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千切り大根煮


落ち葉が舞い散る季節、毎日庭の木が沢山葉を落としています。ハナミズキに続いて、今はモクレンがどんどん身軽になって行き、毎日「落ち穂拾い」ならぬ「落ち葉拾い」です 。ハラハラと葉が散る様は晩秋の風情、ちょっぴりセンチメンタルになります(^^)

さて、今日のお料理は「千切り大根の煮物」です。地味ですが、大切な基本のお惣菜です。大根は干すことで、旨み・甘み・滋養が増します。調べると、生の大根に比べて、干した大根の成分は右上の表のようになるそうです。千切り大根(切干大根)は重量が10分の1になることを割り引いても凄いですね!(→こちら参照)

乾物は保存食でもあり、ありがたい食材です。戻すのが面倒、と敬遠されがちですが、慣れればそう面倒でもなくなります。毎日の食卓に、欠かさず用意したい一品です。今日は、大豆・しめじ・うすあげなどと一緒に炊きました^_-(左写真クリックで拡大)  by  ichi

筑前煮/ラグビーワールドカップ


ラグビーワールドカップ/ Rugby World Cup  で、日本代表が南アフリカ代表に勝利!(→ハイライトはこちら) シルバーウイークは、この一報に狂喜乱舞しました(^o^)。中3日で迎えたスコットランド戦は、にわかラグビーファン(笑)のdan(←「スローフォワード」という言葉も知らなかった^^;;)と、夜中までテレビ観戦していたのですが、残念な結果となりました。でも、前半は互角の闘い、南アフリカ戦の勝利が、決してまぐれではないことを示してくれました。残りの試合もベストを尽くして、是非1次リーグを突破して欲しいです。

さて、本題。1週間ほど前から、なぜか「筑前煮」が食べたくて食べたくて…。涼しくなると、煮物が恋しくなります。大根・人参・れんこん・ゴボウなどの根菜と、コンニャク・干し椎茸・高野豆腐を一緒にグツグツと煮込みました(左写真クリックで拡大)。根菜は、皮をむかず、アクも取らず、丸ごと料理して、丸ごといただきます。それぞれの旨味・滋養分が、重ね煮と蒸し煮によって、十分に引き出され、生かされています。  by  ichi

うりの煮物


相変わらず残暑が厳しいですが、8月前半の酷暑に比べると、暑さにも少し翳りが出て来たように思います(梅雨明けから毎日、本当に暑かったですよね~)。夕暮れもちょっぴり早くなって来ました。そう言えば、セミの鳴き声も、ひと頃の勢いがなくなりました。何かにつけ、夏の終わりを感じる今日この頃です。

とは言え、冷えたビール・冷たいお茶を、ぐびぐびと飲むと気持ちが良いし美味しいですね。食事も、冷奴に生野菜・そうめんなど、冷たくて、しかも体を冷やす性質が強いものばかり、食べていませんか~?たまには温かい煮物を食べて、冷えた内臓を中から温めましょう(^^)

本日のお料理はうりの煮物。瓜や冬瓜を炊いて、葛粉でとろみをつけて、熱々のままいただくのも、美味しいものです(左写真クリックで拡大)。それに、何だか体がほっと緩むような感覚がします。暑い時に、あえて熱いものをいただく、熱いお茶を飲む… たまにはそんなことも、してみられては、いかがでしょうか?(^^) by ichi

まだまだ煮物が美味しい!


今週はこの冬「最強」と言われる寒波が、やって来ました。各地で大雪が降ったようです。皆さんの所は、大丈夫でしたか?奈良は月曜日に雪が降りましたが、大したことはなかったです(右画像は福井県の大雪の様子。クリックで拡大)。その後寒さが徐々に緩み、ホッとしています。寒くても、春はすぐそこに…。そんな風に感じる日差しの柔らかさです。

