先日、薬師寺へ行ったところ、東塔を素屋根(作業用のシェルター)で覆う作業がまさに佳境。翌日には素屋根が横にスライドし、東塔の姿が完全に隠れるというタイミングでした(下のYouTubeで言うと、1分23秒頃の状態)
運良く、お隠れになる直前の東塔を写真に収めることができました(右写真。クリックで拡大)。この覆い屋の内部で解体修理が行われ、東塔の姿を再び見ることができるのは7年後の予定。1世紀ぶりの解体修理で、こうしたシーンに立ち会える私達は幸運なんでしょうね(^^)
日本古来の建築工事いわゆる宮大工で思い出すのが、西岡常一(にしおかつねかず)氏や彼の唯一の内弟子であった小川三夫氏です。千年先を見越した仕事をする彼らの著作を読み直そうと思います。 by dan