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雪の唐招提寺/蓮根まんじゅう



各地で雪が降った金曜日(2/14)、奈良は15センチの積雪ということでした。雪がしんしんと降る中、唐招提寺へ行きました。さすがに、参拝の人はまばらでした。思った通り、雪の唐招提寺は、とても風情がありました(上写真、各々クリックで拡大)。歩いていると、時々木の枝から雪がバサバサと落ちて来ます。積もった雪の上に足跡をつけながら、ゆっくりゆっくりと歩いて、お参りしました。

さて、本題のお料理です。蓮根をすりおろして、蓮根まんじゅうを作りました。蓮根ボールと作り方は同じですが、蓮根ボールより大きめなので、「蓮根まんじゅう」と私は呼んでいます^^(左写真クリックで拡大。真ん中は銀杏です)。そして、もう一つ、いつもの蓮根ボールと異なる点は、つなぎに使う小麦粉を、白玉粉にしたこと。よりモチモチ感を出してみようと思ったのでした。さて、結果はいかに…?(^^) by ichi

お隣の天然記念物/養天満宮の社叢


西ノ京駅からあす香にお越しになる途中にあるのが、養天満宮/養天満神社(右写真クリックで拡大)。境内をブロック塀で囲まれた、何の変哲もない神社ですが、ここの社叢は奈良市の「天然記念物」となっています。

ちなみに、よく知られているのが、国が指定する特別天然記念物で、これは75件しかありません(トキ、春日山原始林、秋芳洞など)。上のような地方自治体指定の天然記念物は結構あるようです(→ 奈良市指定の天然記念物一覧

ここが天然記念物指定されている理由ですが、宅地開発された中でぽつんと残ったこの一画は、奈良盆地の原生林の形態を保っている非常に珍しい叢林/社叢なんだそうです(ツブラジイ/コジイが生えています)。つまり、奈良時代の人たちが目にしていた自然がそのまま残っているというわけ。なんだかロマンをかき立てられますね~(下写真、各々クリックで拡大)。境内へは自由に入れますが、社叢(木々が生えている箇所)内への立ち入りは禁止。なので、眺めるだけにして下さい(^_-) by dan

ロウバイ(蝋梅)のある風景 2014


あす香の庭のロウバイ(蝋梅)のつぼみを鳥に食べられてしまい、ロウバイ(狼狽)したという話を昨年 ichi が書きました。去年の教訓を活かし、鳥害対策を行った結果、今年はロウバイすることなく、ロウバイを楽しめています^^(→2014/01/29参照)

…いきなり、オヤジギャグ炸裂のマクラで大変失礼致しました(^^;;。さて、去年も御紹介しましたが、西ノ京駅からあす香に来られる途中に、蝋梅の咲いている民家があります。あす香にお越しになる際、ご覧頂ければと思います^_-(右写真クリックで拡大。2013/01/19参照)

この時期、花を咲かせる身近な木といえば、紅白梅しか知らなかった dan にとって、蝋梅の黄色は眩しく映ります。奈良では飛鳥座神社のものが有名。ウォーキング例会(蝋梅の香りに誘われてを見つけたのですが、その日は行けません。残念! by dan

墨の資料館@墨運堂


西ノ京駅から歩いてあす香へお越しになる途中、養天満宮の手前にあるのが「墨の資料館」です。墨運堂という会社が運営しています(→2013/12/14参照)。ネットで調べると、墨の資料館のページには「見学ご希望の方は墨運堂本社、各営業所にご連絡下さい」という一文があり、気軽に入館できない印象ですが、これは工場見学の場合であって、資料館には予約無しで自由に入れます(入館可能な時は、右写真のように「どうぞお入りください」という看板が入口に立っています)

入館すると、目の前にあるのが下左の巨大硯(すずり)。90cm ×60cm もあります。長さ15cmのペンと一緒に写したものの、大きさがイマイチ伝わらないですね^^;;(写真クリックで拡大。よければこちらも参照下さい→2013/06/27)。あまり知られていませんが、膠(にかわ)という材料を使う関係で、墨の製造期間は気温の低い10月から翌年5月迄に限られます。つまり、今が墨作りの現場を見るチャンス(^^)。 danは、製造中の墨を一度触らせてもらったことがあって、その時の印象はつきたてのお餅。ふわふわと柔らかいです。機会があれば、触らせてもらいましょう^^(写真クリックで拡大)

ちなみに(本式の固形)墨は、(1) 菜種油を燃やして作られた煤(すす)を集め、(2) 膠(にかわ)を混ぜ、 (3) 職人さんが手足を使って揉みこみ、(4) 型に入れて固め、(5) 乾燥させ…、という大変な手間を経て作られます(→こちら参照)。まさに手作り。そして、墨職人は日本全国で20人位しかいないそうです(そのうち、墨運堂に3~4人)。このような話を聞くと、短くなった墨といえども粗末には扱えませんね。皆様、ココロしてお使い下さいませ(^^) by dan

