階から撮りました)。台風の後は、また気温が上がるとのこと、次は暑さ対策ですね(^^;;

虹については、こちらの過去記事も参照下さい(→2012/09/25

さて、今日のお料理の紹介です。真っ赤なトマトをくり抜いて、器にしました。このトマトは中身をくりぬいても形がしっかりしています。ポテトサラダを盛り付けてみました(左写真クリックで拡大)。梅雨明けはまだですが、お料理の方は、もう早くも「夏本番」という感じです(^^) by  ichi

久しぶりの坐禅断食


先の週末、2泊3日で、数年ぶりに坐禅断食に参加しました。お世話になったのは、いつも通り、広島の御縁庵・坂田道信先生ご夫妻の所です。今回は、テキサス在住の日本人ファミリーが6人で、そして上海から中国人父子が参加という、2ファミリーを含む17名での坐禅断食となりました。小学生が3人、子どもさんがいると、それだけで場の雰囲気が、とても優しく穏やかなものになります。またこの子どもさんたちが明るく元気で、それでいて坐禅中もじっとおとなしく座っているという、とてもしつけのできたお子さんたちでした。(但し小学生は断食はできないので、食事をしながらの参加でした)

私はと言いますと、2日目がとても辛く、朝から排毒による吐き気と貧血という、最悪の状態。それでも神様はちゃんと味方を呼んでくださっていたようで、テキサスファミリーのお父さんが、ナント鍼灸師さんだったのです!すぐにお灸をしてもらって吐き気は治まり、最終日まで何とか乗り切れたのでした。

終わり良ければ全て良し、今回も楽しい断食会でした。腸と血液が幾分キレイになったお陰か、帰って来てから、徐々に調子が上がって来ています。相変わらず睡眠不足ですが、断食前より断然元気です(^^)v。初めて参加された男性が、明けの食事の後、「食べれるって、ありがたいですねー」とおっしゃっていました。私も初参加の時、そう思ったものでした。食べられることの嬉しさ、ありがたみを再確認し、そんな想いを、今後料理に込めて、美味しいものを作って行きたいと思います。 by ichi

あぶら屋ヤマケイさん


最近、あすかDiaryの投稿記事がオンリーワン(ichi)になっていることにお気付きの方がいらっしゃるかもしれません。danはどこかで油を売っていたわけではなく、いろいろと忙しい状態が続き、しばらくお休みを頂いておりましたm(__)m。ということで、今日は「油売り」の話を…(いつもながら、ムリのある前フリ^^;;)

ちなみに「油を売る」の語源・由来はこちら参照。江戸時代の商習慣に端を発しているんですね。勉強になります。偶然でしょうが、油が流れ落ちる時に使う「だらだら」という表現とも繋がるところが面白い。

さて、右上写真は大阪市中央区道修町にある山桂産業株式会社さん(クリックで拡大)。よく見ると、「油商」という暖簾?が壁にかかっています。見た目はショボイですが(失礼!!)、老舗の油脂問屋です。オンラインショップは日本最大級の品揃えだとか。

どんな油を売っているのかというと、左のような感じ(ほんの一部分です。写真クリックで拡大)。50音順なので、アマニ油やオリーブ油などが上に並んでいます(自然療法・健康オタクにはおなじみの商品ですね)。例えば、アーモンド油。サイトを見ると、スイート、ビター、ナチュラル、アクアなど様々な種類があります。販売ロットが1kgや1斗だったりと、個人が購入するのはちと難しいかもしれませんが、こんなにたくさんの種類の油が売られているのか!と驚きます(→こちら参照) by dan

再び「菜一輪」さんへ


閉店間際の菜一輪さんへ、先月に引き続き、行ってきました。菜一輪さんで食事をいただくのは、もうこれで本当に最後になるだろう、ということで、夜のコースをゆっくり味わいました(右写真は夜の菜一輪。写真クリックで拡大)

菜一輪さんに初めて行ったのは、15年位前でしょうか。私が通っている着付け教室のある生徒さんが、きっとこのお店なら、私が喜ぶだろう、と連れて行ってくださったのでした。先生とその方と私の3人で、着物で行ったのでした。

季節は春で、胡麻豆腐を始め、繊細なお料理に、とても感動しました。そして、玄米ごはんの美味しかったこと!それから何度かお邪魔しましたが、こんなに手間をかけて作ってくださって、といつも感激したものでした。閉店はとても残念で名残惜しいですが、長い間お店を続けて来られたことに、心から感謝と敬意を表したいと思います(下写真、各々クリックで拡大) by  ichi

ナスの田楽


梅雨もまだ明けていないというのに、30℃を越える暑さの日が続いています。蒸し暑い日本の夏が来ますねー(^^;;。そんな暑さは、夏野菜をとても美味しくしてくれます。

夏野菜と言えば、真っ先に思い浮かぶ野菜の一つ…今日は「ナス」のお料理です。これからナスは、どんどん登場すると思いますが、先ずは「田楽」です。蒸し焼きにしたナスに、お味噌を塗っていただきます(左写真クリックで拡大)。使っているお味噌は、自家製の麦味噌です。ナスと味噌の組み合わせに、脇役の大葉が香りも含めて何とも美味しく、ひょっとしたらこの3つは、最強の組み合わせか!?と思うほどです(^^) by  ichi