前回のニューヨークから一転、日本(滋賀)に話題を戻します(^^;;
これはJR堅田(かたた)駅の近くで見かけたノボリ。「大津堅田山の手」という宅地分譲のものです。堅田の街はJR湖西線で山側と湖側の二つの地域に別れるので、単にそれを表しただけかもしれませんが、見た瞬間、「うまいこと言うなぁ」と感心しました。
こうした非都会(失礼!)だと、山の手=単なる山奧の可能性があります。ところが、東京や神戸の「山の手」イメージ=セレブな匂いで、うまく毒消ししているわけです。「○○台」といった普通の地名と比べれば、差は歴然。
同じパターン?で、寂れた湖岸もウォーターフロントという言い方ができます。ネーミングあるいはポップの書き方一つで、商品の売れ行きが相当変わりますよね。「言葉による錬金術」です(^^) by dan