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ひまわり畑/7月の画像


梅雨入り後、しばらく雨が降らなかったので、あす香の近くに生えていたアジサイも少々苦しそうに見えたものです。6月下旬ごろから雨が降るようになり、よかったですね(^^)

さて、7月の画像はひまわり畑です。過去に撮った写真を探したものの、使えそうなショットがなかった為、今月も?fineshot さんのお世話になりました。この写真は北海道のひまわり畑だそうです。よくみると左手前のひまわりには蝶々が止まっています。

調べると、ひまわり(向日葵の原産地は北アメリカ。インディアン(アメリカ先住民)はヒマワリの種を食用としていて、コロンブスによってヨーロッパに伝えられた後、ロシアが食用ヒマワリの世界最大の生産国となったとか。そういえば、イタリア映画「ひまわり」(1970年)に見渡す限りひまわりが咲いているシーンが出て来ました。当時はわかりませんでしたが、あれって食用ヒマワリの畑だったんですね(^^) by dan

ジューンブライド/「祝婚歌」ふたたび


6月で思い出すのがジューンブライド。秋に新学年が始まる欧米の学校では、卒業式は春(5~6月)にあります。昔は、女性が学校を卒業するのを待って即結婚という(せっかちな?)ケースも少なからずあり、それがジューンブライド(6月の花嫁)=女性にとっての幸福、という意味を持ちえたわけです。ということで、今日は結婚にちなんだ話題を…。

以前、吉野弘さんの「祝婚歌」という詩をご紹介したことがあります(→2012/05/05 参照)。先日、古本屋で見つけたのが、この「祝婚歌」を収めた「二人が睦まじくいるためには」(吉野弘/童話屋)。百均コーナーにあったので(帯が少々いたんでいる程度でほぼ新本)、速攻で買い求めました(^^;;。この本には、吉野弘さんの詩に加えて、茨木のり子さんの「祝婚歌」に関する解説文も掲載されていて、これがなかなか面白いのです。

 電話でのおしゃべりの時、聞いたところによると、酒田で姪御さんが結婚なさる時、出席できなかった叔父として、実際にお祝いに贈られた詩であるという。
 その日の列席者に大きな感銘を与えたらしく、そのなかの誰かが合唱曲に作ってしまったり、またラジオでも朗読されたらしくて、活字になる前に、口コミで人々の間に拡まっていったらしい。
 おかしかったのは、離婚調停にたずさわる女性弁護士が、この詩を愛し、最終チェックとして両人に見せ翻意を促すのに使っているという話だった。翻然悟るところがあれば、詩もまた現実的効用を持つわけなのだが。(以下略)

 また、この詩の独語訳が、ドイツで行われた、ある日本人女性の結婚式で朗読され、神父を含むドイツ人列席者に感動を与えたというエピソードも書かれています。結婚式のスピーチネタで困った場合、これらの話が使えるかも…(^_-) by dan

歩歩是道場/月刊「致知」の話


致知」7月号のテーマは「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)。禅の言葉で、日常の一挙手一投足、そのすべてが自己を鍛える場だ、という意味だそうです。表紙は、篠田桃紅氏(1913年生まれ。100歳)。今のお顔や佇まいが、彼女の生き方・考え方等すべてを物語っている気がします。合掌(-人-)

武士的には「常在戦場」という言葉がありますね(→常在戦場の精神の長岡藩 参照)。そういえば、浜学園の標語もこの言葉でした(^^)

右上写真、桃紅氏が墨を擦っている硯(すずり)に注目下さい(写真クリックで拡大)。実はこの方、水墨抽象画等で知られる「美術家」(書道家ではありません)。なので、このような巨大硯を愛用されているわけです。プロフィール・作品等は、岐阜現代美術館のサイトで御確認頂けます(→こちら

篠田桃紅氏のインタビュー記事を読むと、水墨という素材がアメリカの風土に合わず(滲まずにさっと乾くので表現の幅が浅くなる)、逆に油絵は日本では駄目(乾くのが遅いので色が冴えない)という話が出てきます。風土の違いが芸術表現や国民気質にも影響している…。なるほど。勉強になります(^^) by dan

Tally/「カウンター」余話


前回より続く) 先に投稿したカウンターのことを英語では Tally Counter といいます。tally は「勘定、計算」という意味で、発音は〈タリー〉。tall(背が高い)とは無関係です。

左写真は、街頭の通行量調査等で使われる6連式カウンター。電池切れとは無縁、びしょ濡れになってもOKのヘビーデューティ仕様は、機械式ならではの安心感です(^^)

ところで、今回初めて知ったのが、『日本で数を数える時に「正」の字を書くが,英語では [W16-A342][W16-A342] と書き,これを tally という』こと(研究社・新英和辞典より)。実際には右下図のような感じ。昔、受験英単語集の余白に「W」を書いて横線を引いている友人がいました。今思えば、あれは tally の一種 だったわけです。

ついでに American Heritage Dictionary をひもとくと、以下のような記述が…。

[Tally is] a mark used in recording a number of acts or objects, most often in series of five, consisting of four vertical lines canceled diagonally (=対角線的に) or horizontally by a fifth line.

