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ウルトラQの話


pen という雑誌があります。今出ている 9/1号が「<完全保存版> ウルトラQからウルトラマンゼロまで。円谷プロ大研究!」です(右写真)。<完全保存版> という言葉に弱い私は、中身も確かめずに衝動買い(^^;;。ウルトラQという単語がトリガーとなりました。

熱心なファンではない分?記事を読んで初めて知った情報も多く、勉強になりました。例えば、『ウルトラQ』総天然色化計画。こんな計画が進んでいたんですね。ちなみに、総天然色化とは、オリジナルの白黒映画をカラー化(カラーライズ)する技術。「カサブランカ」などの往年の名作が次々カラー化された時期もありましたが、諸事情で下火に…。これが、最近のデジタル技術の進歩もあって再び注目されているようです。

予告編を観ると、昔の手彩色絵葉書を動画にしたような違和感が多少あります(総天然色=フルカラーというよりパートカラーに近い感じ)。ですが、ウルトラQファンにとっては、嬉しい「復活」です。素直に喜びたいと思います(^^) by dan

前島秀章さんの木彫


スイカが大好きなdanは「前世はカブトムシだったに違いない」と人によく言われます(砂浴1日目の夕食の際、デザートとして出された8人分のスイカをほとんど一人で食べてしまい、ヒンシュクを買ったばかり^^;;)。ということで?夏の風物詩でもあるスイカにちなんだ話題を…。

土佐堀通りから三休橋筋に入り、少し南へ進んだところに、ギャラリー谷崎という画廊があります。店頭に展示されているのが、スイカにかぶりついている右の少女像(クリックで拡大)。前島秀章さんの「昔日」という作品です。木彫ならではの温かさが伝わってきます。

ネットで探すと、下のような作品を見つけることができました(クリックで拡大。オンラインマガジン「FUSION」から画像をお借りしました→こちら)。前島さんの作品はどれも、眺めていると心が和むというか、ほっとしますね。今の世の中で、こういった作風は貴重な気がします。ファンになりました(^^) by dan

  

■前島秀章さんの公式ホームページはこちら

テレビの話


先月(7月24日)でアナログ放送が終了しました。地デジカ(右画像)というキャラクターも知らず、家に1台しかTVのなかったdan家に、地デジ対応TVが届いたのは、アナログ放送終了の1週間前。あやうく地デジ難民になるところでした(^^;;

欲しいと思った製品が納品1か月待ちだったりで、選択の幅が多少狭められましたが、久しぶりに買い換えたTVの進化には目を見張りました。ぎりぎりまで引っ張ったおかげといいますか…(^^;;

ひとつは、外付けHDD対応の製品を購入できたこと(1年前だと、対応機種が限られていた)。便利ですし、コストパフォーマンスも高いです。2TB(=180~300時間の録画可能)の製品で、1万円台前半(ヨドバシ価格)。ただ、HDDで録画した映像を、最初に登録したTVでしか再生できないという仕様はやっぱり不便です。

もうひとつは、ネット接続で手軽に映画を楽しめること(月額基本料ゼロ&作品毎の購入が可能)。TSUTAYA TVやアクトビラ等で観たい映画を選べば、好きな時に大画面でストリーミング視聴できます(いわゆるオンデマンド配信)

視聴可能な作品もどんどん増えているので、今後、DVDレンタルを利用したり、WOWOWやスカパーと契約することはないかもしれません(^^;; by dan

船の話(ペーパークラフト入門)


コスモスクエア駅から大阪湾を見ていたら、通りがかったのが右のコンテナ船(小さいので少し見づらいかもしれません。クリックで拡大)。関西の人間であれば、阪神(HANSHIN)?と思うところですが、「韓進海運」 (HANJIN SHIPPING。以下、HJS)という韓国のコンテナ船でした。

「韓流」(はんりゅう)と読む理屈で、「韓進」(はんじん)。なるほど、勉強になります。サイトによれば、HJSは韓国最大、世界でも上位10社に入る船会社だそうです。日本で言えば、日本郵船(NYK)のようなビッグネームですね。

で、日本郵船のサイトを眺めていて見つけたのが、ペーパークラフトのページ。入門編として大人でも十分楽しめそうです。また、ペーパークラフトも調べてみると、非常に奧が深いことがわかりました。

