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謎の宗教?/たかつガーデンにて


先日、ある施設(上本町の たかつガーデン)で見つけたのが右の表示。ここは、貸会議室の前にディスプレイがあって、各部屋のイベント(主催者)が分かるようになっています。しかし、大退教(ダイタイキョウ?)という宗教名は初めて見ます。一時、「ヒカルの碁」で盛り返したものの、囲碁人口はそんなに多くなく、裏返すと、かなりの信者がいないと、こんな大会は開けません(^^;;。どんな宗教なんでしょうか?

最近、danは囲碁を始めた(再開した)ところなので、囲碁大会の様子にも興味が湧きます。そこで、結構人の出入りがあったのに乗じて?(こっそり)中の様子を見させてもらいました。すると、部屋の前方に「退職員 囲碁大会」というボードが…。はい、大退教は宗教とは全く関係なく、大阪で教職に就かれていた方の集まりだったのです。そういえば、たかつガーデンの別名は「大阪府教育会館」でした(^^) by dan

ネットで調べると「道退教」という言葉が出てきます。これは「全北海道退職員の会」のこと。都道府県別にOB会があるんですね。初めて知りました。

鹿のおかげで、ある日、アクセス数がいきなり20倍になった話


現在のあすかDiaryは、1日平均、100~200人の方にお越し頂いています(右サイド一番下にカウンターあり)。ところが、先日、アクセス数がいきなり 3,299人=通常の約20倍に跳ね上がりました。調べてもらうと、アメリカのサイトで右の写真が話題になっていて、そこからアクセスが集中しているとのこと。ははーん、と思いました。見覚えのある方もいらっしゃるでしょう。この写真は、なら燈花会の2013年版公式パンフレット表紙をトリミングしたものです。

そのサイトのスレッドで、「ディズニーみたいでロマンチックだ」、「いや、フォトショップを使ったインチキ写真は認めない」、「インチキだとしても気に入った」…といろいろコメントが飛び交う中、一人が ” I found the original source [use Google translation]. This seems to be the cover picture of the 2013 Nara To-Kae light festival event guide.” という情報をアップ(左画像クリックで拡大。URLはこちら)。この “source” のリンク先が、あすかDiary(2013/08/18)だった為、アクセスが一挙に増えて、最終的に1日で3,000を超えてしまったというわけです(ほぼ一日で収束)

残念ながら、あす香の営業には結びつきそうにありませんが(^^;;、danお薦めの写真を多くの人に見て頂き、(間接的に)「なら燈花会」の存在を海外にアピールできたわけです。めでたし、めでたし(^^) by dan

ピンクレシートでもらったジュンク堂の景品 (2013年)


ジュンク堂で、恒例の「秋の読書キャンペーン」を実施していました。期間中に発行されるピンクレシートを集めると、景品がもらえるというものです(右ポスタークリックで拡大。2013/10/29 も参照下さい)。キャンペーン期間中、他の書店やAmazon での購入を控えた結果(^^;;、なんとか景品をもらえる金額に到達。先日、そのレシート4枚を景品と交換しました。

ちなみに、大阪市(北区)から奈良に引っ越したこともあって、danが最近よく行くのがジュンク堂千日前店。地上を歩けば、近鉄日本橋駅から徒歩数分なので便利です。(眠っていた)コーヒーチケットが喫茶室で使えるのも嬉しい(^^)

さて、今年の景品は下の2種(オリジナルの手ぬぐい&本型折りたたみエコバッグ)。手ぬぐいは3柄ありますが、このウサギ柄がいちばん人気が出そうです。右下に写っているフクロウはよく見ると、M と Jの組み合わせ。MARUZEN & JUNKUDO のイニシャルになっています。エコバッグは、折りたたむとちょうど文庫本サイズ。広げると右写真のように、ブックカバー部分が底になります。マチが大きいのでA4のコピー用紙(500枚)なら3冊楽々と入ります。横向きにしたくない弁当を入れてもいいですね。「鞄の片隅に」あると助かるかも(^_-) by dan (→2014年はこちら

11/16のNHK『SONGS』は、ちあきなおみです!


ちあきなおみという歌手がいます。数年前まで、danにとって「喝采」(1972)他の歌謡曲を少し知っている程度の、one of them な歌手。どちらかといえば、「過去の人」でした。「タンスにゴン」という変な?CMにも出ていたし、ヒット曲が続かないといろいろと大変なんだなぁと勝手に思っていました(失礼!)

ところが、NHK『歌伝説 ちあきなおみの世界』(2005)という特集を偶然視て、驚愕。それ以来、私の中でちあきなおみは美空ひばりと同格以上の存在となりました。このあたりについては、旧あすかDiary(2006/03/01)をお読み下さい。今、読み返すと、気恥ずかしい文章ですが、それだけ、ショックが大きかったということです(苦笑)

私と同じような経緯で、ちあきなおみを「再発見」された方は(年配の方であっても)少なくなかったようです。例えば、河本勝昭さんの ちあきなおみ礼賛。ただし、経緯が同じというだけで、文章のレベルは月とスッポン(というか、河本さんはプロの作家です。私なんぞ、お呼びでない…^^;;)

さて、そのちあきなおみが、今日(11/16 23:00~)のNHK『SONGS』で特集されます。彼女のファンは勿論のこと、(それ以上に)彼女を知らない人に是非観て欲しい番組です。まずは、予習を兼ねて、こちら(→やっぱり上手いよね、ちあきなおみ)。最新情報などは、ちあきの部屋 にてご確認下さい(^_-) by dan

最後に、私からのおすすめを1曲。「喝采」もそうですが、この「夜間飛行」(1973)も中村泰士さんの作曲。名曲です(余談ですが、中村さんは奈良県出身です)

