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どこでもドア?/新大阪駅の「そじ坊」にて


先日、新大阪駅(1F)の「そじ坊」で昼食をとりました。その時、見つけたのが右の写真の装飾(クリックで拡大)。一見、和箪笥があるように見えますが、この引き出しを開けることは出来ません。壁にドアを貼り付けたようなもので、一種のフェイクアートです。よく出来ていますね(^^)

まず、伝統的工芸品の和箪笥=アンティークなインテリアとして目を楽しませてくれます。また、実際に引き出しは開かないとしても、何が入っているんだろう?と想像力を掻き立て、(仮想空間として)奥行きの数十センチ分だけ部屋を広く感じさせます。部屋を広く見せる工夫で、壁を「鏡」張りしたり、壁に「窓」をつくったりしますが、こんな方法もあるんですね。勉強になりました(^^) by dan

プレスマン/文房具の話


先日(1/14)の日経新聞/プラス1の何でもランキングは「新機能備えたユニークな文房具」でした。ペン部門で5つの筆記具が紹介されており、シャープペンシルで唯一ランキング入りしているのが、プラチナ万年筆のプレスマン (PRESS MAN 0.9)。30年以上売れ続けている定番商品で、「新機能無し」にもかかわらず、名前があがるところがスゴイ(^^;;

かく言う私もプレスマン愛用者。過去に購入した本数は30本は下りません(手元にプレスマンがないと「禁断症状」が起きる為、カバンの中、スーツのポケット、ノート用、職場、自宅の各部屋など、あちらこちらにばらまいています^^ )。私は筆圧が強いので、0.5mmのシャーペンだとボキボキ芯が折れるのですが、プレスマン(0.9mm。専用替芯【2B】が長めなのもよい)は、まず折れません。安心してガシガシ書き込めます。また、読書時のアンダーライン用としても好適です。

たまにプレスマンを使っている人と遭遇しますが、ほぼ全員「文房具オタク」で、最終的にこの製品に辿り着いた方ばかり(逆に言えば、プレスマンを使っているというだけで一目置かれるでしょう)。そして、1本210円というお値段。「殿堂入り・マイ文房具」の中でも、群を抜くコストパフォーマンスです。私が30本40本と買えるのも、布教活動の一環で惜しげなく?人にプレゼントできるのも、この価格だからこそ(^^)

私がプレスマンを進呈した方は、高い確率でファンになります(すっかり気に入って、いきなり10本セットを注文した人も…^^;;)。ちなみに、ichiもプレスマンユーザー。一度、だまされたと思って、使ってみて下さい(^_-)☆ by dan

ご参考(詳細説明、カスタマイズ等)
 スミ利文房具店 aki’s STOCKTAKING
 文具で楽しいひととき いのらぼ

ハワイの話/Remember Pearl Harbor


特派員レポート in Hawaii 。今年の正月をハワイで過ごした弟の便りから…(^^)

ハワイは、日本から毎年行く人がいるぐらいですから、リゾート地としてさぞかし快適なのでしょう。しかしながら、下のようなプレート(写真中央、右)をみると、戦争について考えさせられます(おりしも、映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」が公開中)

  

日本では、12月8日は「真珠湾攻撃=太平洋戦争開戦日」という客観的認識に留まっていますが、アメリカ人は同日(12月7日)を「Day of Infamy (屈辱の日)」という、極めて主観的/感情的な呼び方をしていて、それが「Remember Pearl Harbor!」 となるわけです。現在でも、彼らの多くにとって、9.11(同時多発テロ)と同等の、許しがたい事件が起こった日のはず。日本人もきちんと認識しておかねばならない事実です。 by dan

当時の様子がわかる、興味深い映像をみつけました。御参考まで(後半、キッチュな画像が続きますので、女性の方はご注意下さい。日本ではありえない感覚^^;;)

大阪天満宮/表門の「方位十二支」


今日から3日間、十日戎ですね。大阪天満宮に行かれる方は、表門(大門)にある「方位十二支」にもご注目。方角や時刻と十二支(干支/えと)の関係がよく分かります(右写真、クリックで拡大)

表門の天井に下向きに取り付けられており、それを仰ぎ見る形になるので、左右が逆になります。

例えば、午前・午後・正午の「」は十二支の「ウマ」(11時~13時)であり、同様に、子午線(経線)の「子午」は「ネズミ→ウマ」(北→南)なんですが、全然気付かずに使っていました(ちなみに、正午の反対=真夜中の十二時は正子です)。「方位十二支」をあらためて眺める機会がなければ、一生気付かなかったかもしれません。さすがは大阪天満宮、勉強になります。感謝m(__)m by dan

