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料理教室 2015.6月


6月も終わり、今年も折り返し地点に来ました。どんな半年だったでしょうか?6月の料理教室も、無事終了しました。今回はコロッケをします、ということで、珍しくメニューを予告していました(→2015/05/25 参照)。ランチや夜のお食事で出すカリっと揚がったコロッケは、お客様に喜んでいただいています。新じゃがが美味しいこの時期、「じゃが芋のコロッケ」を作りました。他の2品は、「人参ときゅうりの白和え」「養老豆腐」でした(下写真、各々クリックで拡大)

白和えは、豆腐の水切りをしっかりして、和え衣を美味しく作れば、いろいろな野菜で作れて、バリエーションが広がります。養老豆腐(長芋の寒天寄せ)は、夏らしい一品。料理教室の限られた時間では、固まり方が少し弱かったのですが、それでも美味しくいただきました。

あす香の料理教室は、少人数で和気あいあいと行っています。お料理好きな方は勿論、初心者の方も大歓迎!砂糖や化学調味料を使わずに、素材の持ち味を生かした料理を、是非一緒に作りませんか?次回は8月29日(土)  10時~です。ご参加お待ちしております(^^)/  by  ichi

葛きりのサラダ


梅雨も後半に入りました。九州南部では、かなりの降水量ようです。皆さんの所は、いかがですか?奈良は降る時はよく降る、という感じです。たまに梅雨の晴れ間が1~2日ありますが、晴れると夏のように暑いですね(^^;;

この梅雨の晴れ間を利用して、少しずつカーテンを洗濯しています。カーテンを外すと、窓・網戸・カーテンレールの汚れが気になります。気になる汚れを拭き取り、網戸もキレイにすると、風通しも良くなることでしょう。これから迎える暑い夏を、少しでも涼しく気持ちよく迎えたいものです。

さて、本題のお料理です。今日ご紹介するのは暑い時期にお出しする「葛きりのサラダ」(左写真クリックで拡大)。キラキラと光る葛きりは、見た目も涼しげです。あす香のメニューも、ますます夏らしくなって来ました。旬の野菜をいろいろ刻んでのせて、召し上がっていただいています(^_-)  by  ichi

高野豆腐のかんぴょう巻き


正食協会から毎月発行されている「むすび」という雑誌があります。もう何年も定期講読しています。毎月新しい雑誌が届くと、真っ先に見るのが、やっぱりレシピが載っているページです。毎号、旬の野菜を使ったお料理が、数品紹介されています。先日、バックナンバーを処分しようと思って、レシピのところだけを再チェック。これは取っておこう、というものだけ、切り取りました。今日ご紹介するお料理は、その中にあったお料理です。

高野豆腐にかんぴょうをくるくると巻きつけ、ことこと、コトコト煮ました。かんぴょうは太い所や細くなっている所があります。太い所は巻きつけやすいのですが、細い部分は何度も何度もくるくると巻かないといけません。かんぴょうの戻し汁を使った煮汁で、じっくりと煮含めました(左下写真クリックで拡大)

このお料理は、主要な材料が2つとも乾物です。乾物は戻すのが面倒ということで、料理するのを敬遠される方もいらっしゃいますが、乾物には乾物の良さ、美味しさがあります。それに今頃の端境期には、乾物は大活躍!切干し大根やヒジキ・干し椎茸なども、どんどん料理して、食べていただきたいです(^_-)  by  ichi

新玉ねぎのフライ/般ニャ心経


先月、薬師寺にお参りした時の話を書きましたが、その時に講堂で見つけた本を、ご紹介します。「般ニャ心経」(リベラル社)という本です。タイトルの横に「ラク~に生きるヒントが見つかる」とあります(なぜ、薬師寺に置いてあったのかと言えば、監修が加藤朝胤・薬師寺執事長だからです)

パラパラとめくって見てみると、見開き2ページの左が猫の写真とキャッチコピー、右がキャッチの解説と、それに当たる般若心経の文字が書かれています。キャッチと猫の写真のマッチングがなかなか良いな、と思ったので、購入しました。これなら、般若心経も楽しく読み解けそうです(と言いつつ、まだ読めてませんが…)。一般書店でも売ってますので、興味のある方は、本屋さんで見かけたら、手にとって見て下さい(^_-)

さて、今日御紹介するお料理は「新玉ねぎのフライ」です(左下写真クリックで拡大)。切った玉ねぎに衣を付けて、フライにしてみました。玉ねぎは生のままですので、火の通りが良くなるよう、余り分厚くならないように切ること、そして、揚げる際は少しじっくりと揚げること、この二つがポイントです。

アツアツの揚げたてを食べると、衣に閉じ込められた新玉ねぎの旨味と瑞々しさが、じわっと口いっぱいに広がります(^^)  by  ichi

和え物 3種


季節外れの暑さだった5月が終わりました。本当に毎日暑かったですね~(^^;;  そして6月になると、いきなりの梅雨入りです(先日は土砂降りの中のドライブとなりました)。これからしばらく、ムシムシと暑い季節になりますね。ふと最近の献立を見て気づいたのですが、和え物が増えて来ているなあ…と。その分、煮物が減っています。特に意識している訳ではなかったのですが、暑くなって来ると、しっかり炊いた煮物が減り、さらっと和えたものの方を、自然と体が欲しがるのでしょう。

