Author Archives: dan

紅梅/2月の画像


今月の画像は紅梅です。残念ながら?あす香の庭の紅梅ではありません(梅が咲くのはこれから^^;;)。ネットで探したところ、「さんぽふぉと! – SanpoPhoto!」さんに素敵な写真があったのでそれを使わせて頂きました。青空と紅色のコントラストが艶やかですね(右写真、クリックで拡大)

さて、最近、ホームページの右サイドのお知らせ欄を使って、奈良周辺のイベント・スポット情報を載せるようにしてみました(季節ごとに内容が入れ替わるリンク集みたいなものです)。あらためて、梅に関するイベント・スポットを下にご紹介します。これからの梅の季節、ご参考になれば幸いです(^_-) by dan

2/08~3/11  大和郡山・盆梅展
2/09~3/09  菅原天満宮・盆梅展
2/12    大和文華館・うめの無料招待デー
2/16~3/31  月ヶ瀬梅渓・梅まつり
 ※薬師寺の梅も綺麗です。2月中旬が見頃でしょうか。

「永遠の0」 ~番外編 その3~


番外編その2より続く) 右は、シカゴ・オヘア国際空港から弟が送ってくれたグラマン F4F ワイルドキャット/ Grumman F4F Wildcat の写真です。開戦時、米軍の主力戦闘機でした。見てくれのカッコよさを放棄した?ずんぐりむっくりな機体は、まさに、ふてぶてしい野良猫(ワイルドキャット)。主脚を翼に引き込む零戦を見慣れているせいで、車輪周りの構造も随分古臭く見えます(写真クリックで拡大)。実際、日本の零戦との性能差が歴然で、次々と撃ち落とされたそうです(^^;;

感心するのは、戦闘機が(一般の)空港に堂々と展示されていることです。しかも、空港名に入っている”オヘア”は第二次世界大戦の米軍エースパイロットだったエドワード・オヘア氏の名前というのですから、日本では考えられませんね~(苦笑)。ライト兄弟を生んだアメリカでは、優れたパイロット、特に撃墜王と呼ばれる戦闘機乗りは、国籍を問わず(敵国であっても)畏敬の対象となるようです。”ラバウルの魔王/the Devil”と呼ばれた西澤廣義の写真が今でもアメリカ国防総省に飾られているという話が小説の中にも出てきました。

そうした土壌があるせいでしょう、「永遠の0」(小説)がアメリカで翻訳出版されることが決まっているそうです(百田尚樹氏本人が昨年の10月にツィート/twitter。下左画像クリックで拡大)。日本人にしか受けない小説と思っていたので、まさかの展開にビックリ。ビックリと言えば、オノ・ヨーコも「ゼロ」を会う人みんなに薦めているとか(→こちら)。日本の零戦パイロットの物語が、海外でどのように評価されるのか興味津々です。「大空のサムライ」の例もありますし、ひょっとすると、世界的ベストセラーになるかも…(^^) by dan

飛び込み台のような展望台 ~タイタニック気分が味わえる?~


先日、信貴生駒スカイラインをクルマで走っている時に目に入ったのが、飛び込み台のような形をした展望台。「鐘の鳴る展望台」という名前がついています。時間に余裕があったので寄ってみました。駐車場から少し登ったところに展望台があります。案内板によると、標高460m、展望台の高さは12mらしい(右写真クリックで拡大)

鐘の鳴る展望台」という名前がついているのは、展望台の上部に鐘があって、それを鳴らすことができるためです。展望台からの見晴らしは非常によいのですが、山頂だけに吹きさらし状態(下左・中央写真)。その日は強風だったので展望台がゆらゆら揺れて(男の私でも)少しコワい思いをしました。風の強い時は景色を楽しむ余裕がないかもしれません。

