Author Archives: ichi

豆腐のタルト


今年も残すところ1週間、あと僅かになりました。たまにやって来る寒波も長続きせず、依然として暖冬傾向です。庭の「寒あやめ/寒咲き菖蒲」が早くも咲いています(右写真クリックで拡大)。いつも2月頃から咲き始めるのに…。2月と言えば、冬の寒さと春の暖かさが交錯する頃、時々春の陽気の日もあります。この暖かい師走に、春近し…と勘違いしたのでしょうか?(^^;;

さて、本日はクリスマス・イブ。ということで、毎年恒例の?デザート紹介です(→ 過去記事 2011/12/242012/12/142014/12/19 も参照下さい)

久しぶりに「豆腐のタルト」を作りました。クリスマス・ベルを飾ると、一気にクリスマス気分!「ホワイトクリスマス」と名付けました^^(左写真クリックで拡大) 。でも実際には、暖かいクリスマスですね。皆さん、楽しいクリスマス・イブ&聖夜をお過ごし下さい♪(^^) by ichi

ハクサイの湯葉巻き


もうすぐクリスマス♪    何となく華やいだ気分になります。イルミネーションも見てるだけでウキウキ(*^^*)。ラジオを聴いていても、クリスマスソングがよく流れます。11月中旬ころから、クリスマスソングは耳にしますが、そのシーズンに初めて聞いてハッとするのが、やはり山下達郎の「クリスマス・イブ」です。それまで、すでに他のクリスマスソングが流れていても、「クリスマス・イブ」ほど反応しません(笑)。やっぱり、そんな「世代」ってことかなー。みなさんにとっての、「マイ・フェイバリット・クリスマスソング」は何でしょうか?(^^)

さて、本題、お料理の紹介です。今日のお料理は、旬のハクサイを湯葉でくるくると巻いた「ハクサイの湯葉巻き」です(左写真クリックで拡大)。ハクサイのしゃきしゃきした歯ごたえが残るように、そして美しいグリーンが損なわれないよう、湯がき過ぎないようにするのがポイントです。そして、ほんの少し使うだけでも、お料理をリッチにグレイドアップさせるのが”湯葉”の凄さでしょうか?(^o^) by  ichi

かぶら詰めの煮物


先月から歯が痛み出し、歯医者さんへ行かないと…と思いつつ、なかなか行けませんでした。12月になって、やっと少し落ち着いたので、予約を入れました。大阪に居た頃からずっとお世話になっている歯医者さん(賀来歯科さん)に、今も通っています。案の定、ガリガリと削られました(*_*)    治療の際、仕方がないのですが、レントゲンと麻酔が使われ、ううっ(–;)  って感じでした。しかもこの日は、レントゲン撮影が2度もありました。そんなに神経質にならなくて良いのでしょうが、やっぱりなるべく避けたいものです。

仕方がないなー、帰ったらお味噌舐めておこう…と思い、3日間ほど、ご飯の時に味噌を食べるようにしました。放射線の害を排除するには、味噌はとても効果的です(豆味噌が一番良い)。チェルノブイリ原発事故の後、ヨーロッパで豆味噌が飛ぶように売れたということです。我々日本人が産み出した優れた発酵食品である「味噌」、もっともっと活用しましょう。とりあえず、味噌汁は常食したいものですね。

さて、今日のお料理の紹介です。かぶらの美味しい季節ですね。そのかぶらをくりぬいて、詰めものをして、ことこと炊きました。詰めものは、雑穀・玄米・オートミール、そして、玉ねぎ・人参など野菜のみじん切りです(左写真クリックで拡大。たまたまですが、写真だと「歯」に見えますね^^;;)。くりぬいたかぶらも、みじん切りにして入れています。かぶらの旨味、ほんのりとした甘味が、穀物や野菜の旨味と合わさって、深い味わいを作り出しています(^_-) by  ichi

料理教室 2015.12月


今年最後の料理教室を行いました。時期的に、お節に入れてもらって役立つものを、ということで献立を考えました。作ったものは「紅白なます」「そば米ボール」「さつま芋の茶巾しぼり」の3品でした。なますは、普通はお砂糖を使って味付けしますが、あす香のなますは、塩とお酢だけで仕上げます。実際にそれで作ってみると、砂糖無しでも十分美味しいですね、ということでした(下左写真クリックで拡大)

そば米は、使ったことがないという方がほとんど、さて、一体どんなものが出来上がるのかな?と思われたことでしょう。出来上がりは、見た目はまるでミートボール、食べると穀物と野菜の甘味がします。熱々も美味しいけど、冷めても美味しくいただけるので、お節やお弁当に入れてもOKです。茶巾しぼりは、裏ごしして練り上げたさつま芋が柔らかくて、茶巾に絞るのが少々大変でしたが、みんなで何とか仕上げました(上中央写真)

今回は、この一年の感謝の気持ちをお料理で、ということで、かぼちゃのソテーと車麩の角煮風を予め用意して、皆さんに召し上がっていただきました(上右写真)。そして、ずっとアシスタントをお願いしているA子さんも、ケーキとスコーンを作って来てくれました(右写真)。この日作った料理とおまけの2品、そして最後のデザートまで、みんなで美味しくいただきました。いつもの教室以上に、和やかな雰囲気で、楽しく食事をしました。参加者の皆さん、ありがとうございました。

