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6月6日は本因坊秀策の誕生日


(1日遅れの話題でスミマセン^^;;) 昨日、Google 検索していて、気付いたのが検索画面左上のロゴ。何やら囲碁に関係ありそうです(右画像クリックで拡大)。最近、囲碁に興味を持っているので、無意識に反応してしまうんですね^^(→囲碁タグ参照)

さて、なんだろう?と思って、そのロゴをクリックすると、左下のようなGIF動画が出てきました。中央の人物は、本因坊秀策という江戸時代に活躍した高名な囲碁棋士(「ヒカルの碁」という漫画/アニメで彼を知っている人は案外多い)。6月6日は彼の誕生日だったのです。今年で生誕185周年だとか(彼を御存知ない方はこちらへ。尾道には本因坊秀策囲碁記念館もあり、そのサイトに詳しい情報があります→こちら

芸が細かいなぁ、と感心したのが、中央の碁盤。ブラウザ上では、動画で7手目まで進行するのですが、なんと、黒番が「秀策のコスミ」を打つところまで再現されるのです!素晴らしい!(碁盤右上の黒2子のようにナナメにつなげて打つことをコスミ/コスむ といいます。画像クリックで拡大)。左右の図はなんだろう?としばし悩みました。ところが、よく見ると、碁石で Google という文字を描いているだけでした(^^;;

今まで、6月6日といえば(いい年をした大人のくせに)「オーメン」しか思い浮かばなかった私が、本因坊秀策を話題にできるようになったのは大進歩です(^^)。Googleに感謝! by dan

一力遼七段、第1回グロービス杯で優勝!


昔は、囲碁日本一=世界一といっても過言ではなかったのですが、この10数年で中国・韓国が台頭し、世界戦で日本人が勝てない状況が続いていました。ところが、最近、井山裕太(九段・六冠)や一力遼(七段←半年前は三段だったのに!)のような若手がめきめき力をつけてきて、期待が持てるようになってきました(→2013/12/12参照。この時は名前を挙げませんでしたが、伊田篤史八段も進境著しい)

最近の dan の趣味は「囲碁の勉強」です(「囲碁」ではないところが我ながら奥ゆかしい?)。昨年、引越しを機に、アマ六段の方に指導頂けるという御縁があり、碁の勉強を再開(→2014/01/05参照)。現在、先生とは10子対局なので、5~6級前後の実力でしょうか。初段目指して頑張ります(^^)

そして、つい先日。堀義人氏率いるグロービス経営大学院が協賛する、若手対象の囲碁・世界棋戦「グロービス杯世界囲碁U-20」が今年始まりました。その第1回大会が5月に東京で行われたのですが、決勝戦が世界棋戦としては17年振りという日本人対決。そして、それを見事に制して優勝を飾ったのが一力遼七段。これは、野球で言えば、満塁ホームラン級の久々の快挙!やってくれましたね~(左写真クリックで拡大→棋戦の詳細はこちら参照)。何しろ、彼はまだ16歳。是非、4連覇してレジェンドとなって欲しいものです(^^) by dan

「永遠の0」 ~番外編 その2~


番外編その1より続く) 天才パイロットの宮部久蔵(右写真)は、部下の名前を呼び捨てできない軍人でした。小説によれば、裕福な家庭に育ち、15歳まで幸せな生活を送っています。父親が事業に失敗して自殺、その半年後には母親も病死するという悲劇が重なり、海軍に入隊せざるを得なかったのです。言葉遣いに育ちの良さを感じさせるのはそのためです。

また、宮部は頭脳も優秀でした。一高(現在の東大)に進学するか専門棋士(囲碁のプロ棋士)になるかで真剣に悩んだというのですから、天才の域。小説では、2子の置碁(相手に有利なハンデをつけた対局)でセミプロ級の上官を一蹴する場面が描かれていました。こんな頭のよい、しかも紳士然とした男が、身体能力抜群の凄腕パイロットなのです。「ゴルゴ13じゃあるまいし、そんな人間おらへん!」と思っていました。

ところが、映画を観て、本物の宮部久蔵がいる!と唸りました。山崎貴監督が、宮部は岡田准一以外に考えられないと言っていたわけです。映画「天地明察」(2012年)の安井算哲(碁打ち=天文学者)然り、NHK大河ドラマの軍師:黒田官兵衛然り、若手俳優で、知性を感じさせる役をやらせたら、彼がピカイチですね。NOLTY(能率手帳)のCMなんか、彼のイメージをうまく生かしていると思います。かと思えば、超ひらパー兄さん(左写真)も引き受ける懐の広さ、郷土愛の深さ^^;;。今後の彼の活躍が楽しみです^^(続く) by dan