飛び込み台のようだと書きましたが、”台”というよりは”板”ですね。空中に突き出た飛び込み板の周りを手すりで囲ったような簡易構造なので、10m程度の高さでもかなり怖いのです。実際、私の後に登った若い女性が、展望台の手すりを握り締めて、へたり込んでしまいました(^^;;。勇気あるカップルはタイタニックのあのシーン(下右写真)に挑戦してみて下さい。まさに山上を滑空しているかのような気分が味わえるでしょう(でも、マジで怖いので、無理しないで下さいね^^) by dan

関西のお薦め日帰り天然温泉


スルッと KANSAI おでかけ情報誌「Asobon!」(アソボン)という広報誌があります。各駅・営業所等で無料配布されているので(読んだことがない人でも)目にされていると思います。2014年1・2月号の特集は「沿線ちょいっと日帰り天然温泉」。電車を使って日帰り可能な関西の天然温泉が紹介されています。具体的には以下の8つ。

上方温泉・一休京都本館(城陽市)
塩田温泉・上山旅館(姫路市)
宝来温泉・奈良パークホテル(奈良市)
ふくろうの湯(和歌山市)
高槻天然温泉・天神の湯(高槻市) ※駅近
嵐山温泉湯浴処・風風の湯(京都市) ※駅近
松葉温泉・滝の湯(貝塚市)
南郷温泉・二葉屋(大津市)

上の温泉の多くは、最寄り駅から更にバスに乗る必要があるので(広報誌の趣旨=公共交通機関の利用促進とは異なりますが)日帰りドライブ先として考えた方がよいかもしれません(^^;;。奈良パークホテルは利用条件に制約があって少々きびしかったので(料理とセットで11:30~14:00限定)、上方温泉・一休京都本館に行ってみました。奈良・西ノ京からだとクルマで約50分。高級旅館のような外観・内装です(右上写真)。半日ゆっくり過ごすことができました。お薦めです(^^) by dan

PS 「Asobon!」についているクーポン券を持って行くと(一休さんの場合)次回使える入浴無料券がもらえます。MAX3枚の大盤振る舞い。これは大きいですね~。

NHKの壁紙カレンダー 2014


NHKわかやまで、毎年、和歌山県の魅力を紹介する写真のコンテストをやっています(→2012/11/18 参照)。その写真展に行けなかった方も、優秀作品等20数点を NHKわかやまのサイトで見ることができます。右写真が今回の最優秀作品「みかんの花咲く頃」(クリックで拡大)。最近流行りの工場萌え的な一枚です。橙黄色の夜間照明を”みかん”にひっかけた題名が効いていますね^^(撮影場所は有田市。手前に写っているのはみかんの木と思われます)

優秀作品12点がこちらから壁紙カレンダーとしてダウンロード可能です。今年の壁紙はデフォルトでワイドスクリーン対応となり、日付の位置も見直されたので使い勝手がよくなりました。

さて、去年と同様、他の都道府県のカレンダーを探しましたが、やはり見つかりませんでした。日本全国版というべき、NHKワールドが提供している壁紙カレンダーはあるんですが…(左写真はNHKワールドの1月カレンダー。全国から選ばれた写真だけにアマチュアとは思えないレベルの高さ)。なら版って出ないんでしょうか?(^^;;。今年はNHKワールド版(→こちら)を使ってみることにします。 by dan

「永遠の0」 ~番外編 その2~


番外編その1より続く) 天才パイロットの宮部久蔵(右写真)は、部下の名前を呼び捨てできない軍人でした。小説によれば、裕福な家庭に育ち、15歳まで幸せな生活を送っています。父親が事業に失敗して自殺、その半年後には母親も病死するという悲劇が重なり、海軍に入隊せざるを得なかったのです。言葉遣いに育ちの良さを感じさせるのはそのためです。