おかげさまで、今年の料理教室は無事終了(^^)。次回の料理教室は、新年の2月です。2月20日(土) 11時~です。来年も2ヶ月に1回のペースで行う予定です。どこかで一度「デザート教室」を入れても良いなー、なんて考えています。来年もよろしくお願いいたしますm(__)m by ichi

栗のポタージュ


12月になりました。今年も残り少なくなりましたね。皆さんにとって、どんな一年でしたか?師走の声を聞くと、掃除や年賀状、あれもこれもやっとかなくっちゃ…となんとなく慌ただしくなりますが、まあ余り焦らず、できる範囲でやろう、と思います。できてもできなくても、新しい年はみんなに平等にやって来るのですから…(^^)

今日のお料理は、栗のポタージュです。えっ、栗?今ごろ?って感じですが、買ってすぐは、いまいち甘味が足りなくて、どうしようかなー、と思っていました。以前テレビで(見たと思うのですが)、栗を冷蔵庫に入れて置いておくと、水分が抜けて甘味が増す、と言っていたのを思い出し、ひと月以上冷蔵庫の中で熟成?(笑)させていたのです。

さて、そろそろいいだろう、と ”冷蔵熟成させた” 栗の皮をむき、ゆがいてみました。果たして、どんな味になっているのでしょうか?「どれ、どれ」と一つ食べてみると、確かに甘くなっています(^o^)。それに前は湯がくと割れたり崩れたりしたのが、カチッとしています。水分がかなり抜けたようです。ゆがいてすり鉢ですり、豆乳でのばしてポタージュにしました(左写真クリックで拡大)。栗の甘味だけで、十分美味しいスープになりました。お客様もびっくりの甘さでした(^_-) by  ichi

ハクサイ 野菜あんかけ


3連休明けから急に寒くなったので、ウールのタートルを着るようになりました。そして、靴下は2枚履き(これはちょっと前からです)。あとひと月もすれば、3枚履きになります(笑)。お出かけの時は、ジャケットからコートへとバトンタッチ。段々と冬の装いになって来ました。この冬は暖冬になりそうという予報ですが…。実際はどうなるかわかりませんが、穏やかな冬であってほしい、と願います(^^)

さて、本日のお料理の紹介です。寒さが増すにつれ、ハクサイも美味しくなって来ましたね~。ということで、今回の食材はハクサイ。縦に4つに切り、じっくりと蒸し煮します。鍋にほんの少し水を入れただけですが、ハクサイから沢山水分が出ています。さっすが~、っと水分たっぷりのハクサイに感謝。ぬくぬくのハクサイに熱々の野菜のあんかけ、一気に体が温まります(^_-)(左写真クリックで拡大)   by  ichi

PS 過去のハクサイ料理はこちら(下の  tag  からもご覧になれます )

かぶらとハクサイの和え物


暖かい晩秋でしたが、やっとこの時期らしい気候になって来ました(右は唐招提寺の境内風景。紅葉が綺麗でした)。寒くなると、大根や蓮根などの根菜、そして葉野菜も美味しくなります。寒いのは苦手ですが、野菜が美味しくなるのは大歓迎(^o^)。冬の楽しみの一つです。

さて、本日のお料理の紹介です。かぶらとハクサイで、和え物を作りました。どちらも生のまま使っています。もうそろそろ生で使うのは(体を冷やすので)控えないと…と思いつつ、今回は瑞々しさと食感の方を選びました。ドレッシングは、熟柿になった柿を裏ごしして、柿ソースにしてドレッシングにしています(左下写真クリックで拡大)

実家に柿の木があり、毎年250~300個ほど実をつけます。間引いたりしないので、小ぶりですが、そのため数は多いです(そして甘い)。今回の熟柿には、その実家の柿を使っています。さっぱりしたかぶらとハクサイに、甘い柿ソースが絡んで、程よい甘味に仕上がりました(^_-) by  ichi

千切り大根煮


落ち葉が舞い散る季節、毎日庭の木が沢山葉を落としています。ハナミズキに続いて、今はモクレンがどんどん身軽になって行き、毎日「落ち穂拾い」ならぬ「落ち葉拾い」です 。ハラハラと葉が散る様は晩秋の風情、ちょっぴりセンチメンタルになります(^^)

さて、今日のお料理は「千切り大根の煮物」です。地味ですが、大切な基本のお惣菜です。大根は干すことで、旨み・甘み・滋養が増します。調べると、生の大根に比べて、干した大根の成分は右上の表のようになるそうです。千切り大根(切干大根)は重量が10分の1になることを割り引いても凄いですね!(→こちら参照)

乾物は保存食でもあり、ありがたい食材です。戻すのが面倒、と敬遠されがちですが、慣れればそう面倒でもなくなります。毎日の食卓に、欠かさず用意したい一品です。今日は、大豆・しめじ・うすあげなどと一緒に炊きました^_-(左写真クリックで拡大)  by  ichi