宇宙平和音頭@箕面


箕面市で見つけたのが「宇宙平和音頭」という看板(右写真クリックで拡大)。北摂ではあちらこちらでみかけるそうです。コロンビアミュージックエンタテインメント(現日本コロムビア)の名前もあり、CDが発売されたと思うのですが、ネット上では、手がかり無し=謎とされています(→あるブログではホラー扱い^^;;)

実は、右のように企業名が入った看板が一部存在し、こちらのブログでは電話番号が入った写真も公開されています。興味のある方(勇気のある方?)は、そちらへ問い合わせるとよいでしょう(^^)

ところで、音頭といえば、皆さん、頭に浮かぶのは何音頭でしょうか。東京音頭?河内音頭?あるいはオバQ音頭?(ふ、ふるい…^^;;)。いろいろありますが、現在、来日中のポール・マッカートニーに敬意を表し、金沢明子のイエロー・サブマリン音頭を紹介させていただきます。和魂洋才の極みといいますか、日本の歌として、全く違和感がないのに感心します(^^) by dan

トワイライトファンタジー/大阪・光の饗宴 2013


2003年に始まった「OSAKA光のルネサンス」は、当初こそ神戸ルミナリエに見劣りしたものの、年々バージョンアップ。11年目を迎えた今年、OSAKA光のルネサンス、御堂筋イルミネーション、エリアプログラム、まちあるきプログラムの4つのサブプログラムからなる「大阪・光の饗宴」という大イベントになりました。国内有数の冬のイベントに成長したといったら、言い過ぎでしょうか?

旧あすかDiary に「OSAKA 光のルネサンス 2005」の投稿記事があります(→2005/11/24)。この頃は、中之島周辺だけでやっていました。

今年、新たに登場したのが、民間企業が主体となるエリアプログラム。そのトップバッターが、11/6よりJR大阪駅の時空の広場で開催されている トワイライトファンタジー/ Twilight Fantasyです。先日、エスカレーターで広場に上がってみると、写真撮影の人で大混雑(下写真クリックで拡大)。点灯時間中、30分毎に音楽に合わせてイルミネーションが点灯する演出があるため、皆さん、それを待っているようです。

これからも、あちらこちらでイルミネーションが始まります。大阪の夜は(夜6時を過ぎると真っ暗になる西ノ京と違って^^;;)、街全体がテーマパーク!アフターファイブが楽しくなりそうです。 by dan

薬師寺「東塔 水煙 降臨展」の定期法話会


現在、薬師寺で開催されている「東塔 水煙 降臨展」は今月末まで。今回の展示は61年ぶりだそうで、この機会を逃すと次回はいつ間近で見ることができるか分かりません(一生ないかも?)。なので、まだご覧になっていない方は、この機会に是非どうぞ(→展示の様子は 2013/10/10参照。写真撮影OKというのがイイですね)

ところで、なぜ「水煙」というのでしょうか?水煙の形は”みずけむり”というよりも炎を思わせます。実際、「火炎」の透かし彫りなんだとか。ただ、木造建築物にとって縁起が良くないので、漢字も代えて、火炎(かえん)→水煙(すいえん)になったそうです(下写真クリックで拡大)

三重や五重の多層塔は日本各地にありますが、飛天が舞い降りる意匠の水煙は薬師寺だけだそうです。なんだか、ロマンをかきたてられる話ですね^^(→2013/10/11 参照)。期間中の土・日・祝日には、薬師寺伽藍内で、水煙にちなむ定期法話会が行われるので、土日祝に行かれる方は、それを織り込んで予定を立てることをお薦めします。水煙にちなんだ30分の法話も、この機会を逃すと一生聴けないかもしれませんよ(^_-) (各日3回。→詳しくはこちら) by dan

あしたのジョー最終話、誕生エピソード/「あしたのジョー 大解剖」


先日「あしたのジョー 大解剖」という Mook が出ました。これを読んで初めて知ったのが、最終話誕生のエピソード。40年経っても色あせない傑作ラストシーンが、実は、高森朝雄(=梶原一騎)の原作とは異なっていて、ちばてつやが土壇場で描き起こしたシーンなのだそうです。

原作のラストは「パンチドランカーとなったジョーが虚脱状態で、白木葉子の大きなお屋敷のベランダで日向ぼっこをしている。それを葉子が遠くから優しい表情で見つめている」というもの。ところが、ちばてつやが、果たしてそれでいいのだろうか?と考え込んでしまった。通常の締切はすでに過ぎており、掲載号の表紙も印刷に回っている。今更、休載もできないギリギリの状態。悩む、悩む、悩む…。

最後の最後で、当時の担当者が「ここにあしたのジョーの『核』があるような気がする」と言って、ちばてつやに読むよう勧めたシーンが、ジョーと紀ちゃんのデート場面。例の「燃えかすなんかのこりやしない…まっ白な灰だけだ」という台詞が出て来るところです(左画像クリックで拡大)。ちば自身、そんな場面を描いたことを忘れていた。このヒントをくれた担当者は本当に偉かったと思います。そこから、あのまっ白なリングサイドのラストシーンが浮かび上がってきたのだとか(上写真参照)

漫画史上に残る屈指の名シーン誕生の裏には、埋もれていた台詞、それを掘り起こした担当者、そして一枚の絵にまとめたちばてつやの画力、これらが奇蹟のように合わさって、時代を超える感動シーンに昇華したというドラマがあったのでした(「歴史秘話ヒストリア風」に…^^) by dan

上の経緯について、Wikipedia>あしたのジョーこちらのブログ に詳しく書かれています。興味のある方はどうぞ。なお、「あしたのジョー 大解剖」には、対力石戦を綴じ込み付録で掲載した限定特装版もあります(^_-)