Tag Archives: 奈良

西大寺


大和西大寺→尼ヶ辻→西ノ京というルート(歴史の道)を歩いてみました。同じ奈良でも、東(東大寺、奈良町)と西では雰囲気が随分異なります。何かと賑やかな東部を「表」とすれば、西大寺周辺は「裏」(=通好み)と言えるかもしれません。

例えば、今回行った西大寺。私自身、日本史で学習した記憶が残っておらず、他の人も同様とすれば、知名度はかなり低い気がします(奈良県人を除く)。大和西大寺(駅)も単なる地名と思われていて、近くに西大寺というお寺があると聞いてびっくりする人もいますから…(^^;;

  

大和西大寺駅から徒歩5分とかからないところにお寺はあり、足の便はよいです。土壁がいい色合いで、落ち着いた雰囲気。駅にはレンタサイクルもあるので、うまく使えば、周辺のスポットをいろいろ回れます(^_-)☆ by dan

がんこ一徹長屋@西ノ京


西ノ京駅の近くに、がんこ一徹長屋という伝統工芸の職人さんが集まる長屋があります(一徹&長屋と聞いて「巨人の星」を思い浮かべた人いませんよね^^;;)。先日、初めてそこを訪問しました。手打ちうどん屋さんもあるので、昼食を挟んでじっくり見るのもよいかもしれません。

入口近くにあったのが、「展示室」=墨・篆刻(てんこく)のお店です。筆ペンすら満足に使えない私にとって、普段縁のない商品ばかり。いろいろ勉強になりました。例えば、硯(すずり)。10,000円以上の商品になると、手触りが全く違います。安い商品にあったざらつき感が一切なく、すべすべ。立派な硯箱も付いてきます(^^)

半額セール中の「一文字雅号印」の中に、たまたま自分が欲しい漢字があったので、記念に一本購入(→こんな感じの商品)。意味も無く押印して、ひとり悦に入っています(^o^)。面白かったのが、漢数字の一(いち)。篆刻作家によって異なるようですが、そこで私が見たのは横棒一本ではなく、無限大(∞)に似た刻印でした。 by dan

自然素材の家@西ノ京


奈良・西ノ京を散策中に、たまたま『自然素材の家』の見学会に出会い、見せていただきました。これは、よくあるモデルルームではなく、実際に出来上がった家に、その所有者の方が住む前に、見学させていただくというものです。

設計・デザイン・建築を手がけるのは、Bfie(ブフィエ)さん。木の温もりと、人の暖かさ、作り手の熱い想いと自信を感じました。合板や壁紙を使わないなど、家造りへの想いは(普通は『こだわり』という言葉を使うのでしょうか)、BfieさんのHPに譲るとして、こんな家に住めたら、どんなに素敵なことかなー、と思いました(^^)

この日はdanと一日断食をしていた日で、家を見学していた頃が、丁度空腹のピーク。家の中に入ってスタッフの方々と挨拶をかわすや否や、お腹がグルルー、と鳴り出し、聞こえたんちゃうかなー、とヒヤヒヤもんでした(汗)

写真は「おかゆパン」です。玄米をお粥状に炊いて、レーズン等ドライフルーツを入れて、小麦粉を加えた物をオープンで焼いたおやつです。小腹がすいた時に食べるのに丁度良いので、あれば外出に持って行ったりします。 by ichi

■dan補足
自然素材の家=化学物質を含む建材を使わずに建てた家(最近、再び問題となりつつあるシックハウス症候群とも無縁のはず)。Bfieの社長さんも、三食、玄米を食べておられるとのことです。いい御縁を頂きましたm(__)m

奈良(秋篠寺)


GWの奈良サイクリング、中盤をすっ飛ばし、終盤に訪れた秋篠寺(あきしのでら)。伎芸天で有名なお寺です。境内には自然が残り、良い感じだな、と単純に思っていたのですが、「秋篠寺沿革略記」に気になる記述を見つけました。

