Author Archives: ichi

あけましておめでとうございます(2019)


皆さま、お正月は いかがお過ごしでしょうか。昨年も、たくさんのお客様にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。今年は元号が変わる節目の年、いろんな変化が起こるかもしれません。皆さまにとって、ワクワクすることいっぱい、良いこといっぱいの一年になりますようにと思います。

「節目」と言いますと、あす香は今年の12月で20周年を迎えます。お店を始めた頃は、こんなに長く続けられるとは夢にも思っていませんでした。これも一重にお客様のお陰です。今年も楽しみながら美味しいものを作って、お客様に喜んでいただきたいと思います。そして、無事 記念の日を迎えることができればと思っています。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。  by ichi

今年もありがとうございました(^^)


寒波が押し寄せ、寒い年の瀬となりました。平成30年が終わろうとしています。今年も沢山のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。遠方から3時間、4時間もかけて来てくださったり、グループでわいわいと賑やかに食事をしてくださったり…。

 

私自身、仕事の中にも、楽しい時間を共に過ごさせていただきました。心からお礼を申し上げます。来年も お客様に満足していただけるよう、笑顔で帰っていただけるように、美味しいものを作っていきたいと思います。

 「来る人には 楽しみを 帰る人には 喜びを」
   (鍵山秀三郎氏の言葉より)

  ※鍵山先生とは座禅断食をご一緒したことがあります。
   (→旧あすかDiary 2010/06/04  参照)

来年もあす香を、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

May your New Year be crowded with unexpected joy !

わけぎのぬた和え


暖かい師走の入りとなりましが、一転 寒くなりました。暖かさに体が慣れていたので、結構きついです(^^;;。中旬に入ってから、ようやく 冬 恒例の、靴下の2枚履きを始めました。寒くなっても、適度に運動はしたいもの、お気に入りの尼ヶ辻往復コースを、時々散歩しています。垂仁天皇陵の池に、沢山の水鳥がいました。何かと気忙しい師走ですが、何とものんびりした風景に、心が和みました。

さて、お料理のご紹介です。「わけぎのぬた和え」です。わけぎは、春と秋と年に2度出回ります。春はまだ寒さが残る頃、秋は晩秋の寒さが、このお野菜を美味しくしてくれるようです。ねぎとは違った旨味と甘味、とろっとしたところに、滋養と美味しさがあると心得ていますので、なるべく切らずに長いまま湯がきます。網で焼いたうすあげの おこげの芳ばしさも、このお料理には欠かせないポイントだと、密かに思っています^o^(左写真クリックで拡大) by ichi

黒ごま豆腐


今月は暖かい日が続いていましたが、さすがに11月も後半になると、晩秋の気配がしてきました。紅葉も、各地で見頃を迎えているようですね。庭の花水木の落葉が終わったら、次はモクレンです(右写真)。葉っぱが大きく目立つので、掃除が大変です(>_<) 。朝  きれいに掃いておいても、お客様が来られるお昼前には、また沢山落ちていて、再度掃き集めます(^^;;。いつもと同じ、晩秋の庭の風景です。

さて、今日のお料理です。「黒ごま豆腐」です。夜のコースのメニューの一つです。材料を鍋に入れて火にかけ、練り上げていきます。固まり出した時に、速くしっかり混ぜる…。ここが一番のポイントです。日によって、出来ばえが微妙に違います。この日は「はなまる!」良くできました~(^^)v の出来でした。気持ちを整えて、いつも美味しいごま豆腐を作りたいと思っています(^_-) by ichi

キノコの料理 2種/正倉院展 2018年


今、奈良国立博物館で正倉院展(第70回)が開催中です(10月27日~11月12日)。週末は、開館前から長蛇の列だそうです。1,000年以上も前の宝物の年1回の展示は、やはり見ておきたいのですが、今年は行けるかな~。仕事もプライベートも結構詰まって来ています(^^;; それはそれで、ありがたいことです。

さて、本題。秋はキノコが美味しいですね~。今日のお料理は、キノコの料理が2つです。「キノコのマリネ」と「エリンギ炒め」 、どちらもキノコの旨味と食感が美味しいです(下写真、各々クリックで拡大)

先月、博多から料理研究家の方に来ていただき、「かぼす胡椒」を作りました。(「かぼす胡椒」についてはまた後日紹介したいと思いま~す)。その時にできた”かぼす”の絞り汁をマリネにもエリンギ炒めにも使います。かぼすの香りと程よい酸味が料理に加わり、非常に爽やか。料理の「角」を和らげ、丸くしてくれます(^^) by ichi