1月5日は「囲碁の日」


今日、1月5日は「囲碁の日」です(1・5の語呂合わせというダジャレ的なノリ)。正式に決まったのは昨年の11月なので、1月5日を囲碁の日として迎えるのは今日が初めてということになります。井山六冠(七冠?)の勢いも借りて、囲碁の普及のきっかけになるといいですね(→2013/12/12参照)

以前少し書いたように、昨年7月にdanは囲碁の勉強を始めました。若い頃、少しかじったことがあるので、年内に(つまり半年で)初段になってやろうと意気込んでいたのですが、いまだに中級位をうろうろしています。あれれ…(^^;;。初心者がぶつかる壁のひとつが「5級の壁」だそうで、ここがザル碁(ヘボ碁)の分水嶺なのかもしれません。

左は、囲碁の師匠からいただいた、週刊ポスト2012/04/20号の特集『50歳から嗜む「囲碁」』の表紙です(画像クリックで拡大)。最初の4頁に「囲碁の魅力と効用」という記事があって、与謝野馨と堀義人が持論を述べています(→ こちら[PDF] 参照)。実は、danも堀義人と同じようなことを感じていて、囲碁普及のために何かできないだろうか?と考えていたりします。そのためにも、まず、初段を目指します!p(^^)q by dan

天才には左利きが多い?/「わたしの彼は左きき」


現在、囲碁の国内7大タイトル中、6つを保持する井山裕太六冠(先日、王座を防衛)は、弱冠24歳。日本棋院の棋士プロフィールをみると、史上最年少記録の更新ラッシュに始まって、この2年間、数々のタイトル奪取/防衛ぶりがすごい。一時の羽生名人(将棋)を思わせる活躍ぶりです。井山に刺激を受けてか、一力遼三段のような大型新人(16歳)も現れました。近年、世界戦では韓国や中国に押されっぱなしの日本ですが、彼らがその流れを変えてくれるかも(^^)

ところで、井山六冠が碁を打つ時は(普段は右利きらしいのですが)サウスポー。ホントは左利きだった可能性があります。先月に来日したポール・マッカートニーもご存知のように左利きでした。ビートルズ時代の写真を見ると、彼だけギターの向きが違うのがよく分かります(下写真クリックで拡大)。ということで、天才に左利きが多いというのはやっぱり当たっている気がします。

余談ですが、ビートルズのコピーバンドを評価する基準の一つが、ポール役が左利きかどうかです。ビジュアル的にも、左向きのギターがあると並んだ時に断然カッコイイですからね(^^)

さて、井山裕太とポール・マッカートニーの共通点がもう一つあります。二人とも、最近、奥さんをもらったこと^^;;(井山夫人は将棋棋士・室田伊緒→こちら)。二人の天才は、左利き&美人妻という点で共通しているわけです。これは、裏返せば(奥さんから見たら)「私の夫は左きき」ということになりますね。ということで、麻丘めぐみの「わたしの彼は左きき」(1973)をどうぞ(^_-) by dan

謎の宗教?/たかつガーデンにて


先日、ある施設(上本町の たかつガーデン)で見つけたのが右の表示。ここは、貸会議室の前にディスプレイがあって、各部屋のイベント(主催者)が分かるようになっています。しかし、大退教(ダイタイキョウ?)という宗教名は初めて見ます。一時、「ヒカルの碁」で盛り返したものの、囲碁人口はそんなに多くなく、裏返すと、かなりの信者がいないと、こんな大会は開けません(^^;;。どんな宗教なんでしょうか?

最近、danは囲碁を始めた(再開した)ところなので、囲碁大会の様子にも興味が湧きます。そこで、結構人の出入りがあったのに乗じて?(こっそり)中の様子を見させてもらいました。すると、部屋の前方に「退職員 囲碁大会」というボードが…。はい、大退教は宗教とは全く関係なく、大阪で教職に就かれていた方の集まりだったのです。そういえば、たかつガーデンの別名は「大阪府教育会館」でした(^^) by dan

ネットで調べると「道退教」という言葉が出てきます。これは「全北海道退職員の会」のこと。都道府県別にOB会があるんですね。初めて知りました。