Monthly Archives: 12月 2016

今年もありがとうございました ~年末のご挨拶 2016~


2016年が、いよいよ終わろうとしています。皆さんにとって、どんな一年でしたか?今年ご来店くだったお客さま、今年お会いできなかった皆さま、当ブログをご訪問くださり、ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。来年は、もう少しまめに更新したいと思っています(^^;;

奈良に移って早いもので4年半になりました。大好きで移って来た奈良、その奈良の魅力、訪ねたくなる場所を、たくさんご紹介して(あっ、勿論お料理の紹介もしますよ~o(^o^)o)、奈良に足を運んでいただきたく思います。そして、あす香のお料理とともに、楽しんでいただければと思っています。


来年も、どうぞよろしくお願いいたします。皆さまにとって、素晴らしい一年となりますよう願い、お祈り申し上げます。佳い新年をお迎え下さい(^^) by ichi

下仁田ねぎ


2016年も、残り僅かとなりました。12月って、やたら速くないですか?冬至が過ぎるとクリスマス、そして大晦日まであっという間です(^^;;。また寒波がやって来るようですが、寒さに負けず、元気で年末年始を過ごしましょう。

さて、「下仁田ねぎ」(右上写真)は、もともと群馬県(下仁田町)の特産ですが、今では関西の方でも作られています。なので、そう珍しくもないかもしれないですね。先日、近所で手に入ったので、煮物にしました。この冬の初物です(^^)

「下仁田ねぎ」には、大和太ねぎ(奈良の地場野菜)とはまた違った甘みと、とろっした旨味があり、これが堪らなく美味しいのです(^^)。緑色の部分も柔らかくて、全部食べられます。これから寒さが増して霜にあたると、一段と美味しくなります(^_-) by ichi

高野豆腐 すりおろしあんかけ


今年の漢字が決まりましたね~。「金」という字になりました(→こちら参照)。あれっ、つい最近もあったような…と思った方は私だけではないはず。2012年も同じ字だったのですね。やっぱりオリンピックイヤーは、「金」の字が選ばれやすいのでしょうか?他にも、トランプさんの金髪や、政治資「金」問題、ピコ太郎さんの衣装などから「金」をイメージする方が多かったようです(^^)

皆さんご自身にとって、今年を漢字一文字で表すとしたら、どんな漢字になりますか?私は……今年は難しいですね~。しばらく考え、「宝」になりました。今年も沢山のご縁をいただきましたが、特にこの一年は、素晴らしい出会いに恵まれました。ご縁は宝物、宝となる出会いに感謝ですm(__)m

さて、「今年の漢字」ならぬ「今日のお料理」の紹介です(^_-)。寒さが日に日に増すこの時期、温かいお料理が喜ばれます。ぬくぬくの大根や里芋などに、野菜のあんかけです。下のお料理は、この野菜あんに高野豆腐のすりおろしを混ぜています。ちょっと卵とじのようにも見えます(写真クリックで拡大)。お客様に料理の説明をすると、「高野豆腐をすりおろすなんて、珍しい!」とよく言われます。そして召し上がっての感想は…??? 。大抵嬉しいお言葉をいただいています(^^)v by ichi

はくさいの信太巻き


いつのまにやら12月になったかと思ったら、早くも1週間余りが過ぎ、師走らしい寒さになってきました。この1年をあれこれと振り返り、来年に想いを馳せる、そんな時期でしょうか…。

「ハガキ道」を教えていただき、複写ハガキを書くようになって、7年半くらいになります。全国各地で、ハガキを書く人たちの集いがあるのですが、今年は久しぶりにハガキの集いに参加しました(滋賀・奈良・十日町の3ヶ所)。そのお陰で、ハガキで繋がる人が、益々増えました。年に1~2回のやり取りの方も含めると、100人近くになるかも…。そして、意外と男性の方が多いのも、面白いです(^^)

さて、今日のお料理の紹介です。寒くなり、大根や蓮根などの根菜が一段と美味しくなりました。そしてハクサイも美味しい~。今日のお料理は、そのハクサイを、お揚げさんでくるりと巻いた「信太巻き」です。一口で食べていただける大きさを心がけているのですが、ついつい太巻きになってしまいます(^^;;(左写真クリックで拡大)。ハクサイの旨味と、しっかり味付けされたうすあげのコラボ、お客様の評判も上々です(^_-) by  ichi

映画「君の名は。」


先日、所用で神戸に行き、帰りに三宮に寄ったところ、その日は、奇しくも 12月1日の「映画の日」(入場料が1,000円になるサービスデー)。これは神のお告げでしょう(笑)。ということで、遅ればせながら、話題の映画「君の名は。」を観ることにしました。現時点で興行収入200億円(邦画歴代2位)の大ヒット。ポケモンGO と並ぶ社会現象となっているにもかかわらず、dan は未見だったのです。

リアルタイムで観たか否かはさておき、昨年まで、「君の名は」といえば、1950年代に一世を風靡したラジオドラマ&映画のタイトルだったはず。ところが、今や「君の名は。」(正確には、タイトル末尾に”。”が付く)は、2016年に大ヒットした、新海誠監督のアニメーション映画ということになってしまいました(^^;;

実は、”予習”も兼ねて、新海誠監督の「秒速5センチメートル」(2007)や「言の葉の庭」(2013)を鑑賞済。映像表現の素晴らしさに感嘆しつつも、この2作品には脚本/ストーリーに不満があったのですが、「君の名は。」にその不満はありません。単なる「男女入れ替わりもの」と思ったら、SF、宇宙、すれ違い…様々な要素も盛り込み、今回うまく着地させたな、という印象です。

基本は「ボーイ・ミーツ・ガール」ものなので、深い感動は期待しない方がいいかもしれません。しかし、日常生活の何気ないシーンの表現力(実写で見ているかのように違和感がない動き)は凄いです。「末期の眼」で眺めたように、ひとつひとつのシーンが愛おしく思えてきます。今年最大の話題作として、押さえておきたい一本です(^_-) by dan

かぶらと柚子の和え物/一才柚子


一才柚子」の鉢植えを、いただきました。調べてみると、普通の柚子とはまた違う種類だとか。小振りで、実の成る時期が、早いようです。しかし、お料理に使ったり、お風呂に入れたりできるのは普通の柚子と同じ。また、名称については、「花柚子」(はなゆ・はなゆず)とも言うそうです(写真の右が普通の柚子、左が一才柚子です)

 さて、その頂きものの一才柚子を、早速お料理に使ってみました。今回作ったのは、かぶらとの和え物です。柚子皮の千切りを普段よりタップリ入れ、味付けは、柚子の絞り汁と醤油のみ。シンプルですが、それゆえ一才柚子の香りと爽やかさが、際立ちます。また、見た目も鮮やかな色合いで、料理を一層引き立ててくれます。青菜は西洋カラシナ、そして、ナヨクサフジという野の花をあしらいにしました^_-(左写真クリックで拡大) by  ichi