タマゴ頭の男/ルネ・マグリットの絵?!


一昨日の夕刊に面白い記事が載っていました(日経新聞夕刊2013/04/25)。世界最大の鳥類とされるエピオルニス(絶滅種)の卵の化石がオークションにかけられ、約1000万円で落札されたとか。狙った構図なのかどうかわかりませんが、記事の写真(クリックで拡大)は、顔とタマゴが綺麗に重なり、頭=タマゴのタマゴ星人状態。「不思議の国のアリス」に出てくるハンプティ・ダンプティのようでもあり、ルネ・マグリットの絵のようでもあります(^^)

【参考】 Giant egg from extinct elephant bird up for auction at Christie’s

ちなみに、左がハンプティ・ダンプティ。頭がタマゴというより、タマゴに手足が生えたような形です。これを見ると、私は井原西鶴の「人間は欲に手足の付いたるものぞかし」という言葉を思い出します。

試しに、新聞記事の写真をマグリットの作品と一緒に並べてみました。左端が「山高帽子の男」、右端が「ピレネーの城」(画像クリックで拡大)。強烈な印象を放つ2枚の絵に挟まれても、全く違和感がありません。まさに、マグリット・ワールド!!(^^) by dan

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