明治初年廃仏棄釈の嵐は十指に余る諸院諸坊とともに寺域の大半を奪い、自然のまゝに繁る樹林の中に千古の歴史を秘めて佇む現在の姿を呈するに至っている。

秋篠寺のすぐ近くに競輪場(!)があるんですが、こうした歴史も背景にありそうです。念のため、廃仏毀(棄)釈を Wikipediaで確認すると、いささかショックな記述を発見。

現在は国宝に指定されている興福寺の五重塔は、明治の廃仏毀釈の法難に遭い、25円で売りに出され、薪にされようとしていた。大寺として広壮な伽藍を誇っていたと伝えられる内山永久寺に至っては破壊しつくされ、その痕跡すら残っていない。…廃仏毀釈が徹底された薩摩藩では、寺院1616寺が廃され…(以下略) [Wikipedia/廃仏毀釈]

「破壊しつくされ…」ということは、相当、恨みつらみがたまっていたのでしょうね(^^;;。歴史は残酷。あらためて思いました。 by dan

奈良(歌姫街道)


GWの一日、大和西大寺を起点に奈良・京都の県境を反時計回りにぐるりとサイクリングしてきました。「京都・奈良・滋賀自転車散歩」(山と渓谷社)のNo.14「奈良から木津川自転車道へ」というコースをベースにしています。

まず、大極殿を遠目に平城京跡を通過し、歌姫街道を北上。歌手を目指す人が詣でるところとして有名…という話は残念ながら聞きませんが、途中にある歌姫神社といい、ロマンチックな名前です。このあたり、別の方のブログに詳しく書かれていますので、以下、写真だけ載せておきます(各々クリックで拡大)

  

歌姫神社(正式名称は、添御県座神社/ そえのみあがたいますじんじゃ)の近くにあった楠の大樹&パワーをもらうichi。そして、街中の細い旧道を抜けたところに広がる「歌姫農園」。名前につられて?思わず、ここで働こうかと思いました(^^) by dan

コガタコガネグモ(西ノ京)


クモが苦手な人にはすみません。西ノ京のとある民家の庭先で見つけたクモの写真です(拡大しなければ、大丈夫?)

自宅に帰って調べると、どうもコガタコガネグモのようです。西ノ京だと、畑も残っており、モンシロチョウもたくさん舞っています。そう、今は春なのです!(^^)

民家の間には「原っぱ」もあり、私が子供の頃に遊んだ風景を思い出しました。遠くに行かなくても、家の近くで昆虫採集ができたんですよね。恐がりの私は、カマキリをなかなか捕まえることができませんでしたが…。 by dan

PS 数年前、東京で ドラえもんとはらっぱ という展示会があったそうです。はらっぱ(空き地)に郷愁を覚える人って案外多いですよね(^^)

唐招提寺(西ノ京)


先日、ichi と一緒に奈良の西ノ京に行ってきました。東大寺や元興寺のエリアから離れていますが、薬師寺と唐招提寺というビッグネームが2つ隣接して建っています。あまり観光地化されておらず、静かで落ち着いた雰囲気の街です。

実は、danが唐招提寺に入るのは今回が初めて。まず、正門から見た金堂が教科書の写真そのままということに、妙に感心(^^;;。また、想像していたよりずっと本格的な建物でした。写真では、スケール感までなかなか伝わりませんね。堂内には国宝の仏像がずらり。1200年以上も保存されていることに、あらためて驚きました。

金堂の裏には境内であることを忘れさせる自然が多く残っており、季節毎に違った表情を見せてくれそうです。気に入りました(^^) by dan

「菜一輪」で食事会 (2011年4月)


4月のとある日曜日、奈良のマクロの老舗、菜一輪さんへ、食事に行きました。

親しいお客様、あす香スタッフ千佳ちゃん&私の総勢8名で、ランチを楽しみました。美味しい玄米ご飯と、繊細なお料理に、皆で感動!ゆっくり美味しいお料理をいただきながら、よく喋り、よく笑い、本当に楽しい休日になりました。

食事の後、奈良町を散策、お茶をするつもりが、小腹がすいたと全員にゅうめんセットを食べ…(笑)。しっかりリフレッシュできた日曜日でした(^^)