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高野豆腐 すりおろしあんかけ


今年の漢字が決まりましたね~。「金」という字になりました(→こちら参照)。あれっ、つい最近もあったような…と思った方は私だけではないはず。2012年も同じ字だったのですね。やっぱりオリンピックイヤーは、「金」の字が選ばれやすいのでしょうか?他にも、トランプさんの金髪や、政治資「金」問題、ピコ太郎さんの衣装などから「金」をイメージする方が多かったようです(^^)

皆さんご自身にとって、今年を漢字一文字で表すとしたら、どんな漢字になりますか?私は……今年は難しいですね~。しばらく考え、「宝」になりました。今年も沢山のご縁をいただきましたが、特にこの一年は、素晴らしい出会いに恵まれました。ご縁は宝物、宝となる出会いに感謝ですm(__)m

さて、「今年の漢字」ならぬ「今日のお料理」の紹介です(^_-)。寒さが日に日に増すこの時期、温かいお料理が喜ばれます。ぬくぬくの大根や里芋などに、野菜のあんかけです。下のお料理は、この野菜あんに高野豆腐のすりおろしを混ぜています。ちょっと卵とじのようにも見えます(写真クリックで拡大)。お客様に料理の説明をすると、「高野豆腐をすりおろすなんて、珍しい!」とよく言われます。そして召し上がっての感想は…??? 。大抵嬉しいお言葉をいただいています(^^)v by ichi

はくさいの信太巻き


いつのまにやら12月になったかと思ったら、早くも1週間余りが過ぎ、師走らしい寒さになってきました。この1年をあれこれと振り返り、来年に想いを馳せる、そんな時期でしょうか…。

「ハガキ道」を教えていただき、複写ハガキを書くようになって、7年半くらいになります。全国各地で、ハガキを書く人たちの集いがあるのですが、今年は久しぶりにハガキの集いに参加しました(滋賀・奈良・十日町の3ヶ所)。そのお陰で、ハガキで繋がる人が、益々増えました。年に1~2回のやり取りの方も含めると、100人近くになるかも…。そして、意外と男性の方が多いのも、面白いです(^^)

さて、今日のお料理の紹介です。寒くなり、大根や蓮根などの根菜が一段と美味しくなりました。そしてハクサイも美味しい~。今日のお料理は、そのハクサイを、お揚げさんでくるりと巻いた「信太巻き」です。一口で食べていただける大きさを心がけているのですが、ついつい太巻きになってしまいます(^^;;(左写真クリックで拡大)。ハクサイの旨味と、しっかり味付けされたうすあげのコラボ、お客様の評判も上々です(^_-) by  ichi

かぶらと柚子の和え物/一才柚子


一才柚子」の鉢植えを、いただきました。調べてみると、普通の柚子とはまた違う種類だとか。小振りで、実の成る時期が、早いようです。しかし、お料理に使ったり、お風呂に入れたりできるのは普通の柚子と同じ。また、名称については、「花柚子」(はなゆ・はなゆず)とも言うそうです(写真の右が普通の柚子、左が一才柚子です)

 さて、その頂きものの一才柚子を、早速お料理に使ってみました。今回作ったのは、かぶらとの和え物です。柚子皮の千切りを普段よりタップリ入れ、味付けは、柚子の絞り汁と醤油のみ。シンプルですが、それゆえ一才柚子の香りと爽やかさが、際立ちます。また、見た目も鮮やかな色合いで、料理を一層引き立ててくれます。青菜は西洋カラシナ、そして、ナヨクサフジという野の花をあしらいにしました^_-(左写真クリックで拡大) by  ichi

料理教室 2016.11月


先週末、今年最後の料理教室を開催しました。今回は、初めての方、2度目の方が多かったので、マクロのお料理法の基本である、「蒸し煮」や「重ね煮」を練習するのにぴったりの献立にしました。作ったものは「ポトフ」「南瓜のサラダ」「青菜ともちきびの和え物」の3品です(下写真各々クリックで拡大)

野菜の水分だけでじっくり炊いていく「蒸し煮」は、野菜の旨味を引き出し、香りと歯応えを残します。水無し炊きや、水を少し入れてするもの、炒めてからの蒸し煮、と3パターンの蒸し煮を練習しました。また「重ね煮」では、野菜を重ねる順番が、どうしてそうなるのかお伝えするために、簡単に「陰陽」の話もさせていただきました。

ポトフは、水を一滴も入れずに、とろ火でじっくりと過熱していくと、野菜からどんどん水分が出てきます。野菜が柔らかくなってから、出てきた水分を小皿に取って味見をしてみると、野菜の旨味・甘味がしっかり感じられます。塩しか使っていないのに、不思議!野菜本来の美味しさ、ここにあり、です(^^)v

