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若竹煮 その1


筍を食べていると、春を食べてるって感じがします。「竹かんむり」に「旬」と書くくらいですから、めいっぱい旬を感じるのでしょうか。

黒柳徹子さんの子供時代の話「窓際のトットちゃん」に出てくるエピソードに、(彼女が通っていた)ともえ学園の校長先生が児童の親に、「お弁当には、海のものと山のものを入れてあげて下さい」と言っておられた、という話があります。(古い記憶ゆえ、間違っていたらごめんなさい)。若竹煮はまさに海のモノと山のモノの組み合わせです。心がけたい食べ物の組み合わせ・バランスです(^^) by ichi

フキの煮物とフキご飯


フキのアクの強さは、触っているだけで指が黒くなることからも分かります。それでも、この時期には、是非ともいただきたい旬の味です。

フキの煮物を作りました。二度、三度といただき、残りは刻んでフキご飯に。ご飯は玄米ではなく、分づき米です。 by ichi

セロリ


野菜は何でも好きですが、(実は)唯一セロリだけがちょっと苦手でした。あの生臭さが…(^^;;。なので、いただいた時や、ごくたまに買って、料理をする程度でした。そして、大抵煮物にして食べていました。

生臭さもなくなるし、繊維はタップリで美味しいなー、とその時は思うのですが、だからと言って、またすぐに買うということはありませんでした。

苦手克服というほど大袈裟ではないのですが、「お客様カード」を入力していると、好きな野菜にセロリを挙げておられる方が、時々いらっしゃいます。そんなこともあって、買ってみました。

生セロリを切って、どうかなと口に入れてみると、うわっというような生臭さは感じなかったので、これなら大丈夫、とささっと塩をして、ハクサイ・ラディッシュとのサラダにしました(^^) by ichi

菜の花の白和え


元「あす香」のお店ですが、最近新しい借り主さんが見つかったようです。1月半ばにお店を引き払い、その後しばらくは、お店の前を通ることができませんでした。やはり寂しく切なくて… でも今では、毎朝の散歩コースになっています(^^)

ついこの前、お昼間に淀屋橋方面に行くのに前を通ると、ドアが開いていて、中で人が作業をしておられます。懐かしいカウンターや照明が、目に飛び込んで来ました。次の方が見つかって良かったな、とホッとしました。また一方では、あぁ、もうこれで本当に私のお店ではないのだなと思い、胸がキュンとなりました。

白和えは大好きですが、作るのは久しぶりです。和え衣を多めに作り、半分程残してあります。次はまた違う野菜で、白和えを作ろうと思います(^^) by ichi

山ウド


近くの商店街を歩いていると、出店で野菜が売られていました。タラの芽やイタドリ・ウドなど、山菜も並んでいます。ちょっと嬉しくなりました。で、ウドを買い、いそいそと帰って来ました(^^)

  

上の方の緑色の部分は天ぷらに(愛農さんからヨモギも入って来たので、ヨモギも天ぷらにしました)、その下は全部、味噌煮にしました(上写真、各々クリックで拡大)

この日の晩ご飯のおかずは、春をいっぱい感じながら、いただきました(^^)v by ichi

分葱(わけぎ)のぬた和え


分葱(わけぎ)は、春・秋の年2回楽しめます。うすあげを網で焼いて一緒に和えます。シンプルですが、これでも充分美味しい。母譲りの食べ方です。

お酢が足りなくてもイマイチ、逆にきかせすぎても酸っぱくてダメ、良い塩梅のお酢の加減が大切です。 by ichi

若ごぼう


若ごぼうを入荷、早速煮物にして、いただきました。春の訪れを嬉しく感じながら、料理しました。短い根の部分は柔らかく、茎は少しほろ苦ですが、それがまた美味しい。

春は短い周期で、どんどん野菜が出ては消えて行きます。ぼやぼやしてると食べそびれちゃう(^^;;。そう思うと、とてもありがたく、愛おしくさえ思います。 by ichi

割干し大根


切り干し大根、ヒジキ、あらめ等、乾物のお惣菜もよく作ります。割干し大根を水で戻してから、食べやすい大きさに切っている途中に、ちょっとつまみ食い、いえいえ味見…(^^;;。あぁ、なんて甘いんだろう。凍み豆腐・しめじと共に、煮物にしました。割干し大根の甘味のお陰で、味醂要らず、です。

野菜は干すことで、栄養価も旨味も増し、保存もききます。乾物ってすごいな、とよく思います。 by ichi