「菜根譚」の話/菜根中有真味


danです。昨日は「玄米工房あす香」の最終営業日でした。ランチは予約だけで24名ものお客様が来られ、夜も多くの方に囲まれての「打ち上げ」となりました。12年間、本当に有り難うございました。

店主は今のびております(^^;;。後日あらためて御挨拶させて頂きますm(__)m

さて…。『菜根譚』(さいこんたん)という中国の古典があります。人生指南の書として、多くの愛読者がいるのは、皆さんご存じの通り。ちなみに『菜根譚』という題名は「人、菜根を咬み得ば、百事なすべし/野菜の根(粗末な食事)をかじって飢えをしのぐような貧窮の生活の中に、大事を成し遂げる素地が形成される」という話から来ています。

久しぶりに読み直し、前書きに「菜根中有真味」という六文字を再発見。シンプルでありながら深い一節だと思いました(新生あす香で使わせて頂くかも…^^)。読む度に何か発見があるのが、古典のよいところですね。

『菜根譚』には、いろいろなバージョンがありますが、読むのであれば、漢語の持つ雰囲気を味わうためにも、漢文/書き下し文が併記されているものをお勧めします。全部で約360段あるので、一日一段ずつ読み進めれば、ちょうど一年で読了します(^^) by dan

PS 『菜根譚』を個人で現代語訳(超訳)されたバージョンがネットで読めます(→こちら

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