お節 2014年


三が日も終わりました。奈良の方は、暖かく穏やかなお正月でした。皆さん、お正月は、いかがお過ごしでしたか?初詣は行かれましたか?私は実家に帰り、ゆっくりまったりと過ごしました。そして、昨日はdanと近くの休ヶ丘八幡宮へ初詣に(右写真クリックで拡大)。その後、暖かい日和につられて、秋篠川添いを散歩して帰りました。

さて、毎年、新年の恒例となった(?)お節の紹介です。暮れの29日からボチボチ作り始め、30日は手伝いに来てもらって7品ほど作りました。残りは大晦日に作り、元旦にお重に詰めました。凛とした新年の空気の中で、重箱にお料理を詰めて行くのも、なかなか気持ちが良いものです。 by ichi

今日は一の重の紹介です(写真クリックで拡大。二の重、三の重は次回で^_-)
海老・数の子・ごまめ・レンコンオートミール焼き・黒豆・くわい

■過去のお節は以下のリンクから(2011年以前は、旧あすかDiary)
 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006

薬師寺・唐招提寺の年末年始行事(2013年~2014年)


いよいよ、今年も終わりですね。皆さん、年賀状書きましたか?大掃除は終わりましたか?(danはこれからです^^;;)。さて、年末年始、あす香はお休みをいただきますが、西ノ京エリア(薬師寺・唐招提寺)の年末年始行事予定をまとめてみました。なお、大晦日から元旦、近鉄は終日運行です(時刻表はこちら

薬師寺 (予定表クリックで詳細ページへ)

※除夜の鐘所作について
午後11時から整理券配布(当日写経した人を優先)
午後11時30分から5人1組で。焼き餅のふるまいあり。

唐招提寺 (予定表クリックで詳細ページへ)

※除夜の鐘所作について
午後11時から108枚の番号札を先着順に配布。
午後11時40分から。千手観音の御守札を授与。

「きとら」なわけ/西の京みやげ処きとら


唐招提寺の駐車場そばに「西の京みやげ処きとら」という土産物屋さんがあります(右写真クリックで拡大)。西ノ京エリア以外もカバーした豊富な品揃えなので、奈良土産をこの店でまとめ買いしても(多分)OKでしょう。西ノ京に来られた方をdanが案内する時、唐招提寺を回らない人もここにお連れするぐらいです(^^)

以前、奈良犬というグッズを紹介したことがありました(→2012/07/23 参照)。いろいろな面白グッズがあるので、地元の私も時々のぞいていたりします。新着情報は Facebook にアップされますので、チェックください(^_-)

ところで、「きとら」という店名の由来をご存知でしょうか。歴史に詳しい方であれば、キトラ古墳との関連を思うかもしれません。実は「 きとら」とは苗字なのです。漢字で書くと「木寅」。あす香が西ノ京に移転する前、周辺の物件を見て回った際に、木寅という名前があちらこちらにあるので、へぇーと思ったものです。ちなみにキトラ古墳のキトラは「北浦」あるいは「亀・虎」がなまったものと言われています(→こちら参照)。でも、キトラ古墳と無関係とも言えなくて、祖先をずーっと遡るとどこかで繋がっている気がします(^^) by dan

NHK BSプレミアム イッピン「奥深い黒の世界~奈良 墨~」


西ノ京駅からあす香に行く途中に、墨の製造販売をしている墨運堂があります。会社案内によると、1805年創業の200年企業。すごいですね。もともと dan は書道が苦手なので、墨や硯は言うに及ばず、筆ペンすらも別世界の話でした(^^;;。ところが、奈良に引っ越したのを機に、薬師寺へ写経に行くなど(→2013/05/02 参照)、少しずつ関連情報に接していく中で、感心したり驚かされたりしています。

例えば、日本全国で生産される墨の9割が奈良産ということすら知りませんでした。ちなみに墨の製法を日本にもたらしたのは、空海だそうです(Wiki>墨

さて、先日、墨の資料館で「墨の世界」をかいま見て、もっと墨について知りたいと思っていた矢先に放映されるのが、NHK BSプレミアム の イッピン「奥深い黒の世界~奈良 墨~」(12/17 19:30~)。個人的にグッドタイミングです(^^)。いろいろ勉強になりそうなので、皆さんにもご紹介させて頂く次第です。さらりと予習しておくと(→サライ2013年10月号/P.154~155)、よいかもしれません(^_-) by dan