影絵作家・藤城清治さんの個展「光のメルヘン展」が、奈良県立美術館で開催されています。光と影のファンタジーの世界にどっぷり浸りました。平日に行ったので、わりとゆっくりと見れました。200枚を越える展示は、かなりのボリュームです。一枚の絵に対する藤城さんの思いや説明文などを読みながら、一巡すること約2時間。メルヘンの世界あり、奈良の描写あり、被爆地広島や震災後の東北を描いた作品もありで、見応えのある展示会でした。
藤城さんの絵には、よく「こびと」が出てきますが、説明書きに「こびと」と書いてあるのが「こいびと」に見えたりして、きっと藤城さんにとって、どの小人も恋人のように愛おしい存在なんだなー、と勝手に想像しております。92歳にして今なお創作意欲を持ち続け、書き続けておられる藤城さんに脱帽!絵を通して伝えたいことが、まだまだ沢山あるのでしょう。さて、私は、料理を通して、何を伝えたいのかな…(^^) by ichi
会期は7月3日(日)まで。5/28(土)には藤城清治さんが来館され、サイン会もあるそうです。この機会をお見逃しなく!