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青い尻尾の蜥蜴/トカゲの話


先日、庭のプランターの下でトカゲが日光浴をしていました(右写真クリックで拡大)。綺麗な青い尻尾です。青銀色とでもいうのでしょうか。すっと一直線になっているし、色も鮮やかなので、一瞬、作り物かと思いました(^^;;。名前を調べると、どうやら「ニホントカゲ」。青い尻尾は幼体だそうです。

余談ですが、トカゲを漢字で書くと「蜥蜴」。すみません、大人のくせして書けません(苦笑)。考えたら、コウモリ(蝙蝠)、サソリ(蠍)、クモ(蜘蛛)、トンボ(蜻蛉)、カマキリ(蟷螂)、コオロギ(蟋蟀)…難しい漢字ばっかり。ひょっとして全部書けた人いますか?(無条件で尊敬します!)

このニホントカゲ、研究の結果、西日本と東日本では生息種が異なる(外見は似ているがDNAが異なる)ことが最近わかったそうです。で、東日本の生息種は「ヒガシニホントカゲ」と命名されました(→こちら参照。左地図も同頁より)。分布図によれば、滋賀県なんか見事に真っ二つ(苦笑)。琵琶湖の東岸と西岸で、トカゲの種類が違うって面白いですね(^^) by dan

語源は意外なところに…/オタマジャクシの話


先日、有馬に行った際、水田を見ると、かわいいオタマジャクシがいるではありませんか。オタマジャクシを見ること自体久しぶりだった上に、大群だったので、びっくりしました(右写真クリックで拡大)。手持ちのカメラ付携帯では全体の様子がうまく撮れませんが、目につくところ、すべてオタマジャクシ。百匹、二百匹を遙かに超える数です。いるところにはいるんですね(^^)

奈良・西ノ京に帰って、近くの水田を観察しても(アメンボはいましたが)オタマジャクシは見当たらず。農薬の有無とか、何か違いがあるのでしょう。

ことのついでに、オタマジャクシの語源を調べると(なんと)滋賀県の神社に端を発するようです。『お守りとしてしゃもじを授ける「お多賀杓子/おたがじゃくし」という慣わしがあるが、これは「お玉杓子」や「オタマジャクシ」の名の由来とされている』のだとか(Wiki>多賀大社より)。うーむ、お玉が、一般名詞ではなく、(お)多賀という固有名詞から来ていたとは…。日本語は奥が深いですね(^^) by dan

セミの話 2013


先日、あす香の門扉のところにセミの抜け殻があるのを ichi が発見。庭から這い出た後、ここまでやってきたようです。地上10センチ程度の高さで孵化していました(小さくてわかりにくいので拡大写真も付けておきます。各々クリックで拡大)。抜け殻を発見した翌日(7/11)、近所で一斉にセミが鳴き出したのですが、皆さんお住まいのところでも、もうセミの合唱が聞こえていますよね?

そして右ショットが、昨日の朝、庭で発見した、孵化したばかりのセミ。羽は透き通るようなきれいなグリーンで、抜け殻もまだしっとり濡れている感じ(写真クリックで拡大)。場所は(なんと)自転車カバーの上です。自転車通勤しているので、平日だと(セミさん、ゴメンなさい!!と言いながら)カバーを取らねばならないところでした。祝日&雨の日でよかったです(^^) by dan

昨年は、2階の壁で孵化しているセミがいました(→2012/07/25参照)。どのように判断して孵化場所を選ぶのか、ホント、謎です。

コイの街、大阪/八木ビルの鯉


「♪宵闇(よいやみ)の大阪は ♪二人づれ恋の街」という歌が昔ありました。上沼恵美子が海原千里・万里という漫才コンビを組んでいた頃の曲、「大阪ラプソディ」です(ご存じない方はこちら)。そう、大阪はコイの街だったのです。

…ということで、今回は、大阪のビル街で見つけたコイをご紹介します(無茶な前ふりでした^^;;)。堺筋本町の近く、八木ビルの北側に噴水があります。前から知ってはいましたが、その噴水の池の中がどうなっているか、考えたこともありませんでした。