また、宮部は頭脳も優秀でした。一高(現在の東大)に進学するか専門棋士(囲碁のプロ棋士)になるかで真剣に悩んだというのですから、天才の域。小説では、2子の置碁(相手に有利なハンデをつけた対局)でセミプロ級の上官を一蹴する場面が描かれていました。こんな頭のよい、しかも紳士然とした男が、身体能力抜群の凄腕パイロットなのです。「ゴルゴ13じゃあるまいし、そんな人間おらへん!」と思っていました。

ところが、映画を観て、本物の宮部久蔵がいる!と唸りました。山崎貴監督が、宮部は岡田准一以外に考えられないと言っていたわけです。映画「天地明察」(2012年)の安井算哲(碁打ち=天文学者)然り、NHK大河ドラマの軍師:黒田官兵衛然り、若手俳優で、知性を感じさせる役をやらせたら、彼がピカイチですね。NOLTY(能率手帳)のCMなんか、彼のイメージをうまく生かしていると思います。かと思えば、超ひらパー兄さん(左写真)も引き受ける懐の広さ、郷土愛の深さ^^;;。今後の彼の活躍が楽しみです^^(続く) by dan

「ポケット詩集」/吉野弘さんを悼んで


詩人の吉野弘氏が先日亡くなられたそうです(→詳しくはこちら)。彼の代表作「祝婚歌」は、当Diaryでも紹介したことがありました(→ 2013/06/30 参照)。「祝婚歌」以外の彼の作品では「I was born」が頭に浮かびます…などと書くと詩に詳しい人間と勘違いされそうですが、上の2つの詩はともに大人になってから知りました。茨木のり子さんの詩もそうです。多感な時期にこれらの詩に接していれば、精神的にもっと豊かな青春や人生を過ごすことができたでしょう(苦笑)

現代詩には、danのようなオジサンが読んでも感動する作品がいっぱいあります。しかし、かつての私がそうであったように、どこから手をつけたらよいか分からないかもしれません。そこで、吉野氏の作品紹介も兼ねて、現代詩への扉を開いてくれる本を一冊紹介させて頂きます。

約30編の詩を編んだ「ポケット詩集」(田中和雄編/童話屋)という本があります。題名通り、鞄に放り込める文庫サイズながら、ハードカバーの愛蔵版仕様。上で触れた吉野弘氏の詩も茨木のり子さんの詩も収録されています。今回あらためて読み返し、編者の田中氏が書いた「まえがき」が一編の詩ともいうべき”作品”になっていることに気づきました。丁寧に読み進めても小一時間程度のボリュームですが、感動の質は高いことを保障します。この本を手がかりに、自分が気に入った詩人の作品を読んでいけば良いでしょう。”ほんとうの子どもたちと、子どもの心を持った大人たちに”お薦めいたします(^_-)✩ by dan

PS 「詩のこころを読む」(茨木のり子/岩波ジュニア新書)もお薦めです。唯一の難点(?)は、茨木のり子さんご自身の詩が収録されていないこと(^^;;

さすがは、リーガロイヤル/Cafe Cube


所用で大阪国際会議場(グランキューブ大阪)へ出かけた時の話です。予定の時間まで少し余裕があったので、2F の Cafe Cube (右写真クリックで拡大)でモーニングを頼みました。普通のコーヒーは400円。トーストやサラダ等をつけると、きっちり上乗せされて?700円(ちと高い)。ですが、開放感溢れる空間で、プチ贅沢なひと時を過ごすことができました(^^)

さて、お金を払った時に驚いたのが、お釣りの300円=100円玉×3枚がすべて(平成25年製造の)新硬貨だったこと。レシートを見ると、リーガロイヤルホテルの経営でした(左写真クリックで拡大)。さすがです。ホテルの外にあるカフェといえども手抜きなし。硬貨のお釣りにまで気配りが行き届いていることに感心しました。最初は高いと感じたモーニング(700円)も安く思えてきました(^^) by dan

PS あす香も新札でお釣りを出しますが、硬貨までは準備できていません(スミマセン^^;;)