Author Archives: ichi

イチゴと豆乳のムース


5月…新しい元号に変わり、晴れやかな気持ちになります。まさか、3時代を生きることになるとは!(笑) 昭和が益々遠くなっていくようですが、大切にするものは大切に、そして、古い価値観や固定観念は、どんどん捨てて行きたいなー、と思います。

さて、令和になってからの最初のお料理は、今が旬のイチゴを使ったスイーツです。豆乳を葛粉で固め、イチゴとのコラボ。豆乳の白に、イチゴの赤が映えます。葛粉のみで固めてますので、プルルンとした仕上がりです(左写真クリックで拡大)。作る度に、豆乳と葛粉の配分を、微秒に変えています。やはり、柔らかめの方が好まれるかと。際どいところで固まる配分を、追求しています(笑) by ichi

春のランチ / あす香が奈良新聞に…


「平成」も残り僅かになりました。「令和」という新しい元号、災害や大事故のない、平和で明るい時代になりますように…。さて、新元号早々、あす香が「奈良新聞」に掲載されます。先日 取材に来られ、お話しをさせていただき、あす香のランチを召し上がっていただきました。どんな風に紹介し、表現してくださるのか、楽しみです^^(掲載日は5月5日と聞いています)

今日のお料理ですが、久々に?ランチをご紹介いたします。普段は 一つ、また一つ と出す料理を、奈良新聞の方が来られた時は、ランチを全て並べてみました。なかなかそういう写真は撮れないので、「私も撮らせていただいて、良いですか~?」と、厚かましくもブログ用にパチリf(^^;;。ほー、こうして全部並ぶと、結構豪華やん!などど思いながら、撮りました(左下写真)

新元号になり、時代が変わっても、素材の旨味を生かし、丁寧に作ってゆっくり味わってもらう、美味しいと喜んでいただく、というその基本は変わりません。「令和」になっても、あす香を どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m by ichi

ヨモギと雪のしたの天ぷら


もうすぐGWですね~。今年は10連休になるという、ビッグでスペシャルな連休です。10連休の方はしっかり楽しんで、リフレッシュ&チャージして下さいね。あす香は連休中も元気に営業します(^^)  4月27・28日、5月2~5日が営業日です。連休前半は徐々にご予約が入って来ていますが、後半はまだ少し空いています。ご予約をお待ちしておりますm(__)m

写真は、最近なかなか見られなくなった れんげ畑です。近くの(と言っても、自転車で7~8分?の距離)都跡中学校(みあと、と読みます)のすぐそばにあります。

さて、今日のお料理です。春は何と言っても野草の季節!(本当は一年中 色々あるのですが。)そして、やはり天ぷらにして食べるのが一番美味しいかな?ということで、ヨモギと雪のしたの天ぷらです。「雪のした」は、「寒い雪の下でも元気でいるという、とても逞しい草」 だそうです。ご近所の庭に生えているのをほんの少し分けていただいて植えたものが、毎年増えて来ています。本当に逞しくて頼もしい。クセもなく、食べやすい野草です。中耳炎、解熱、解毒、消炎、むくみなどに効くと言われています。 by ichi

西洋からし菜のパスタ / 琵琶湖ラン


高校の同級生と、琵琶湖岸を自転車で走る「琵琶湖ラン」の日が、近づいて来ました(→こちら参照)。ヘルメットはとっくに購入済み、お尻にパッドの入ったスパッツも買って、格好だけはそれなり(自前のお尻パッドでも大丈夫かと思ったのですが、やはり備えあれば憂いなし、手頃な値段の物を見つけました)。少しトレーニングをしておかないと完走も危ういので、富雄川の河川敷のサイクリングロードを走りました。すると…

満開の桜を楽しみながら走っている途中で、西洋からし菜がわんさかと生えているのを発見!摘み菜心に火がついて(笑)、レジ袋を持っていることを確認してから、10分程没頭してしまいました。桜を見ながら、摘み菜もして、春のサイクリングは、本当に楽しいです(^_-)

ということで?今日のお料理は、摘んできた「西洋からし菜」のパスタです(ちょっと気を抜くと、ついつい「スパゲッティ」と言いそうになる、昭和な私です(^^;; )これは、 お客様に ではなく、私のお昼ご飯。炒めた西洋からし菜とヒジキ煮をパスタと和えて出来上り。からし菜の苦味と、後から遅れて感じる辛味が美味しい、大人テイストのパスタになりました(左写真クリックで拡大)。残りのからし菜は、塩浸けにして、お漬物として、そして 和え物に使う予定です。 by ichi

大根の炒め煮 / 新元号「令和」


寒の戻りでスタートした4月。1日には新しい元号が発表されました。私は出先でそれを知り、まず思ったのは「意外!」 「令」という字で始まるのは(特に「レイ」という音が)、思いもよりませんでした。実は、自分なりに、3文字ほど漢字を予想してましたので…(^^;; 見事に外れた(笑)。平成から令和へと、新しく時代は変わって行きます。時代の移り変わりを感じて、ワクワクする今日この頃てす。