■参考 雄峯閣 建築装飾探訪>大阪天満宮表門方角盤
 方位十二支の拡大写真が掲載されています(じっくり見たい方向け)
 また、他のコンテンツも大変興味深いので、歴女(男)にオススメ。

大阪天満宮/仕事始め 2012年


例年、初詣は大阪天満宮です(来年は違うかもしれません^^;;)。おみくじを引いたところ、42番。「ひょっとしてハズレを引いたか?」と一瞬危惧したのですが、結果は「吉」。周りの人の引き立てでこの1年間うまく過ごせるであろうという内容でした(左写真。クリックで拡大)。だからというわけではありませんが、皆様、今年もよろしくお願い致します(^_-)☆

  

さて、昨日(1月4日)朝、大阪天満宮に行ったところ、門の外や境内にコート姿のサラリーマン(OL)風の集団が幾つかあり、何だろう?と思ったら、初出勤途中に大阪天満宮へ参詣に来られた同じ会社(部署)の方々のようでした。

皆が集まったら一緒にお参りをして、おみくじを引く。で、お互いに見せあって、和気あいあいとしている姿は微笑ましいですね(^^)。正月の三が日とはまた違った、大阪天満宮での一コマです(写真中央)

最後の写真は、同じく大阪天満宮で買い求めた「鏑矢」(かぶらや)。邪を払う縁起物です。羽の部分が「赤」「黄」「白」と三種類あります。黄色だったらお金が集まるんだろうか?と思ったらそうでもないようなので、今年も好きな色である「赤」を選びました(^^) by dan

鼓キティ/呉服も仕立てる不動産会社!


右写真は、天神橋筋商店街(1丁目)で見つけた「鼓キティ」。かわいいですね。日本土産としてよく売れているそうです。御存知のように、ハローキティは世界中で大人気。日本限定商品となれば、なおさらでしょう。

ところで、このキティちゃんが置いてあったのは、イデアール株式会社という不動産会社のショーウィンドウ。不動産会社なのに、なぜか着物がディスプレイされていて、不思議でした。

ところが、最近になって、ウィンドウに「高級呉服の仕立て・卸売り」と表示されていることに気が付きました(右写真、クリックで拡大)。うーん、多角経営を極めるとこうなるんですね。おみそれいたしました(^^;; by dan

ちなみに、右の着物(打掛)のお値段ですが、ichiによれば、100万円は下らないとのこと。

「菜根譚」の話/菜根中有真味


danです。昨日は「玄米工房あす香」の最終営業日でした。ランチは予約だけで24名ものお客様が来られ、夜も多くの方に囲まれての「打ち上げ」となりました。12年間、本当に有り難うございました。

店主は今のびております(^^;;。後日あらためて御挨拶させて頂きますm(__)m

さて…。『菜根譚』(さいこんたん)という中国の古典があります。人生指南の書として、多くの愛読者がいるのは、皆さんご存じの通り。ちなみに『菜根譚』という題名は「人、菜根を咬み得ば、百事なすべし/野菜の根(粗末な食事)をかじって飢えをしのぐような貧窮の生活の中に、大事を成し遂げる素地が形成される」という話から来ています。

久しぶりに読み直し、前書きに「菜根中有真味」という六文字を再発見。シンプルでありながら深い一節だと思いました(新生あす香で使わせて頂くかも…^^)。読む度に何か発見があるのが、古典のよいところですね。

『菜根譚』には、いろいろなバージョンがありますが、読むのであれば、漢語の持つ雰囲気を味わうためにも、漢文/書き下し文が併記されているものをお勧めします。全部で約360段あるので、一日一段ずつ読み進めれば、ちょうど一年で読了します(^^) by dan

PS 『菜根譚』を個人で現代語訳(超訳)されたバージョンがネットで読めます(→こちら

大阪天満宮/絵馬焼納


先日、大阪天満宮へ行ったところ、ちょうど、絵馬を焼いているところでした。天満宮のホームページには『絵馬焚き上げ』(絵馬焼納とも)として、毎年12月25日、「この一年間、絵馬掛けに奉納された約五万枚の祈願絵馬を、境内にて御神火により焚きあげる」という説明があります。

  

今まで考えもしませんでしたが、五万枚ですか!ごまんとありますね^^;;(軽トラックで境内を何回か行き来したと思われます)。真剣な願いが書かれた絵馬だけに、炎も厳かに見える気がするのは私だけでしょうか。前日まで絵馬で満杯だった絵馬掛けも右写真の通り、スッキリ。受験シーズン本番に備えて、受け入れ準備完了です。 by dan

余談ですが、「ごまんとある」という表現について。 ごまん=五万と思ったら、巨万(きょまん)が転じて「まん」となったそうな…(但し、諸説あり)。そういえば、山梨県の地名で摩郡(まぐん)というのがありましたね(某マンガの主人公の名前はここから)(^^)