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石榴(ザクロ)


あす香の近くに菅南幼稚園という幼稚園があります。右写真は、その園庭にあった石榴(以下、ザクロ)。毎年、秋になると、赤い実がなります。今まで意識していませんでしたが、幼稚園で収穫して皆で食べたりするんでしょうか(^^)

大阪市内だと(イチョウは別として)実をつける樹木を見かけることはあまりありません。特に、北区近辺は庭のある家自体が少ないので、ザクロの木を身近で見ることができるのは貴重かも。

ところで、ザクロの実は、とりたてて美味ではなかったように思います。よく、他人の庭の柿を盗んで食べるという話を聞きますが、ザクロについてはあまり聞きませんもんね。だから、こうして残っているのかな?(^^;;  by dan

漢字の話(「妻」と「凄」)


右の写真は、南森町駅の近くにある居酒屋「妻味」さんの看板。店名の由来は、母の味ではなくて妻の味…ということだと思うのですが、看板を見てあらためて、「妻」と「凄」の二つの漢字がそっくりなことに気付きました。

tsumami というルビ付なので「つまみ」と読めます(右写真、クリックで拡大)。しかし、ルビがなければ「凄味(すごみ)」と読み違えそうです。

それにしても、妻(つま)に「ン」(にすい)をつけたら、凄(すご・い)という漢字になるのは、なんだか意味深です。「水も滴る(したたる)いい女」という表現がありますけど、「妻」に水をかけたり、愛人2号(=妻”/ツーダッシュ)をつくると「凄」いことになる、そういうことですかね?(^^;; by dan

PS 「妻と罰」という本もあります。単なる駄洒落タイトルと思えないところが、いやはや。妻を怒らせると恐ろしい…(by 某恐妻家)

「日本催眠協会」/催眠術


テレビ特番等の影響もあって、「催眠術」というと、一種、奇術・魔術的なイメージもありますが、本来は「無意識(潜在意識)に対する教育、働きかけ」と理解すべきものだそうです。例えば、前世療法なんかも催眠術/療法とつながっていますよね。

さて、右写真は、先日、吹田市内で見かけた日本催眠協会さんの大阪本部。ロゴマークがいかにも…という感じで(クリックで拡大)、しばらく見ていると、めまいがしそうです(^^;;

個人的に気になったのが、電話番号。NTTの担当者に「催眠術」を使って取得したのでは?と思いたくなるようなキレイな数字です。プロの催眠術士の前職が凄腕のセールスマンだったという話もありますし、催眠術(的アプローチ)は、コミュニケーションスキルの一つとして習得すべきかも(^_-)☆ by dan

パンダフルな車(パンダがいっぱい)


右は、東淀川区下新庄で見かけた wonderful ならぬ pandaful なクルマ(右写真、クリックで拡大)。路を歩いていて、ふと横を見たらパンダてんこ盛りだったので、ビックリしました。fantastic ならぬ pandastic な光景ですね(^^)

鈑金・塗装等をされている「シルバー自動車」さんが、自社のディスプレイとして作られたようです。車のボディにも文字・絵柄のプリントが施されています。こんな感じで、ルイヴィトン仕様車を作っても面白いかも。

猿はグループを作りますが、パンダは群れずに(単独で)竹林の中で静かに生活している印象があります。なので、これだけたくさんのパンダが並ぶと壮観ですね。ボスパンダがいたら、めちゃくちゃ強そう(^^) by dan

ロダンのバルザック像 その2


その1より続く) いろいろなポーズの習作を何体も制作した結果、ロダンが最終型としたのは、なんと、ガウンをまとった手足や体の見えない異形のバルザック像(右写真)でした。

7年間も待たされたあげく、依頼主の要望も無視したような作品が出てきたわけですから、フランス文芸家協会が怒ること、怒ること…。受け取りを拒否したとか。

ガウンの中でのバルザックのポーズも問題となりました(実際には見えないのですが、普通に腕組みしたポーズではありません)。世間の評価も低く、「失敗作」として非難ゴウゴウ。ロダンの生前は全く評価されず、発表後の十数年間、アトリエの片隅で埃を被っていたそうです。

…と、以上のようなエピソードや背景を知っていると、「裸のバルザック」と「バルザック像」を結ぶ「線」や「位置関係」が見えてきて、理解が深まりますよね。ロダンの場合、他にもいろいろエピソードがあるので、調べてみると面白いと思います(^^) by dan

【参考】 バルザックとロダン(ロダンオンラインガイドブック)バルザック(タイレノール)

ロダンのバルザック像 その1


すっかり、秋らしくなってきましたね。「秋」ということで、ゲージュツの話を…。

右の写真は、西宮市に本社がある某企業のエントランスに飾られていた塑像、ロダンの「裸のバルザック」(習作の一つ)です。ガラス張りのケースに入っているところをみると、オリジナルの石膏原型の可能性があります(クリックで拡大)

ロダンのプレートがなければ、「エラソーな態度のオジサンの全裸、露出狂?」程度の認識で片付けられそうですが、最終型(バルザック像)および、その作品にまつわるエピソードを知っていると、非常に楽しめる作品です(^^)

要約すると以下のような話です(既にご存じの方は、読み飛ばして下さい)

1891年、フランスの文芸家協会から、ロダンにバルザック像制作の依頼がなされます。バルザックはその41年前に亡くなっている為、ロダンはバルザックの服を仕立てた店を探しだし、当時の記録をもとに、彼の体格データを把握します(徹底してますね)。そして、制作した習作の一つが、上の作品というわけです。目の前で本人にポーズを取ってもらって作ったかのようですが、そうじゃない(^^;;。そして、ここからがスゴイ(その2に続く) by dan

地下街を自転車で走る


右のママチャリはごく普通の自転車ですが、撮影したのが京阪淀屋橋駅の「地下道」というところがポイント。”淀屋橋(駅)保安係” という黄色い紙も貼ってあり、職員の方が、地下道を移動する際に使っているようです。

確かに、淀屋橋・北浜間は微妙な距離です(電車で移動するほどでもないが、歩くには少し遠い)。人通りが少ない時間帯であれば、自転車移動もOKかもしれません。実際、夜の11時前に、自転車が地下道を走っているのを見たことがあります(^^)

で、思ったのが、梅田の地下街。その気になれば「自転車競技」の周回コースができそうです。名称は、ツール・ド・オーサカ・アンダーグラウンドてな感じで…。

あるいは、映画(ドラマ)の中に、マウンテンバイクで階段を駆け下り、梅田の地下街を縦横に疾走、エスカレーターを駆け上がる、というシーンがあっても面白そう。是非、検討して頂きたいです(^o^)

2枚目の写真は、台北の地下街にあった「自転車道」?真相は、こちらのブログにて…(^_-)☆ by dan

天国への階段


右の写真は、あす香の近くにある教会の非常階段です(クリックで拡大)。シンプルな造りなので、大きな地震があった時、この階段を使って逃げるには少々勇気が要りますね。体重100kg以上ある人は危険かも…(^^;;

下から見上げると、空へ昇る為の階段のようで、教会ということもあり、「天国への階段」だなぁ、と一人納得していました。

さて、この「天国への階段 超拡大版?」ともいえるのが、2枚目の写真(クリックで拡大)。京阪枚方市駅前にある近鉄百貨店裏側の光景です。造形的にも面白いので、他のブログで取り上げられたりしています。

「神様は、どこにでも天国へ通じる道を用意されておられる」というのを視覚化すると、こうなるのかも…(^^) by dan

PS 上で御紹介した近鉄百貨店枚方店が2012年2月末で閉店するとの発表がありました(2011/09/21付)