さて、今日のお料理です。春の大根は、冬のものと違って、堅くて煮物にしても、余り美味しくないことがあります。それならば、その堅さを歯応えの良さとして活かせば良いと考えました。薄く切って炒め煮が良いな… 作ってみると、思った通り。薄切りの大根をよく噛んで、その歯応えを楽しんでいると、大根の旨味がじんわりと感じられます。時には生姜を入れたり、ネギやノビルを散らしたり。今回は、モヤシと一緒に炒めて仕上げました。 by ichi

菜の花の信太巻き/東京・桜神宮


3月、早かったです~!前半は、お陰さまで仕事が忙しく、後半はプライベートが充実していました。3月は環境の変化に伴い、「別れの季節」とも言いますが、私にとっては、出会いと再会が多い嬉しい1ヶ月でした。人との出会い・再会もあれば、モノ/コトとの再会もありました。しかも、3度目の出会いとなると、これは 「やってみなさい、始めてみなさい」ということでしょうか?

ということで、平成最後の月となる4月に、新しいことを始めてみようと、今 ワクワクしています^^(右上写真は東京・桜神宮の桜です。東京は奈良よりも一足先に桜が咲いていました)

さて、今日のお料理です。信太巻きは時々作りますが、「菜の花」で作るのは、春ならではのもの、期間限定です。甘辛く炊いた薄あげが、ホロッと苦い菜の花の旨味を、生かしてくれてるように思います。盛り付けに使った桜柄の器も、この時期だけの物です。お彼岸の前くらいに出して、それからほんのひと月も使うかどうか、という感じです。この器に料理を盛り付けて、摘んできた本物の桜の花を添えて出す時は、とても晴れやかな嬉しい気持ちになります^^(左写真クリックで拡大) by ichi

さくら豆腐/音羽山観音寺へ


やまと尼寺精進日記」という番組(毎月最終週18時~ Eテレにて)があります。観ておられる方も多いかと思います。その尼寺では、季節のお野菜や野草を使った、手作りのお料理をいただけます。テレビの効果もあって、なかなか予約が取れません。奈良で配布されているフリーペーパーに、このお寺で「お念珠作りとお食事」という企画があり、友だちが応募してくれたら、見事当選!(25名の定員に対して、100名余りの応募があったそうです)お陰様で、念願の観音寺へ行ってきました。

急坂を登る登山は、なかなかの修行でした(^^;; 登り切ってお寺に着いた時は、もう2度とこの坂は登りたくない!と思ったのですが… お念珠を作り、お食事をして、庵主さんのお話しを聞き、清々しい空気の中で過ごす内に、またここに来たいという思いが芽生え、どんどん大きくなりました。自然に添った暮らしぶりが、心に響きました。場所とそこに暮らす人にエネルギーをもらい、大いに癒された一日でした。

さて、今日のあす香のお料理です。春めいて来ると作りたくなる料理 第2弾!桜の塩漬けをお豆腐の生地に混ぜた蒸し豆腐「さくら豆腐」です。いつも3月半ばから約1ヶ月位の間しか作らない、期間限定のお料理です。大阪に長く住んでいたこともあってか、毎年、桜の終わりは、造幣局の通り抜けが終了する時、という感覚でいます。今年は、この通り抜けも例年より早くなるかもしれませんね。この春も、たくさんのお客様に召し上がっていただければ良いなー、と思っています。 by ichi

春キャベツ 春サラダ


昨年、お客様から 珍しい椿の鉢植えをいただきました。「百合椿」といって、ユリに似た花が咲くということでした。3月に入ってから、花が一輪咲きました!なるほど、本当にユリに似ている!(この椿をくださったお客様が、当ブログを見てくださってたら、良いのですが…^^)。椿といえば、私が大変お世話になった 着付けの先生が大好きだった花。先生、こんな珍しい椿があるのですよ、と心の中で呟くと、「ほんとやねー、変わった椿やねー」と、微笑んでくださっているような気がしました。

さて、今日のお料理です。春めいて来ると、必ず作りたくなるお料理が、いくつかあります。これは その一つ。春キャベツと新玉ねぎ、そして八朔などで作るサラダです(左写真クリックで拡大)。春キャベツは、柔らかくてフレッシュ。そして、八朔の黄色が、春の日差しの明るさのようです。ドレッシングは、いくつかバリエーションがありますが、最近は、白味噌・お酢・米油・豆乳で作った物を専ら使っています。私は「白味噌マヨネーズ」と呼んでいます。お客様からは「マヨネーズに似てるけど違う、美味しいですね~」と、なかなか好評です。 by ichi