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パンダフルな車(パンダがいっぱい)


右は、東淀川区下新庄で見かけた wonderful ならぬ pandaful なクルマ(右写真、クリックで拡大)。路を歩いていて、ふと横を見たらパンダてんこ盛りだったので、ビックリしました。fantastic ならぬ pandastic な光景ですね(^^)

鈑金・塗装等をされている「シルバー自動車」さんが、自社のディスプレイとして作られたようです。車のボディにも文字・絵柄のプリントが施されています。こんな感じで、ルイヴィトン仕様車を作っても面白いかも。

猿はグループを作りますが、パンダは群れずに(単独で)竹林の中で静かに生活している印象があります。なので、これだけたくさんのパンダが並ぶと壮観ですね。ボスパンダがいたら、めちゃくちゃ強そう(^^) by dan

ロダンのバルザック像 その2


その1より続く) いろいろなポーズの習作を何体も制作した結果、ロダンが最終型としたのは、なんと、ガウンをまとった手足や体の見えない異形のバルザック像(右写真)でした。

7年間も待たされたあげく、依頼主の要望も無視したような作品が出てきたわけですから、フランス文芸家協会が怒ること、怒ること…。受け取りを拒否したとか。

ガウンの中でのバルザックのポーズも問題となりました(実際には見えないのですが、普通に腕組みしたポーズではありません)。世間の評価も低く、「失敗作」として非難ゴウゴウ。ロダンの生前は全く評価されず、発表後の十数年間、アトリエの片隅で埃を被っていたそうです。

…と、以上のようなエピソードや背景を知っていると、「裸のバルザック」と「バルザック像」を結ぶ「線」や「位置関係」が見えてきて、理解が深まりますよね。ロダンの場合、他にもいろいろエピソードがあるので、調べてみると面白いと思います(^^) by dan

【参考】 バルザックとロダン(ロダンオンラインガイドブック)バルザック(タイレノール)

ロダンのバルザック像 その1


すっかり、秋らしくなってきましたね。「秋」ということで、ゲージュツの話を…。

右の写真は、西宮市に本社がある某企業のエントランスに飾られていた塑像、ロダンの「裸のバルザック」(習作の一つ)です。ガラス張りのケースに入っているところをみると、オリジナルの石膏原型の可能性があります(クリックで拡大)

ロダンのプレートがなければ、「エラソーな態度のオジサンの全裸、露出狂?」程度の認識で片付けられそうですが、最終型(バルザック像)および、その作品にまつわるエピソードを知っていると、非常に楽しめる作品です(^^)

要約すると以下のような話です(既にご存じの方は、読み飛ばして下さい)

1891年、フランスの文芸家協会から、ロダンにバルザック像制作の依頼がなされます。バルザックはその41年前に亡くなっている為、ロダンはバルザックの服を仕立てた店を探しだし、当時の記録をもとに、彼の体格データを把握します(徹底してますね)。そして、制作した習作の一つが、上の作品というわけです。目の前で本人にポーズを取ってもらって作ったかのようですが、そうじゃない(^^;;。そして、ここからがスゴイ(その2に続く) by dan

「アトリエ キッチ」/レコードアート


茨木の某バス通り沿いにあるのが、この「アトリエ キッチ」さん。漢方薬の看板がかかっていますが、薬屋さんではありません。古道具屋さんです(^^;;

先日立ち寄ったところ、壁に飾られていたのが、LPレコードを加工して作られた時計です(右下写真。クリックで拡大)。一品一品手作り。従って、すべて世界でただ一つのオンリーワン商品です(総称してレコードアートというらしい)

で、よく見ると、ビートルズの「Let It Be」もありました(写真左下に見える額縁入りの商品)。他と比べて5,000円も高いのは、さすがですね。価格差の半分は額縁代だと思いますけど…(^^;;

音楽=LPだった世代、特にLP収集に大金をつぎ込んだ人は、このレコードアートに少々複雑な想いを持つかもしれません。

自作派の方は、下のビデオを参考にチャレンジ下さい。「ボトルシップ」ならぬ「電球シップ」(A Ship In A Lightbulb)など、他にも面白いものがあります(^^) by dan

仁仙江


下の写真は、神戸のJR住吉駅の近くにある「仁仙江」(じんせんこう)というお店です。外から見ただけでは、何の店かよく判りません。iタウンページを見ても、業種欄には「家具修理・再生,家具店,書画・骨とう品商,注文家具店,美術品修復,リサイクルショップ」と書かれており、いろいろありすぎてやっぱりよく判らない(苦笑)

  

BLACKWOOD FURNITURE」という看板がかかっていますが、店先に並んでいるのは、WHITESTONE STATUE なので、看板に偽りありというか、ほとんど真逆^^;;(黒木ではなく白石、家具ではなく立像)。しかし、技術は確かなようで、観音像(写真中央。クリックで拡大)なんか、よくできています。

実は、神戸の博物館あるいは藤田玲司(ギャラリーフェイク)のような凄腕キュレーター御用達の店かもしれません(^^) by dan

岩合光昭写真展 ねこ


ネコ派・イヌ派という分け方がありますが、私の場合、ネコ派です。特に、カメラの被写体となると、ネコの方が表情豊かで見ていて飽きないですよね。猫めくり(2012年版がもうすぐ発売)も、毎年欠かさず購入しています(^^)

さて、岩合光昭さんという動物写真家の作品を集めた展覧会が9月より行われており、神戸大丸の「いぬ展」が昨日終了、明日からは心斎橋大丸で「ねこ展」が開かれますので、御紹介します。

■岩合光昭展 ねこ (公式サイトはこちら
 期間:2011年9月14日(水)→26日(月) (会期中無休)
 場所:大丸心斎橋店イベントホール 北館14F
 時間:午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
 ※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
 入場料:一般700円、大高生500円、中学生以下無料

◇関連記事 旧あすかDiary > 猫の時間 キャッテリア クラウドナイン by dan

PS 岩井光昭(いわいみつあき)ではなく、岩合光昭(いわごうみつあき)さんですね。最初、名前を間違えて投稿していました。スミマセンm(__)m