ところが、先日、ふと中をみると、鯉がたくさん泳いでいるではありませんか!池が道路より上にあるので、ホント、目の前を鯉が泳いでいる感じで、迫力満点。大きい鯉もいます(下写真、それぞれクリックで拡大)。これからどんどん寒くなってきます。人間に飼われているとはいえ、冷たい水の中で生きている鯉って、やっぱりたくましいですよね。あらためて感心しました(^^) by dan

  

ハロウィンなリクガメ@法隆寺


先日、法隆寺の前でリクガメをみかけました(写真左、中央。それぞれクリックで拡大)。1枚目の写真、子供の足の大きさでおおよその見当がつくと思いますが、結構大きいです。大人が両手で抱きかかえるようにしないと持てない大きさ。ペットとして飼われているようで、飼い主の方と一緒に、散歩していました。

  

2枚目の写真はリクガメの顔のアップ。ハロウィン(ハロウィーン)の帽子が妙に似合います(^^)。思いの外、足が速いのでビックリしました。ノロノロではなくスタコラ歩く感じ…(逃げ足の速さもあって?結局、リクガメの写真が撮れたのは、この2枚だけ)。あと、オマケの3枚目は、法隆寺に来た証拠としてアップしたものです(^o^) by dan

参考サイト
リクガメ専門ショップ トータス・スタイル
リクガメジャパン

夏の夜の快談/セミの話その2(後編)


前篇より続く) ichiに教えてもらった花を見ると、確かにセミの抜け殻がついています(右写真、クリックで拡大)。朝に鉢植えを外に出し、夜に室内に戻すのですが、外に置いてあった時に登ってきたらしい。で、暗くなってから脱皮開始⇒深夜にキッチンへ出現とあいなったようです(^^;;

セミの生態等については、Wikipedia>セミ を参照。(前篇)のGIF動画もここからお借りしています。

その後、セミは天井から窓際へ移動し、私が見守る中、しばらく日向ぼっこ(右写真、クリックで拡大。羽の一部が緑色なのは羽化後間もない為?)。朝日を浴びて体も暖まったのか、だんだん動きが活発になってきたようです。で、網戸を開けてやると、元気よく飛んで行きました。

いやぁ、よかった、よかった。以上、「快」談として、ご紹介させて頂きました。それにしても、引越早々、あす香もセミになつかれていますねぇ(^^)  by dan

秋篠川のアメンボ


秋篠川沿いの道を散歩していて、橋の上から川面を見下ろすと、亀の親子が泳いでいました。「これはシャッターチャンスかも…」と、川辺に下りたところ、人の気配を察して、水中にどぽんと潜られてしまいました(^^;;

そのかわりに?発見したのが、アメンボの群れ。アメンボも暑さは苦手なのか、橋の影で風に吹かれて涼んでいる様子(右写真、クリックで拡大)。こんなにたくさんのアメンボを見たのは、大人になってから初めてかもしれません。「手のひらを太陽に」(やなせたかし作詞、いずみたく作曲)に

♪ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな 生きているんだ 友だちなんだ♪

という一節がありますね。それを思い出しました(^^) by dan

夏の夜の快談/セミの話その2(前篇)


某深夜。疲れもあってキッチンでdanがうたた寝していると、突然、ジッジーという鳴き声とともに、大きな虫が床に落ちてきて、目が覚めました。

寝ぼけ頭で確認すると、なんと、セミ。「あれ~、どこから入ってきたんだろう?明日、外へ逃がしてやらねば…」と思いつつ、セミを放置して2Fへ上がり(オイオイ)、ichiに「キッチンにセミがいたよ」と伝え、そのまま寝てしまいました(言い訳:なにしろ、眠たかったのです^^;;)

で、翌朝。少しゆっくり目に起きた私がichiにセミのことを聞くと、「今、天井にとまっているよ」とのこと。さらに「お客様から頂いた花にセミの抜け殻がついてるけど、そこから出て来たんとちゃう?」とも(後編に続く) by dan