春をひたすら待つこんな時期は、まだまだ煮物が美味しいですね。そこで、大根・人参・ハクサイで煮物を作ろうと、重ね煮・蒸し煮を始めました。あっ、干し椎茸の戻したものがあったな、あれも入れよう、と思いつきました。さらに、そうそう、野菜の旨みが、高野豆腐に染み込んだら美味しいな… と、急きょ高野豆腐を戻しました^o^(左写真クリックで拡大)。煮物を作ると、普通は野菜のかさが減るのですが、途中で2つも追加したため、結局鍋いっぱいの煮物を作ってしまいました(^^;; 。お客様に沢山召し上がっていただきたいと思います。  by  ichi

酒粕煮


庭の桜が咲き始めました!三連休の初日に気がつきました。思わず興奮して、danを呼んで「見て見て!」と…(写真は2階から撮ったもの。ピンぼけですみません^^;;)。ソメイヨシノより、少し濃いピンク色のようなので、早咲きの品種かもしれません。

桜が咲き出したとは言え、寒暖の差が激しい時期ですね。一日のうちでも、朝晩と日中の気温差が大きい日もありますし、前日との差が非常に大きい時もあります。ご予約をいただいている日が、寒いのか、ポカポカ陽気なのかで、召し上がっていただくお料理を考えます。3~4日前から、週間天気予報を注意して見ています。

さて、本題のお料理です。寒の戻りが厳しく、風が冷たかったある日、温かいお料理が喜ばれるだろうと思い、酒粕を使った煮物をお出ししました。大根・人参・ごぼうのささがきなど、根菜タップリです(左写真クリックで拡大)。体も心も温まった、と喜んでいただきました(^^) by  ichi

かぶらとわけぎの煮物


早いもので、もう12月。年賀状がやっとできました。と言っても、本文ができ上がったというだけで、これから宛名書きです。住所録を見ながら、筆ペンで書きます。お客様お一人お一人を思い浮かべながら書く時間は、何とも良い時間です。今年もお世話になったなー、とか、長い間お会いしてないけど、どうしたはるかなー、とか思いながら書いています。温かい気持ちになる、とても大切にしたい時間です(^^)

今、かぶら/蕪 も美味しいです。大根とはまた違う白さ、切り口の美しい白に見とれてしまいます。そして、わけぎ/分葱 と言えば、かぶらとわけぎの煮物やはり「ぬた和え」でしょうか。私もぬた和えは大好きですが、今日はかぶらとの煮物をつくってみました。かぶらを炊いて、最後にわけぎを入れてサッと煮ます。かぶらの淡白な旨味に、わけぎの甘みが加わりました^^(左写真クリックで拡大) by ichi

高野豆腐煮


いつも月初めに、近所の神社にお参りに行きます。1日に行くことができれば良いのですが、行けないこともあります。今月は、4日の朝に、やっと行くことができました。休ヶ岡八幡宮と孫太郎稲荷、そしてすぐ近くの養天満宮さんに参ります。休ヶ岡さんの近くと孫太郎稲荷さんの中で、美しい紅葉を見ることができました。もう12月ですから、名残の紅葉とでも言えるでしょうか(上写真、各々クリックで拡大)

さて、本題(^^)。あす香の料理で根強いファンを持つ「高野豆腐の煮物」を秋からまたよく作っています。戻して絞った高野豆腐をゴマ油で素揚げして、それからコトコト炊きます。ゴマ油の風味とコクが、ひと口ごとに感じられます。高野豆腐というと、スポンジのような柔らかいものが多いですが、あす香では、昔ながらの作り方でできた、歯ごたえしっかりの高野豆腐を使っています。私も、この歯ごたえのある高野豆腐が、大好きです(左写真クリックで拡大) by ichi

やまと太ねぎ その2


庭の小菊が、今よく咲いています。切って花瓶に活けて飾っています。余りお花を買う必要もなく、重宝します。そして、「皇帝ダリア」もツボミをつけています。来月上旬には、咲きそうです(^^)

前にご紹介した「やまと太ねぎ」(→2013/11/22 参照)ですが、網でじっくり焼いて、お味噌を添えました。ねぎの香り・甘みと共に、焼き色がついた所の香ばしさが、味わえます(写真クリックで拡大)^_- by ichi