今回も、全て美味しく出来上がり、いただくことができました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。次回は、もう来年になります。1月21日(土)  11時~です。根菜が美味しい時期ですので、根菜のお料理を一つ~二つ、と考えています(^_-) by  ichi

「ごま豆腐」を作る喜び


今年も「皇帝ダリア」が咲きました。と言っても、一輪だけです。今年の皇帝ダリアは、9月の台風で、茎が途中で折れてしまったのです。庭に出て折れているのを見てビックリ!これは何とかしないと…と思い、台風のきつい雨・風の中、必死で折れた茎を起こし、支え棒に結び付けました(元々支え棒に結び付けてあったのですが、それでも折れてしまったのです。ちなみに右は4年前の写真です^^;;)

枯れても仕方ないな、と思っていたのですが、何とか枯れずにどんどん茎を伸ばして行ったのでした。それだけでも凄い!たった一輪でも咲いてくれたのは、嬉しいことです。

さて、夏場はほとんど作らないごま豆腐ですが、秋からは、ご予約に応じて時々作っています。自分たち家族が食べるためだけには、まず作ることのない「ごま豆腐」、召し上がってくださるお客様があってこそのお料理です。それだけに、いつもありがたく、そして100点満点のできを目指して、作っています(^^)   by  ichi

柿なます


ひと雨ごとに、秋が深まって行きます。紅葉はもう少し先と思っていたら、ときどき通る路脇の木々が、知らぬ間に綺麗に色づいていて、ビックリします。朝晩の冷え込みや、日中でも冷たい北風が吹くと、秋を飛び越えて「冬」の到来を感じたり…。ダウンのジャケットやコート姿の方も増えてきました。寒い冬がヒタヒタと近づいているようです(^^)

さて、本題、お料理の紹介です。紅葉の話をマクラにしたので…というわけではありませんが、秋を感じさせる色合いのお料理をご紹介します。大根や蓮根など、根菜が美味しくなって来ました。ちょっと太めの、プリっとした大根を見ると、煮物は勿論ですが、「なます」を作りたくなります。ということで、今日はのお料理は「柿なます」です(左写真クリックで拡大)。瑞々しい大根は、切っていると 水分がにじみ出てきます。甘い柿と和えるので、ほんの心もち、いつもよりお酢を効かせています(^_-) by  ichi

芋煮


朝晩はめっきり寒くなりました。もう11月、今年もあと2ヶ月を切りました。早いですね~。晴れた日の夜は、星がキレイです。大阪では、こんなに沢山星が見えなかったなー。やっぱり奈良は空気が澄んでるのかなー。などと思いながら夜空を見上げていると、彗星探索家・木内鶴彦さんのことを、ふと思い出したりします(→ 旧あすかDiary > 木内鶴彦さん/講演会 参照)。うっ、さぶっ(>_<) と我に返り、家の中に入るのでした。

さて、今日ご紹介するお料理は、さつま芋と里芋の煮物です(左写真クリックで拡大)。共に、秋から冬の食卓の常連さんです。さつま芋の甘み、里芋のネトっとした旨味、どちらも大好きです。里芋は、「赤目」という品種です(→里芋についてはこちらのページも勉強になります)。やや大ぶりで、「ぬめり」が普通の里芋より少なく、料理がしやすいです。しっとり・ねっとり・ホクホク感、の三拍子が揃った美味しさです(^^) by  ichi

むかご御飯


赤いパプリカ を切っていたら、こんなラブリーなモノができました!(写真各々クリックで拡大) かわいいハート形!意図して切った訳ではないので、なおさら嬉しく楽しい気分になりました。ささやかなことに喜びを感じられる、ありがたいことです(*^^*)

さて、秋たけなわ、秋の実りが美味しいですね~。「むかご」を沢山いただきました。むかごと言えば、ずっと前に曽爾高原へ行った時に登ってる途中で、夢中になってむかごを採ったことを思い出します。ちなみに、「むかご」を漢字で書くと「零余子」。普通の人だと、読めない、書けない漢字ですよね。後、「一般社団法人チームむかご」なる団体があることもわかりました。ビックリ(^^)

早速、いただいたむかごで「むかご御飯」を炊きました。五分搗き米にむかごを入れ、塩・醤油を加えて、鉄鍋で炊きました。山芋のようにホクホクのむかごと、ほんのり塩気がきいたご飯は、まさに秋の味です^^(左写真クリックで拡大) by ichi