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輪島屋善仁の飯椀(輪島塗)


先日、致知編集部から自宅に小包が届きました。何だろう?と開けてみると入っていたのは漆椀(右写真クリックで拡大)。月刊「到知」7月号の読者プレゼントに当たったのでした\(^^)/。応募したことをすっかり忘れていたので、嬉しさも5割増し(笑)

随分立派な箱に入っているので、高額商品であることは間違いありません。価格が分からなかったので7月号の応募ページで再確認したところ、輪島屋善仁という老舗の飯椀は、ひとつが17,850円(!!)もする高級漆だということが分かりました。ichi曰く「もうこれで運を使い果たしたんちゃう?」。うーん、それは困るな(^^;;

左の説明によると、100年使える一級品だとか(写真クリックで拡大)。素晴らしいプレゼントを頂きました。到知さんに感謝です。さっそく、あす香で使わせて頂こうと思いますが(一椀だけではお客様に出しづらいので)同じ器を買い足さねばなりません。「えーっ、経費が…」というichiの声が聞こえてきました(^_-) by dan

歩歩是道場/月刊「致知」の話


致知」7月号のテーマは「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)。禅の言葉で、日常の一挙手一投足、そのすべてが自己を鍛える場だ、という意味だそうです。表紙は、篠田桃紅氏(1913年生まれ。100歳)。今のお顔や佇まいが、彼女の生き方・考え方等すべてを物語っている気がします。合掌(-人-)

武士的には「常在戦場」という言葉がありますね(→常在戦場の精神の長岡藩 参照)。そういえば、浜学園の標語もこの言葉でした(^^)

右上写真、桃紅氏が墨を擦っている硯(すずり)に注目下さい(写真クリックで拡大)。実はこの方、水墨抽象画等で知られる「美術家」(書道家ではありません)。なので、このような巨大硯を愛用されているわけです。プロフィール・作品等は、岐阜現代美術館のサイトで御確認頂けます(→こちら

篠田桃紅氏のインタビュー記事を読むと、水墨という素材がアメリカの風土に合わず(滲まずにさっと乾くので表現の幅が浅くなる)、逆に油絵は日本では駄目(乾くのが遅いので色が冴えない)という話が出てきます。風土の違いが芸術表現や国民気質にも影響している…。なるほど。勉強になります(^^) by dan

月刊「致知」を読んでいます


この春から「致知」という月刊誌を定期購読しています。最新号の表紙(右写真)は、日本マクドナルドの原田社長。中高年(経営者?)向けのカタいイメージですが、同じ号には、塩麹ブームの火付け役と言われる糀屋本店の浅利妙峰さんのインタビュー記事(下写真)が載っていたり、なかなかバラエティに富む内容。どなたでも楽しめる(為になる)内容になっています。

 ちなみに、それまでdanが定期購読していた唯一の雑誌が「ビッグコミックオリジナル」(マンガ誌)。落差がありすぎて、笑えますね~(^^;;

「致知」の記事は、(和魂洋才の)和魂をベースに、人間学や人間力向上に関する内容が中心。古典の素養が身につき、人格が磨かれます。私が親だったら、家族全員に読むことを義務付けたいぐらいです^^。danが中高生時代にこの雑誌の感化を受けていたら、もっと早く「大人」になれたのでは…と思います。今とは全く違った人生を歩んでいたかもしれません(^^;; by dan