Author Archives: ichi

えべっさん 2013年


毎年「えべっさん」に行きますが、9日が水曜日でちょうど定休日だったため、宵戎の日に、大阪の堀川戎さんへお詣りしました。お昼間に行ったのですが、結構人出が多く、賑わっていました。

古い「熊手」を返し、新しい熊手を賜りました。「商売繁盛 家内安全 お神楽~」と福娘さんの元気な声を頭から浴び、今年もたくさんのお客様にお越しいただき、喜んでいただけるようにと、気持ちを新たにしたのでした(^^)

西宮神社では、毎年「福男」の座をめぐり、熾烈な闘いが繰り広げられます。今年、見事福男を勝ち取っのは、尼崎の高校3年生。福男の栄冠に輝いた直後から、一気にヒーローに駆け上ったようです。挑戦した数千人の方々、お疲れさまでした。 by ichi

 過去のえべっさんの記事(2006~2010年)は 旧あすかDiary にて(^_-)

菊花かぶら


厳しい寒さが続いていますが、たまに寒さの緩む日が有ります。そんな日はホッとします。ぐんと冷え込んだ朝でも、鳥たちは元気で、大きな声で鳴いています。「キーキー」と甲高い声で鳴く鳥が、毎日庭に遊びに(?)来ます。来るのは構わないのですが、結構フンがあちらこちらに…。

フン害に憤慨してます、なんてオヤジギャグはさておき(^^;;、水を流して掃除していて、ふと気づきました。今までは、雨がきれいにしてくれていたんだ、と。しばらく雨が降っていないので、フンが落ちてもそのままになっていたのでしょう。雨上がりの空気が清々しいように、雨は空気だけでなく、いろいろなものを浄化してくれているのですね。

写真は「菊花かぶら」です。今年のお節にも入れました。切るのはそう難しくはないのですが、集中力は要ります。この切り方、一体誰が考えたのかなー、と切りながらいつも思います(^^) by ichi

切干し大根


年明けから、良いお天気が続いています。空気も乾燥しているし、野菜を干すのに丁度良い気候です。前から作ってみたかった「切干し大根」にトライです。

千切りではなく、薄い輪切りにしました。普通の大きさの大根1本分です。今日で干し始めて9日目、始めは一番太い所が8センチほどあったのが、今は4センチ程になってしまいました。

ザルも2枚では足らず、もう1枚小さいものを使って広げていました。それが、途中で2枚になり、ついに1枚になりました。大根は、ほとんどがカラカラ・パリパリになっています。もう一日干して完成、ってところでしょうか。水で戻して、大根や人参たちと一緒に煮物にしようかと思っています。手作りの切干し大根、ちょっと愛おしく思えます(^^) by ichi

キクイモの味噌漬け


あす香から10分程歩いた所に、こんなモノを見つけました。空き地の柵に掛けてあったのですが、「えぇっ!マムシいるの!?」とびっくりしました。「やっぱり田舎やな…」。今年は巳年とは言え、マムシに遭遇するのは、御免です(右写真、クリックで拡大。それにしても、可愛いマムシですね~^^;;)

尚、この表示は、あす香~西ノ京駅間とは、全く逆方向の所にありますので、西ノ京駅から歩いて来ていただくのには、マムシが出る心配はありません。安心してお越し下さい(^o^)

さて、本題。先日、キクイモの味噌漬けを作りました。適当に切って、2週間以上漬けたでしょうか。食べ頃かと思い、味噌の中から出してみました。キクイモの歯ごたえと濃い味噌の味、酒肴もしくはご飯のお供にピッタリです(左写真、クリックで拡大)

まだ少しキクイモが残っていて、天ぷらにしようか、煮物にしようか、どうしようと思っていましたが、味噌漬けにすることに決定しました~(^^) by ichi

ブロッコリーとなますのサラダ


お節の定番の一つ、紅白なますとブロッコリーで、サラダを作りました。ブロッコリーのグリーンと、なますの大根の白・金時人参の赤、それぞれが鮮やかで、美しい。余ったお節のなますも、こうして違う一品に…(左写真、クリックで拡大)