なるほど、このように説明すれば良いのですね。勉強になります。 by dan

カウンター/文房具の話


最近、カウンターが必要になり、部屋の中を探したのですが、見つかりません。引っ越しの際に、どこかに紛れ込んでしまったようです。仕方ないので、買い直し(^^;;

最初に購入したのが、ダイソーで見つけた、右の機械式のチェックカウンター(写真クリックで拡大)。電池不要のシンプルな構造はアウトドア向き。ただ、常時携帯するには少々大きいこと、ダイアルにものが触れて数字が変わってしまう(時がある)という欠点が判明した為、別商品を検討することに…。

次に購入したのが、左のデジまめカウンター(写真クリックで拡大)。あまり期待していなかった分?その使い勝手の良さに感心することしきり。パッケージを開けるまでは安っぽい印象でしたが、実際に手にしてみると質感も悪くなく、大きさ、デザイン、機能等、非常にバランスのよい商品です。これが100円ですから、ホント侮れません。お薦めです。

国内で売られているのは4色ですが、海外では左下のように豊富なカラーバリエーションがあります。ホント、綺麗です(写真クリックで拡大)。後、老婆心で書かせて頂くと、店頭商品は電池が消耗しているので、電池も一緒に買うとよいでしょう(電池交換の際は精密ドライバーが必要です)

たまたまですが、このヒョウタンを思わせるデジタルカウンターを購入したのが、近鉄・瓢箪山駅前の百均店。地名がヒョウタンだけに、形もヒョウタンと相成りました。話としても、よくできていますね(^^) by dan

まだまだ続く/手塚キャラクタースクラッチ その6


その5より続く) JR鶴橋駅の宝くじ売り場に手塚キャラクタースクラッチのポスターが貼ってあるのをみて、あれ?と思ったら、第5弾がラストではなく、まだ続いていたのでした(^^;;。もう1週間気付くのが遅ければ、買いもらすところでした。よかった、よかった…。ネットで調べると、今月は2回発売されるようです(ついでに、右のようなTVCMも流れていたことを初めて知りました^^;;)

ということで、今回購入した手塚キャラクタースクラッチの第6弾が「アトム&ブラック・ジャック&レオ トライアングルチャンス」(6月12日発売)。100円スクラッチだったので5枚購入したところ、左のように3等=1,000円と4等=100円の2枚が当たりました(写真クリックで拡大)。前々回から、購入額<当せん金の状態が続いています。素晴らしい!(^o^)

ところで、上の文章を打っていて気が付いたのですが、宝くじには「当せん金」「抽せん日」という文字が印刷されています。何故かといえば、「せん」は”くじ”を意味する「籤(せん)」という常用外漢字だからなんです。これは確かに書けない(読めない)…。今まで、当選金、抽選日だと思い込んでいました(正しくは当籤金、抽籤日)。勉強になります。感謝(-人-)(その7に続く) by dan

PAWN SHOP SEVEN@瓢箪山


右写真は先日、東大阪の瓢箪山で見かけた看板「PAWN SHOP SEVEN」(写真クリックで拡大)。左奥に写っている「まるみ屋」の看板で、質屋さんかな?と推測。辞書に当たってみると、やっぱりそうでした。

pawn shop(質屋)という看板を見たのは今回が初めてかもしれません。ついでにアメリカの質屋事情を調べてみました。日本の質屋は、裏口からこっそり入る感じの店構えであるのに対し、アメリカのPAWN SHOP はロードサイドの大型リサイクルショップといった印象。ギターやライフルがずらりと並んでいるところが、いかにもアメリカ。文化の違いですね(^^)

余談ですが、日本語では音が同じなので、質屋の隠語/俗称として7(セブン)がよく使われます。セブン銀行(あるいは更にひねって一六銀行)という言い方もするようです。今は、れっきとしたセブン&アイホールディングスの系列企業のセブン銀行が存在するので、あまり使われなくなっていると思いますが(^^;; by dan

「夏への扉」/Kindleの話


昔、海外SFを読もうと思ったら、まず、ハヤカワや創元社の文庫目録を確認したものです。今でも、名作/傑作ライブリーとしての地位は不動でしょう。ところが、久しぶりに当時の作品を読み直そうと思っても、文庫本(特にハヤカワは文字が小さい)は、老眼のdanにはきついので、海外SF作品とはもう縁がないかも…と半ばあきらめていました(^^;;

と、そこへ現れた救世主が電子書籍です。昨年8月より「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」として、古典・話題作が順次電子書籍化されているのですが、この5月に待望の「夏への扉」(ハインライン)が登場\(^o^)/早速ダウンロードしました(ちなみに私はKindle派です)

おかげで、目に優しい大活字で読むことができました(^^)。1950年代に描かれた、1970年や2000年のレトロフューチャーがいい味(と考えれば、翻訳の古さも気にならない)。読後感のさわやかなタイムトラベルSFで、猫好きな方の必読書といってもよいでしょう。お薦めです(^_-) by dan

偶然ですが、「夏への扉」というタイトルが今の季節向き。ホントは冬の話なんですけどね(^^;;