Tag Archives:

季節の和え物/Seasoned autumn vegetables


奈良に移ってから、9年半になろうとしています。来年で、10年か……。こちらに来てから、ほぼ毎年、ご近所の方から柿(渋柿)をいただき、吊し柿を作っていました。ところが…11月の半ばになって、あれっ、今年はどこからも、柿が来ていないぞ、と思っていたところ、「柿をもらって」と、ご近所さんから声をかけていただきました。皮をむいて、紐にくくりつけて、と1個1個の手作業は、面倒ではありますが、やはり年中行事?としてやっておきたい(笑) 今年も、20数個の干し柿を作りました。渋が抜けて甘くなったら、料理におやつに、パン作りに、使おうと思っています。

さて、今日のお料理です。季節の野菜を使った和え物です。ハクサイ・ブロッコリー・かぶら・ハヤト瓜・柿で、作りました。柿は、普通の甘い柿(生)です。ハヤト瓜は、お客様に出したところ、ご存じの方、ご存じでない方が、ほぼ半々でした。形は ラ・フランスに似ていて、皮の色は白と黄緑色があります。適当に切って、少し塩をして生でいただくと、シャキッとした食感が美味しいです。サラダに和え物に、お漬け物にと、いろいろと使える、今が旬の野菜です(^_-)(左写真クリックで拡大) by ichi

柿のゼリー/天川村


先週、天川村へ行きました。秋晴れの中、車に乗せてもらって、快適・楽チン小旅行でした。紅葉がちょうど見頃で、青空と紅葉の赤色や黄色のコントラストが美しく、最高に気持ちが良かったです(^^)。天川村は2度目ですが、あらためて良い所だなー、と思いました(下写真各々クリックで拡大)


天川村は空気もお水もキレイ、しかも、パワースポットとも言われています。だからといって、そうワンサカと人が押し寄せる訳でもないし。天川のお水と言えば、「ゴロゴロ水」。そのお水を汲みに、次々と車が水汲み場に入って来ました。しかも、皆さん、かなりの量を汲んで帰られます。このお水でご飯を炊いたり、料理を作ったら、さぞ美味しいだろうなー、と思いつつ、500ミリリットルのペットボトル2本分だけ、いただいて来ました(^^)

さて、今日のお料理です。以前、当ブログで渋柿を沢山いただいた、という話を書きましたが、長雨と台風で、干し柿にできないままでした。そうこうしている内に、一つ、二つと熟して来るので、干し柿はあきらめて、焼酎で渋抜きをしました。10日ほどで上手く渋が抜け、甘い柿に変身ですp(^^)q。そしてその柿で、ゼリーを作りました。甘味は一切加えず、寒天で固めました。上品な甘さのゼリーに仕上がりました(左写真クリックで拡大)。見た目はこんにゃくに見えなくもない…?(^^;; by ichi

柿なます


ひと雨ごとに、秋が深まって行きます。紅葉はもう少し先と思っていたら、ときどき通る路脇の木々が、知らぬ間に綺麗に色づいていて、ビックリします。朝晩の冷え込みや、日中でも冷たい北風が吹くと、秋を飛び越えて「冬」の到来を感じたり…。ダウンのジャケットやコート姿の方も増えてきました。寒い冬がヒタヒタと近づいているようです(^^)

さて、本題、お料理の紹介です。紅葉の話をマクラにしたので…というわけではありませんが、秋を感じさせる色合いのお料理をご紹介します。大根や蓮根など、根菜が美味しくなって来ました。ちょっと太めの、プリっとした大根を見ると、煮物は勿論ですが、「なます」を作りたくなります。ということで、今日はのお料理は「柿なます」です(左写真クリックで拡大)。瑞々しい大根は、切っていると 水分がにじみ出てきます。甘い柿と和えるので、ほんの心もち、いつもよりお酢を効かせています(^_-) by  ichi

かぶらと柿のなます/高倉健さんの「新幹線大爆破」


高倉健さんが、亡くなりました。また「昭和」が一つ消えた…という感じで寂しいです。健さん主演の「新幹線大爆破」(1975)という映画があります(右画像クリックで拡大)。東京発の新幹線に爆弾が仕掛けられ、時速80キロ以下になると爆発することになっています。なので、その新幹線は時速81キロ以上で走り続けなければならない、そして博多に着くまでが事件解決のタイムリミット…。

爆弾を仕掛けた主犯格の男を健さんが演じています。ハラハラドキドキのスリリングな映画です。私がまだ高校生か大学生だった頃、テレビで放映されているのを観て印象に残っていましたが、それ以来、鑑賞の機会が無いままになっていました。