ところで「なます」って漢字で書けますか?(→「膾」が正解)。さて、正答率は何パーセントくらいだったでしょうか?(^^) by ichi

お雑煮


お節に続き、お雑煮の紹介です。うちは、白味噌で作るお雑煮です。雑煮大根・金時人参・里芋・豆腐・丸餅を入れます。子どもの頃は、この白味噌のお雑煮が、大して好きではありませんでした。子どもの口には、白味噌のお汁が何となく頼りない感じに思えたのかもしれません。今は白味噌の上品で優しい甘味が、大好きです。

お正月は「丸箸(祝い箸)」を使う方も多いと思いますが、普通お箸は、片方だけ先が細くなっていますよね。丸箸は両端が細くなっています。なぜでしょうか?ほんの数年前に、初めて知ったのですが、片方は神様(御先祖様)が使い、もう片方は人間が使うためだそうです。「神人共食」の考え方らしいです。そんなことを思いながらお節やお雑煮をいただくと、より格別感が増すような気がします(^^) by ichi

お節 2013年


今年のお節を紹介します。昨年までは、お客様の分も数軒分させていただいていたので、スタッフに手伝ってもらってのお節作りでした。今年は、我が家と実家の分だけ、久しぶりに一人で作りました。一人でどれだけやれるかな、と思いましたが、今までとは、作る量が段違い、なのでいつもと変わらないくらいの品数(18種類)を作りました(下写真、各々クリックで拡大)

年末に柚子をもらったので、「柚子釜」にして、なますを入れました。食べる時、なますにホンノリ柚子の香りが移り、爽やかでした。あと、お節と言えば、根菜が多くなり、いつも葉ものが食べたくなる ので、はくさい巻きを作りました。それから、定番の「きんとん」ですが、ここ何年かさつま芋とりんごのきんとんが続いていました。今年は久しぶりに、カボチャとゆり根で作りました。30・31日の2日間で掃除と並行しながらお節を作りましたが、盛り付けは元日の楽しみとしました(というか、時間がなくって^^;;)

和室でゆっくりといただくお節は、いつものお正月とは趣向が違って、しみじみと良かったです。お腹がいっぱいになったら、畳の上でゴロンと横になる、和室ならではの至福の時間でした。「和」のお正月をしっかり味わいました(^^) by ichi

 ■過去のお節は以下のリンクから(2011年以前は、旧あすかDiary)
  2012
 2011 2010 2009 2008 2007 2006

新年のごあいさつ(2013)


あけまして おめでとう ございます。

新しい年を清々しい気持ちで迎えました。初めて迎える奈良でのお正月、静かな静かな朝です。何となく、厳かな感じさえします(左写真は葉牡丹。クリックで拡大)

大阪の街中に住み、お店をしていた私にとって、西ノ京での暮らしは、やはり戸惑うこともありました。例えば、こちらに来て、夜が暗いこと、静かなことに初めて気づきました。所々街灯の灯りはあっても、私には真っ暗に思えたのでした(笑) でも、人の営みとは、本来こういうものではないかとも思います。日が暮れたら家に帰り、十分に休息して明日への活力を養う、大切なリズムだと思います。

奈良の夕暮れ時も、大好きです。あの何とも言えない空の美しさ、雲と空の織りなす色合いは、度々見とれ、感動しました。また今年も、何度もそんな時間を過ごすことと思います(右写真は、夕暮れの西ノ京・大池。クリックで拡大)

このような暮らしの中で作り出す料理とおもてなし、お客様にどう感じていただけるでしょうか。笑顔で帰っていただけるよう、その日のベストを尽くしたいと、気持ちを新たにしております。今年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m by ichi