さて、左下は、ある日のランチの献立に入っていた、和え物3品です。上から時計回りに、白和え(人参とカクテルきゅうり)、千切り大根と赤玉ねぎ・スナップえんどうの和え物、新玉ねぎの味噌和え、です(写真クリックで拡大)。新玉ねぎの味噌和えは、大阪のお店で料理教室をしていた時に、「蒸し煮」を覚えていただくために、よく使ったレシピのお料理です。新玉ねぎが美味しい今、久しぶりに作りました。シンプルなお料理ですが、作り方がシンプルなほど、素材の旨味を上手く引き出すことが、ポイントになります。玉ねぎの甘味を引き出す塩加減が、とても大切です(^_-) by  ichi

淡竹(はちく)/薬師寺


薬師寺にお詣りに行きました。新年早々にお詣りしたので、今年2度目です。5月・6月は、修学旅行生が沢山奈良を訪れますが、この日の薬師寺にも、修学旅行生が来ていました。講堂に入ると、お坊さんのお話が始まったばかりでした。修学旅行生たちの後ろに座って、お坊さんの講話に耳を傾けました。お話しされていたのは若いお坊さんで、砕けた口調で鋭いツッコミを入れながら、おもしろ可笑しく、話されていました。

[dan補足] あるイベントで、その話術のレベルの高さに感嘆し、相当、修業されているに違いないと感心した覚えがあります( →2011/12/01 参照)


(現在の薬師寺・境内の様子。蓮と夏萩です。写真各々クリックで拡大)

高校生たちも段々のって来たのか、ツッコミ返しをします。そのやり取りか小気味良く、クスクス笑いながら聴いていました。時にターゲットになった生徒さんをいじりながら、お坊さんの話は続きます。そして最後はやはり、仏教的な話で締められました。修学旅行生の方たちにとっても、良い思い出になったのではないかと思います(^^)

さて、お料理の紹介です。今日は「淡竹/はちく」です。普通の筍が終わりを迎える頃、この淡竹にバトンタッチするかのように、出回ります。細身ですが(笑)、歯応え充分。アクも強くないので、竹の子のように、米ぬかで湯がく必要もなく、塩ゆでで大丈夫です。今日はシンプルに、煮物にしました。一緒に盛りつけているのはワラビの煮物ですが、ワラビは今季最終になりそうです^^(左写真クリックで拡大)  by  ichi

人参葉で


まだ5月だというのに、25℃(夏日)を越え30℃近くになる日があります。30℃に達する日もあったりで、こうなると、もう真夏日!真夏ほど、まだ湿気が多くないので、助かりますが、5月ってこんなに暑かったかな~、と思ってしまいます。早くも熱中症に注意!なんてアナウンスしていますね。暑さに体が慣れていない分、気をつけないといけませんね(^^)

人参葉を沢山いただきました。人参葉と言えば「かき揚げ」が美味しいですが、そればっかりじゃぁ、芸がない?(笑) と言うことで、水切りしたお豆腐をすり鉢ですり、玉ねぎ・人参などと一緒に混ぜて団子にして、揚げてみました。ふわっとしたお豆腐と、玉ねぎ・人参の甘み、人参葉の歯応え、となかなかの美味でした(左写真は人参葉入り豆腐ボールと、人参葉のかき揚げです。クリックで拡大)(^_-) by ichi

お座敷らいぶ/筍ボール


先週の土曜日(5/16)、「お座敷らいぶ」を行ないました(→こちら参照)。ステキな歌を聴かせてくださったのは、「嬉しがり屋・ゆきぢ&かづね」さんです。童謡を数曲、ポップスや、ゆきぢさん自作の歌などを、次々と披露してくださいました(右写真、各々クリックで拡大)

お二人の伸びやかな歌声には優しさと力強さを感じます。歌の合間に入る、夫婦漫才を思わせるトークも面白く、いつもはゆったりとお食事を楽しんでいただく和室は終始笑いに包まれていました。ライブは予定の1時間をゆうに超える熱演。遠く岐阜から来てくださり、楽しい時間を作ってくださった、ゆきぢさん・かづねさんには、本当に感謝です。そして、お忙しい中お越しくださったお客様、ありがとうございましたm(__)m

さて、お料理の紹介です。今日は「筍ボール」。大きさや形から、「筍まんじゅう」と言った方が良いかもしれません(^^;;。すりおろした筍と野菜のみじん切り、つなぎの小麦粉を混ぜ、ごま油で揚げました(左写真クリックで拡大)。春先から料理し召し上がっていただいた筍も、もうそろそろ終りになります。今シーズン最後の筍のお料理かも…。そんな時期になって来ました。  by  ichi