あったか精進蒸し/黄昏流星群(テレビドラマ)


テレビドラマは余り観ないのですが、たまたま第一回目に出くわしてしまって、続けて観ているものがあります。それは、「黄昏流星群」というドラマです。danの愛読誌「ビッグコミック オリジナル」に、長年連載されている漫画(弘兼憲史作)が原作です。まだ2回までオンエアされただけですが、何となく ドロドロした様相が漂って来ました(ドロドロ系は、余り好きじゃない(^^;; 。それにしても、黒木瞳はいつまでも可愛いな~(現在58歳!)と感心しきりです。

さて、今日のお料理の紹介です。爽やかな秋、晴れると日差しがあるところは暖かいですが、 日影は昼間でも涼しく感じます。段々と温かいお料理が好まれる気候になって来ました。夜のコースでは、蒸し物も出しています。今回は「精進蒸し」です。大根と長芋をすりおろして混ぜた蒸し物です。

左下写真は蒸す前のもの(写真クリックで拡大)。蒸し器に入れて20分ほど蒸したら、できあがりです。中にはキノコや里芋、そして栗等がゴロゴロと入っています。この秋は、栗を沢山いただいたので、料理に使うことが多くなっています(→ 2018/10/06 参照)。栗の皮剥きハサミを使いますが、それでもやはり時間がかかります(^^;;。でも、普段そんなに口にすることもない栗だと思いますので、お客様の喜ばれるお顔を想いながら、せっせと剥いています(^o^)  by ichi

ある日のランチ/木曽駒ヶ岳


先日、木曽駒ヶ岳に登りました。中学の同級生に、連れて行ってもらいました。予定していた日の前日の夜にピックアップしてもらって、奈良から駒ヶ根インターまで、夜の高速を快調に飛ばすこと4時間余り。夜中の2時過ぎに駐車場に着いたら、すでに沢山の車が停まっていて、皆さん、バスの始発まで待機していました(^^;;。我々もなんとかバスに乗り込み、ロープウェイに乗り継いで、標高2612メートルの所まで登ると……!先ずは見事な雲海が広がっています。うわー、雲の上にいるんや~~(^o^)

 

そこから上は、えっちらおっちらの登山です。真っ青な空が、いつもよりとても近くに見えます。テンションの高いまま山を下り、お蕎麦と五平餅をいただき、仕上げは温泉でホッコリ。帰りは多少混みましだが、夜9時半頃に自宅到着。まさに24時間ガッツリ遊んだのでした。寝不足・登山と普通ならもっと疲れていそうなのに、その翌日は元気ハツラツ!リフレッシュとチャージが存分にできた日帰り弾丸ツアーでした。あ~愉しかった、面白かった!(^^)

さてさて、お料理はランチのご紹介です。2品(冬瓜・八頭の煮物などとキノコ汁、さつま芋のコロッケ)お出しした後、この料理となりました。南瓜は、北海道の「栗マロン」という甘くてホクホクの南瓜が手に入ったので、ソテーとサラダで楽しんでいただきました。他にも里芋やマコモ、秋ナスなど。秋を存分に、感じていただけたのではないかと思います(^_-)☆ by ichi

秋…南瓜・栗・里芋


鉢植えの柘榴(ざくろ)が、なぜか今 咲いています。秋に実が成るから、こんな時期に咲かないよねー、と思ってクグッてみると、花が咲くのは、5月~6月とのこと。やっぱり…。狂い咲きということかな?(^^;;

それはさておき、赤に近いオレンジの花は、本当に可愛いです。大阪でお店をしていた頃にいただいたもので、もう8、9年位になるでしょうか。その年によって、咲いたり咲かなかったり、咲いてもほんの2つか3つだったりでした。今年は、こんなに咲いてくれて、凄く嬉しいです。石榴さん、時期は間違えてるけど(笑)、沢山 花を見せてくれて、ありがとう(^o^)q

10月に入り、秋がいよいよ深まって来ました。南瓜やさつま芋、里芋、冬瓜など、秋らしいお野菜を毎日料理して秋を感じています。先日、お客様から栗を沢山送っていただきました。農薬も使わずに放ったらかしなので、虫食いもありますよと。大粒でたくましく、どことなく「野武士」の荒々しさを感じる栗たちです。早速、栗ご飯をしていただきました。美味しかった!

ということで、今日は、栗ご飯・南瓜のソテー、そして里芋と小豆のいとこ煮と、秋らしいお料理を一挙にトドーンとご紹介します(^o^ゞ(上写真、各々クリックで拡大) by ichi