たとえば、帆船模型 Modelship.jp というサイトのこのページ(右写真)。精緻かつ完成度の高さにビックリです。型紙を切り貼りして出来たとは思えません。船以外にもいろいろあって、そそられます(苦笑)。当分、時間が取れそうにないですが、将来、はまる可能性があります。手先を使うのでボケ防止にもなりますしね(^_-)☆ by dan

傾いた家


JR六甲道駅の近くで、こんな家を発見(写真左、中。クリックで拡大)。なんだ、これは?と思いますよね(^^)。当時のオーナーの意向で、店が目立つよう、あえて「傾けて」建てられたとのこと。40年前から傾いているので、阪神大震災とは無関係。ピサの斜塔ならぬ「六甲道の傾いた家」として、有名だったらしいです(私は知りませんでしたが…)。こんな建物を建てたオーナーこそ、ホントの「傾奇者(かぶきもの)」です(^^;;

  

1971年に喫茶店としてオープンし、30数年間営業。その後、オーナーが変わり、現在は2Fに会社、1Fがレンタルスペース「場 SLOOPE」(バー・スロープ)となっています。念のため、付け加えておくと、傾いているのは外観だけで、内部は普通の造りです。平衡感覚が狂って長居できないとか、そういうことはないようです(^^)

2Fを本社としているのは、サイクル神戸ycc というカスタム自転車屋さん。ネット通販が主体とはいえ、坂道の多い街(=自転車が少ない)で、自転車販売というのが面白いですね。神戸×自転車で、「シャカリキ」という漫画を思い出しました。

ところで、こんな状態でドアが開くのだろうか?と思いますが、よく見ると、引き戸になっていました。なるほど、これなら大丈夫です(^^)(写真右) by dan

神祇官歩道橋(畏れ多くて渡れない?)


西宮市内、JR東海道線沿いにあるのが、右の「神祇官歩道橋」(クリックで拡大)。何故、こんな名前になっているのかと言えば、神祇官町(じんぎかんちょう)という場所にあるからです。おそらく全国で唯一と思われる珍しい地名。京都や奈良にあれば納得するんですが、西宮というのが意外でした。

ちなみに神祇官とは「律令制で、太政官(だいじょうかん)と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀(さいし)をつかさどり、諸国の官社を総轄した。かみづかさ」(デジタル大辞泉)。今風に言えば、神社庁歩道橋、宮内庁歩道橋という感じでしょうか…。

私なんかが渡ってよいのだろうか?と考えてしまいますね(^^;;。西宮はご存じのように西宮神社がある土地ですし、古い地名等が結構残っていることに今回あらためて気付かされました。 by dan

Fly Me To The Moon (In Other Words)


よく耳にしている曲でも、歌詞に注意して全体を聴くと(あるいは文字で読むと)「こんな歌だったのか!」と驚くことがあります。メロディ(あるいはサビの一節)にだまされるというか、歌詞を聞き流してしまっているんですね。洋楽であれば、尚更です。

最近、You Tube(歌詞付き) であらためて鑑賞する機会のあった「Fly Me To The Moon」もそうでした。副題が、 In Other Words (言い換えると…)。つまり、アメリカ人のくせに?想いをストレートに表現できないシャイな愛の告白の歌だったとは…。「Fly me to the moon」 (私を月に連れて行って)というフレーズが強すぎて、他の部分が全然見えていませんでした(^^;; by dan

地ビール「地底旅行」


市岡の繁栄商店街の横道で見つけたのが、右の看板。煙突も見えたので、てっきり温泉(銭湯)かと思ったら、違いました。「地底旅行」という、地ビール醸造元です(右写真、クリックで拡大)。「地底旅行」という言葉に、ジュール・ヴェルヌが頭に浮かんだ人もいるでしょう(^^)

ここには、天然温泉を使った足湯サービス付きのレストランがあり、地ビールの販売も行っています。醸造元=産地直売だけあって、新鮮&フルーティで美味しいと評判のようです。大阪の下町で造られる地ビールなので、下戸の私も興味津々。一度飲んでみたいと思います(^^)

地底旅行」というネーミングは、地底の温泉水を使うところから来ているとか。地酒に比べて、地ビールという言葉は少々認知度が低いですが、「風の谷のビール」「チョンマゲビール」等ネーミングにも工夫を凝らしたビールが各地にあるようです(→JBAの地ビール醸造業者リスト参照) by dan

PS ビールの画像はこちらよりお借りしました。謹んで御礼申し上げます。