ところが、 最近、ビデオオンデマンドで配信されていることが分かり、再鑑賞の念願が叶いました(^^)。やっぱりハラハラドキドキ、とても面白い映画です。宇津井健・竜雷太・千葉真一・山本圭など、往年の名優さんたちも出演しています。みんな若いですね~(上画像は Hulu の高倉健・追悼特集。クリックで拡大)

さて、枕の話が随分長くなりました。今日のお料理は、「かぶらと柿のなます」です。奈良は柿の産地、9月頃からあちこちで売っています。干し柿も一般の家庭でも作っておられ、軒下に吊るしてあるのを時々見かけます。かぶらと柿で作った「なます」、お酢の酸味、柿の甘味、絶妙なバランスです。そして、真っ白なかぶらと、柿の「柿色」(正に柿の皮の色は、オレンジ色ではなく、“柿色”ですね) が、お互いを引き立て合っています^_-(左写真クリックで拡大)  by  ichi

柿の白和え


師走も、もう3分の2が過ぎました。寒くなりましたね~。先週から、靴下が3枚履きになりました(笑)。2度目の奈良の冬、確かに寒いのですが、今のところ、昨年ほど寒くは感じないのです。体が慣れたのか、それとも、寒い冬の過ごし方が、少しは身についたのか…。冬の終わりには、やっぱり寒かった~、と言ってるかもしれませんが(^^;;。寒さはこれからが本番です。皆さん、風邪などひかず、元気で年末年始を過ごしましょうね。

さて、先週お邪魔した岡崎のマイトレイヤさんの忘年会(→2013/12/15 参照)で出していただいたお料理に「柿の白和え」がありました。こんな感じだったかなー、と作ってみたのが左写真です(クリックで拡大)。和え衣にピーナッツペーストを使っておられるように思ったので、いつも使うゴマペーストの代わりに入れてみました。また少し違った味わいの、和え衣になりました(^_-) by ichi

柿なます


秋・冬に咲く花の苗を買いに、ホームセンターに行ったら、イチゴの苗が沢山入荷していました。今、植え付けをしたら、来年の春、実をつける…これはなかなか楽しいしぞ、と思い、2株買いました。そしてその数日後、別のホームセンターに行くと、そこにもイチゴの苗がどっさり。また欲しくなって、3株買いました(笑)。さて、来年の春、お客様に出せるように、沢山実をつけてくれるでしょうか。楽しみです(^^)

イチゴってバラ科なんですね(バラ科>オランダイチゴ属)。名前の通り、18世紀にオランダで交配されたものが、現在の種の元になっているそうです。

さて、柿の産地、奈良では、あちらこちらで柿が売られているのを見かけます。今年は不作だったとか。夏場の高温と、雨が少なかったことが影響していると聞きます。柿と大根で、なますを作りました(左写真クリックで拡大)。お酢の加減と、柿の甘さ、この2つのバランスが味付けのポイントです(^_-) by ichi

残柿@西ノ京


阪神・淡路大震災があったのが、18年前の本日早朝。あらためて、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

私は、当時、大阪市淀川区の団地に住んでいたのですが、そこも結構揺れて、目が覚めるとすぐに、27インチのテレビ(ブラウン管なので重い)が倒れないように押さえたことを覚えています。地下鉄が運休していたため自転車出勤したこと、会社のテレビで神戸の惨状を知ってショックを受けたこと等、ピンポイントで鮮明に記憶に残っています。芦屋の知人は、その日その時、なんとお風呂に入っていて(当然ですが)素っ裸だったとか(^^;;。皆さんは、あの時、どこで何をされていたでしょうか。

さて、西ノ京駅からあす香への途中、少し外れたところに畑があって、そこに柿の木が植えられています。周辺は、今、住宅地ですが、昔は、駅のすぐ近くまでこのような畑だったはず。残柿の色が鮮やかです(左写真、クリックで拡大)。この写真を撮った時、数羽の野鳥が鳴きながら枝の間を動き回っていました。冬のこの時期、彼らにとって渋柿も貴重な食料なのですね(^^) by dan

柿クリーム


奈良は柿の産地だけあって、あちこちで柿の直売所や、店先に柿が沢山置かれているのを見かけます。しかも安いので、ついつい買ってしまいます。食べないまましばらく置いておくと、かなり柔らかくなってしまいました。思いつきで、豆腐クリームと熟柿で、柿クリームを作りました。

淡いオレンジ色の柿クリーム、元々の豆腐クリームの甘味に、熟した柿の甘さが加わり、かなり甘味が強いです。写真は生の柿をくり抜いて、そこに柿クリームと豆腐クリームを半分ずつ入れてみました(左写真、クリックで拡大)。白玉団子に添えてもキレイかな…なんて考えると、楽しくなってきます(^^) by ichi